2022年1月9日日曜日

ズタボロと音楽(2022年01月08~09日)

07日(金)夜

閉店後、本を出荷してルクスへ。ゆず酒のソーダ割りを飲む。まいちゃんと店についての話になり、今読んでいる山下賢二、松本伸哉「ホホホ座の反省文」の話をする。まいちゃんメモをとっていた。家に帰りシャワー。スケッチブックにマーカーで絵を描く。読書して寝る。


08日(土)

朝8時前に起きる。朝ごはん。まどとTSUTAYAへ。タリーズで読書。「反省文」読み終え、金井美恵子「<3.11.>はどう語られたか」続き読む。情報量が多いので少しずつ読んでいる。画用紙にマーカーで絵を描く。DVD借りて帰る。

料理。カレーを作る。具は豚ひき肉、玉ねぎ、しめじ、ししとう、トマト。少しフェンネルシードを入れすぎたか。先日ご近所さんからいただいたグレープフルーツと一緒に食べて昼ごはん。洗い物をして、洗濯物を干す。

外出。久しぶりに茎へ行き、めぐさんと話す。最近やったという案件の写真をいろいろ見せてもらった。壁面に作った造花のアレンジメントがいい感じ。造花ならまめな手入れも必要ないし、重力にも逆らえるな。スイートピーを何本か買う。Syndicateで行われているグループ展へ。初日のオープニングパーティーに一度来たけど、じっくり見たかったのでもう一回。藤井さんといろいろ話した。

店に戻り、まどと店番交代。店頭買取1件。品出し進める。詳しくは書かないがお客さんからうれしい言葉をいただいた。最近褒められることが多い気がする。ありがたい。

閉店後、スーパーで買い物をして梱包用の段ボールをもらう。風呂。まどと話しつつ、キャンバス進めながら読書。「3.11」読み終え、フォークナー「響きと怒り」上巻続き読む。下巻の解説を読むと「1、2章は難解」というようなことが書いてあるけど、自分はこの文章とウマが合うのか、すらすらと読み進む。1時頃寝る。


09日(日)

朝7時前に起きる。もう少し寝たかったけど目が冴えてしまった。キャンバスを進めながら「響きと怒り」読み進める。途中から文章がズタボロ(?)になり、文章を読んでいるだけなはずなのに音楽を聴いているような気分になる(なぜズタボロが音楽と結びついてしまうのか、よく考えないといけない)。

「ボクたちは書斎に行った。ラスターが明かりをつけた。窓が暗くなった。それから暗くて背の高いところが壁にあらわれ、ボクは行ってそこにさわった。そこはドアみたいだったけど、ドアではなかった。」
「キャディとジェイソンが鏡の中でケンカしていた。『こら、キャディ』とお父さんが言った。二人はケンカしていた。ジェイソンが泣き出した。『キャディ』とお父さんが言った。ジェイソンが泣いていた。ジェイソンはもうケンカしてなかったけど、キャディが鏡の中でケンカしているのが見え、お父さんはボクをおろして鏡の中へ行き、一緒にケンカした。お父さんはキャディを抱きあげた。キャディはケンカしていた。ジェイソンは床に寝て泣いていた。手にはさみを持っていた。お父さんはキャディを抱いていた。」

こういう文章に触れるとものすごい解放感が襲ってきて「人生だな〜」と思ってしまうのはなぜだろう。不思議だ。キャンバス完成。

白玉をこねてゆでる。右腕の筋肉の衰えを感じる。まどと朝ごはん。まどは「3.11」は読むのがきつかったと話していて、気になった点をいろいろ聞く。確かにと思えるところが多かった。リマコーヒーさんに行き、また読書。近藤君と偶然会い、新年の挨拶。新潟に帰省していたそうで、新潟駅やバスセンターの変貌ぶりを聞く。

開店。品出し、カレンダーの梱包作業。店頭買取2件、どちらも段ボール1箱ほどで雑誌、詩、サブカル、ビジネスなど内容さまざま。ありがたい。平尾君や栗金商店の2人が来てくれて、いろいろ話す。堀金君は兵庫県のTobira recordでライブをやってきたそうだ。行ってみたいな。

今日はこれからまどと映画を見る。

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