23日(金)夜
閉店後に本を出荷して、スーパーで見たことのない缶チューハイ(名前忘れた)を買ってみる。赤ワインベースで、コリアンダーエキスが入っていて変わった香り。午前中に買った江利チエミのレコードを聴く。いろんな民謡を東京キューバンボーイズや中村八大トリオをバックにジャズ/ラテン風にアレンジ。キャンバスを進める。家に帰ってシャワーを浴び、明日持っていく着替えなどを準備。12時過ぎに寝る。
24日(土)
朝8時ごろに起きる。まどと南珈琲へ行きモーニング。少しスケッチブックに絵を描き、大里俊晴「マイナー音楽のために」読み進め、郡司ぺギオ幸夫「群れは意識をもつ」読み始める。
「肉体は、視覚・聴覚・触覚といった感覚をもっている。したがって、肉体の拡大として成立するような身体は、肉体以外の場所に感覚を伴う可能性さえあり、肉体が縮退して成立する身体は、肉体にある感覚を喪失させる可能性がある。」(「群れは~」p47)
南を出て、Voidへのお土産にお茶を買う。レンタカーを借り、高松駅前でさっこと合流。明日さっこは大阪でパフォーマンスの予定があるそう。昼ご飯にうどんを食べる。だいぶ高速の運転にも慣れ、さっこと車内で絵の話などをしながらとばしていたら思っていたよりも早く加西に着いた。
個展は早いものでこの日が最終日。終わりの2時間半ほど在廊できた。さっこは興奮気味に見てくれている。Voidの中古レコードコーナーを見るといろいろ安く、Biz Markieとか買いたかったが、迷っていたら搬出の忙しさに気を取られて買いそびれてしまった。搬出はキャンバスの梱包に時間がかかり、3時間ほどで完了。
伊藤さん宅の離れ(Voidに来たアーティストやミュージシャンの宿泊スペースでもある)で伊藤さん、Voidスタッフのハヅキさんと打ち上げ。ハヅキさんもとてもフレッシュな人で面白い。最近面白かった小説は何ですか、と聞かれて「保坂和志の『残響』面白かったですよ」と答えると、1分も経たないうちにAmazonで購入していた。いろんな話ができて楽しかった。シャワーを浴びて1時過ぎに寝る。
25日(日)
朝6時過ぎに起床。ドタバタと出発し、高松へと向かう。眠眠打破を久しぶりに飲んだ。鴻ノ池サービスエリアに立ち寄ると、案内板にはらたいらのイラストがあしらわれており(高知県出身のようだ)、昭和レトロな感じでかわいかった。日曜だからか下道の混み具合はそれほどでもなく、少し早めにレンタカーを返却。
商店街をふらふらと歩き、きむらで夜に食べる弁当などを買って、マクドナルドでぼーっとする。昼ご飯ははなまるでシーザーサラダうどんとコロッケ。はなまるにはほぼサラダ系うどんを食べに来ている。
開店。お客さんは少なめ。査定、品出し、発送準備進める。体は疲れていたけど、意外と仕事できた。ネットで注文していた高橋悠治「カフカ 夜の時間」届く。休憩に谷口ジロー「東京幻視行」読む。SFものの背景の描き込みがすごい。夕方ジュノ君来て少し話す。昨日高松ではSyndicateとCenterで阿野谷昌穂さんの展覧会のオープニングが行われていた。ジュノ君も行ってきたもよう。
閉店後、本を出荷し、スーパーでビールを買って帰る。余っていたカツオのタタキと冷ややっこで再び打ち上げ。スケッチブックを描き、スケラッコ「平太郎にこわい物はない」途中まで読んで、23時ごろに寝る。
26日(月)
朝8時に起きる。よく寝た。朝ごはんはトーストと味噌汁。バナナヨーグルト食べる。コーヒー飲みながら「平太郎」読み終え、「マイナー音楽のために」続き。長岡鉄雄についての文章がとても面白い。シャワーを浴びてお弁当の準備。郵便局で本の発送。
開店。お客さんは少なめで、この日は滞っていた連絡関係などを進める。7月に参加する古本市と、10月に参加する古本市2つへのメール返信。Voidにも請求書を作って送る。絵の活動と生業の古本業と、その2つ(今気づいたけれど、どちらも世の中から「稼げるわけない」と思われているものだ)の切り替えをこまめにやるのは難しい。どちらもやりがいがあるし、両方やっているからこそ起きる面白い出来事もたくさんあるので、展覧会があるからといって何日も臨時休業とかはしたくない。バランスが肝心。夜に大三君来てくれて、中園孔二展の感想を話す。
今日はこれからTSUTAYAでDVDでも借りようかと思う。
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