2024年2月24日土曜日

ミャンマー音楽トーク、連休(2024年02月22~24日)

21日(水)夜

閉店後、本の出荷。雨に降られてしまう。店に戻り、源泉徴収について調べもの。帰ってビール、サルトル『嘔吐』少しだけ読む。


22日(木)

朝8時過ぎに起きる。この日はミャンマー音楽トーク当日。なぜかトークのお客さんがルヌガンガに殺到し、中村さんに聞いても「私も齋藤さんからそう(ルヌガンガでの開催と)聞いてましたよ」との返事で、ルクスへ行ってみるとお客さんはゼロ。まいちゃんは謎に誕生パーティーのような派手な飾りつけをしていて「今すぐ全部外してくれ」と言う夢を見た。こういうハラハラする夢を見ることが昔から多い。

朝ごはんを食べて、源泉徴収続き。国税局にも何回か電話をかけ、なんとか提出すべき書類はまとめられそう。間違っている気しかしないけどどんなもんだろう。まどからドーナツもらう。お弁当を用意して外出し、みかんを買って店へ。

開店。天気は相変わらず良くないが、雨が降っていないだけましか。イベント準備の関係で16時半までの営業だったけれど、意外とお客さんも来られて売り上げもあり、うれしい出張買取依頼も入った。イベント前に村上さんも寄ってくれた。今回の西日本ツアーで、村上さんは2週間以上に渡りほぼ毎日様々な都道府県をまわっている。毎回旅先での新しい発見をお聞きするのも楽しみのひとつだ。

16時半にyomsを閉め、帳簿付けなどをやってルクスへ行く。まいちゃんが早めに来て会場設営をやってくれていたようで、椅子がきれいに並んでいた。少しして村上さんが到着し、セッティング。余裕を見て早めに始めたけど、懸念していたプロジェクターの設置なども難なく終わり(村上さん持参のプロジェクターが自動でピント合わせも台形補正もやってくれる優れものだった)、隣のうえまつ食堂で軽く晩ごはんを食べた。

イベントは前回と比べて新しい話題が多く、村上さんがミャンマーのご友人と昨晩(!)やりとりしたメッセージも紹介されたりと、毎回見ている自分もかなり聞きごたえがあった。悪天候の割にお客さんにも恵まれ、無事に終えることができた。物販も売れていたようだ。終了後のお客さんからの質問もかなり多く、こちらもうれしい気持ちになる。yomsのキャパを越えるお客さんが集まったし、ルクスでやってみて良かった。


23日(金)

朝9時半に起きる。朝ごはんを食べて洗濯物を干す。

開店。祝日で3連休初日ということもあり、お客さんが多い。

京都でdeepblueseabooksという古書店を運営されている方が来られる。東京の友人、川口貴大さんからyomsのことを聞いていて、高松での打ち合わせがてら寄っていただいたようだ。話をすると共通の友人知人がとても多く、映画祭や展覧会の企画など様々な活動をされているとのこと。現在も国内外を飛び回っていて、とても刺激になった。またお会いして、企画の進め方など伺ってみたい。

京都から友人の画家はまぐちさくらこが来てくれる。以前来た時に「香川で展覧会をやりたい」と言っていて、何か決まったのかなと思っていたら、普通に観光で来たようだ。まどと合流して商店街へ行った。今度は一緒にご飯でも食べたい。

大三君が、現在高知にお住まいの阿部航太さんご一家と一緒に来てくれる。阿部さんはグラフィックデザインや文化人類学を軸に様々な活動を行っていて、ブラジルのストリートカルチャーに取材した映画『街は誰のもの?』も発表している。お話すると、yomsのSNSでの投稿をチェックしていただいているようで、このブログもご覧になっているそう。思わず「読んでる人、いるんだ…」と言ってしまった。すみません。大三君もたまに読んでくれているらしい。うれしい。

まさみさんと林田さん来て、英語どうやったらうまく話せるようになりますかね、という話。間違っててもいいから店に来た外国人客にガンガン話しかけるのが良いだろうか。

閉店後、本の発送。韓国のりをつまみにビールを飲みつつ、読書。こないだヤフオクで買った『beat jazz』という怪しげなジャケットのコンピレーションアルバムを聞く。コールマン・ホーキンスやサン・ラ、ジャック・ケルアック、ムーンドッグなどが入っている。全体的にジャズではあるけどスタイルは様々。『嘔吐』読み終え、絵の続きをやる。もう少しで完成しそうだけど、なかなか決め手がつかめない。帰って風呂に入って寝る。


24日(土)

朝8時半に起きる。雲は出ているけど久しぶりにまずまずの良い天気。食器片づけなど。お弁当を用意して外出、南でモーニング。『今和次郎採集講義』読み始める。この本は展覧会に合わせて発行されたもので、東京にいた時に買ったものの火事でだめになってしまったのだけど、先日また買取で入った。ネットでは高くなっているようだ。図版が豊富でうれしい。この展覧会が開催された2011年末から2012年始めにかけては、府中市美術館で石子順造展、お台場の日本科学未来館で梅棹忠夫展も開催されていて、とても楽しかった記憶がある。

まどと分かれて店へ戻り、そうじ。30分ほど早く開店。この日もお客さんは多い。店内が満員になったと思ったらゼロになったり、波が激しい。以前お預かりした分の支払いが1件、さらに店頭買取2件。まどかさん来て、『哀れなるものたち』の感想など話し合う。ラストの展開について意見が一致。なぜかロリータファッションの話もする。買取で入った雑誌『remix』の2009年7月号をめくっていたら、去年高松でもライブをやっていたK-BOMBさんのインタビューが載っていた。かっこいい。

「スピーディーにものごとが変わっていくのがやなんだよな。それをやればある程度のとこまでいけるとしても、俺にはそれは必要ない。俺は遠回りしてそこにいく。それが俺のペースなんだ。」
「売れるものを売れるようにやることは、当たり前にできる立場にいたからね。でもだったらダメだって言われてるものを良いって言わせたほうが、よっぽど俺の価値になるんだよね。裏を知れば知るほどそう思っちゃったね。東京をどうにかしてやるってね。」

夕方ごろ、今日tooniceでライブの蓮井さんが竹内さんと来てくれる。少しお話。夜には愛媛の三帆堂さんが来られる。松山にも久しぶりに行きたい。

最近ずっと、絵と古本屋と、どのようなバランスでやっていくかを考えている。県外から展覧会の依頼があるのはうれしいけど、なかなか支出も多いし、臨時休業ばかりではお客さんに申し訳ない。どうにか工夫して楽しくやっていきたいが。もっと生業と表現をすり合わせていくようなことはできないだろうか。

今日はこれから税務署へ提出する書類の仕上げ。

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