帳簿付けや在庫整理、均一本の補充などやっていたら23時前。ついでにずっと開けていたら、外国からの観光客の方がzineなど買ってくれた。本を発送して店に戻り、アメリカの実験映画作家Larry Gottheimの1970年作品”Fog Line”を見る。定点でとらえた、霧深い丘の風景。映るのは数本の木と電線のみで、それらを包み込む霧が約11分の間薄くなったり濃くなったりを繰り返すだけの作品。
予定よりも仕事が遅くなってしまい、結局この日税務署へ提出する書類の作成はできず。
25日(日)
朝9時過ぎに起きる。もう少し早く起きたい。朝ごはんを食べて、まどの漫画のゲラチェック。雑誌に掲載され始めた頃は、まどがどれに掲載される予定の作品の作業をどこまで進めているかまでわかっていたけど、今はほぼわかってない。もっとパートナーの仕事に興味を持ったほうがいいんじゃないかと思うこともあるけどまあいいか。お弁当の用意をして外出。
この日も少し早めの開店。気温も低く雨が降ってはいるがお客さんはそこそこ多く、ありがたい。店頭買取はお預かりで段ボール5箱ほど。徳島から川人さん来店。鳥取に行ってきたそうで、汽水空港にも寄ったとのこと。自分はまだ鳥取駅周辺にしか行ったことがない。他の街にも行ってみたい。お客さんがいない間に、明日税務署へ持って行く書類を準備する。割とすぐに完成。明日無事に受理なるか。夜になるとお客さんは少なくなり、先日届いた小内光さんの新しい冊子を品出しする。これは昨年夏に小内さんが長野県で滞在製作と展示をされた際の記録をまとめたもの。デザインは明津設計こと浅田農さんによるもので、表紙に差した(ように見えるデザイン)光と影が美しい。yomsでの販売分は、冊子単独での販売と別に展示で使用された陶器作品のついた限定エディションも製作してくださった。お気遣いいただきありがたい。
ここ最近、疲れからかなんなのか、唇から血の気が引くような感じと呼吸の浅さが同時にやってくることがちょくちょくある。過呼吸か、自律神経の何かによるものか。今日はお客さんに愛想のない対応をしてしまった気もする。反省。
閉店後、本の出荷。作業部屋でビール飲みつつ、村上さんから買ったミャンマー竪琴のCDを聞く。いい感じだ。ミャンマーはクーデター前から海外発送に関して厳しい規制があり、CDも直接現地まで行って買い付ける必要があるとのこと。キャンバスの続きをやり、完成。
帰宅、風呂。『今和次郎採集講義』読み終えて寝る。
26日(月)
朝8時に起きる。朝ごはんを食べてお弁当を用意し、早速外出。以前日の出タクシーの営業所があったところを通り過ぎると、新しいお店ができるようで、工事が行われていた。古い建具を使っている。和食メインの定食屋さんだろうか。
税務署へ行き書類の提出。特に問題なく、思ったよりも早く終了。税務署の窓口業務の方々は、日々いろんな人が来るだろうにいつも穏やかに対応してくださる。自分も見習いたい。まどと南へ行く。小島信夫、森敦『文学と人生』読み始める。小島信夫『別れる理由』終了後に行われた対談をまとめたものだけど、内容としてはほとんど続きに近い。出てまどと分かれ、作業部屋で個展に向けての準備。
開店。気持ちを入れ替えて、お客さんに明るい声で挨拶するよう心掛ける。店頭買取1件。品出し、発送準備、査定進める。小鉄君来てくれて、ラーメンや音楽の話などする。昨日お預かりした段ボール5箱査定完了。やるべきことを少しずつ終えることができて気持ちがいい。広島へ異動になった小林記者が久しぶりに来店。裁判の取材?か何かで香川へ出張があったとのこと。仕事忙しいようだけど、そんな中うちに寄ってくれたのがありがたい。おととい来て花原君のイラスト集を買ってくれた海外からの観光客の方が、友達へのプレゼントにともう1冊買ってくれた。
日記を見返してみると、友人知人が来ない日のほうが少ないようだ。レジに座ってばかりいると気持ちがふさいでしまいがちだけど、たくさんの人に支えられてなんとかここまでやってこれているのだということを忘れないようにしたい。
今日はこれから在庫整理作業と、個展に向けての準備。
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