12日(月)夜
閉店後、キャンバスの続きをやる。あまりうまくいかない。新しいキャンバスも買いたいところだ。早めに家に帰ってシャワー。小島信夫「小説作法」読み進めて寝る。
13日(火)
朝8時前に起きる。パン屋に行き、朝ごはんはトースト。少し本を読んで、吉田喜重「女のみづうみ」見る。原作は川端康成。電車の中や砂浜の坂での会話シーンなど、映像美に引き込まれる。昼ご飯は、先日の加西でのライブイベントでゑでぃさんからいただいたうどんをかまたまで食べる。ほうれん草も乗せた。
店へ。今日は湯浅学さんと田口史人さんのトークイベントを燦庫で行う。出店もやるので、昨日選書した本を箱詰め。すぐに終わり、南珈琲へ。スケッチブックに絵を描いたり、手紙を書いたり、本を読んだり。
台車で2往復して、燦庫へ本を運ぶ。機材関係は全て持ち込むとのことで会場設営はすぐに終了し、井川さんと久しぶりにいろいろお話。17時過ぎになって、湯浅さん田口さん御子柴さん来られる。機材や出店の商品をみんなでわっせわっせと運ぶ。自分が田口さんと何かやる時にはたいてい大量の荷物を上の階へと運ぶことになる(偶然です)。井川さんが湯浅さんに「安斎肇さんに本当によく似ている」と言われている。セッティング一通り終え、4人でしんぺいうどん。久しぶりに来たらスマホでQRコードを読み取って注文するという方式になっており、戸惑った。外国人客が多い。その後マルナカへ。湯浅さんローカルなインスタントラーメンをたくさん購入。7時過ぎに燦庫戻る。
イベントはなんとかいい具合にお客さんも入り、トークは3時間にもわたった。今回は湯浅さんらが編纂したコンピレーションCD「幻の解放歌集」発売30周年記念のトークということで、個人的には90年代の話が面白く、「カルトGSコレクション」や「Suburbia Suite」、渋谷系、レアグルーヴ経由の和モノブームなどが同時代的に展開していった当時の空気を感じた。「歌集」に収録されている、以前聞いたことのあった曲も、良いスピーカーを通してレコードで聞くとまた違った迫力があった。本も少し売れた。いろいろな人たちが来ていて緊張したのか終了後はヘロヘロになってしまい、田口さんにあまりまとも挨拶できず。なんとか荷物を店まで運び、帰ってシャワーを浴びて寝た。
14日(水)
朝ごはんを食べて、午前中はダラダラする。ポテトサラダと焼き鮭を作り、お弁当を用意。
開店。昨日出店に持って行った本を棚へ戻していく。発送準備進める。ネットでよく売れていて、発送だけでも件数が多い。アルバイトMさん作業進めてくれる。だいぶペースが速くなってきた。まどかさん来てくれる。ソレイユへ映画を見に行ったそうで、大映のロゴの入ったトートバッグを下げている。まどもやってきて、映画の話をいろいろ。梱包が忙しく作業しながら話す感じになってしまったが、楽しかった。
この日は自主制作冊子の持ち込みが1件あったが、丁重にお断りする。このところまた持ち込みが増えている。せっかく連絡をいただいたのに申し訳ないが、基本的に扱いたいものに関してはこちらから連絡をして買い切るという形で仕入れていて、持ち込みは全てお断りしている。ワンオペということもあり、あまりにも商品を受けすぎると丁寧に紹介しつつ売ることが難しくなる。たまに「取り扱いの基準はなんですか」と聞かれることもあるけど、「なんとなくで決めてます」というしかない。一度お断りしても、後から気になって「扱わせてくれませんか」とお願いすることもあるかもしれない。なんとも言えない。すみません。
閉店後、zoomで来年秋に東京で予定している個展の打ち合わせ。まだ1年以上あるので気が早いけど、この展示はなんとなくたくさん会話を重ねていくことが重要な気がしている。ひとつ良いアイディアも出て、抽象的な話もでき、良い機会になった。
帰って「小説修行」読み終え、シャワーを浴びて寝た。
15日(木)
朝8時前に起き、お弁当を用意して南珈琲でモーニング。内山晶太「窓、その他」読み始める。出て、本の発送や消耗品の買い出しなど。作業部屋へ行き、キャンバスを少し進める。下塗りも1枚。
開店。ブログを書いたり、品出しをしたり。郵送買取の件を進める。この日は(自然な雰囲気で)タケノコをしょった女の子がやってきたり、Kさんが来て映画の話をしたり、Wax Gate Record天草さん来てくれたり、韓国かららしき観光客がたくさん買ってくれたり、夜になって久しぶりに平尾君が来てくれたり、売り上げも良く、すがすがしい一日だった。
今日は家にさっこが泊まる予定。いろいろ話そうと思う。
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