2024年10月30日水曜日

こつこつ(2024年10月28~30日)

27日(日)夜

閉店後、Tさんインタビューのフリーペーパーを印刷しつつ読書。意外と印刷に時間がかかるので、早めに終わらせてしまいたい。東京に行った時にも会った人に渡そう。ル・コルビュジエ『エスプリ・ヌーヴォー』読み終える。

本を出荷し、雨の中帰宅。ヨーグルトを食べ、室生犀星『随筆 女ひと』読み進める。


28日(月)

朝7時に起きる。気温がだいぶ下がって肌寒く、個人的にはこのくらいがちょうどいい。朝ごはんを食べて『女ひと』読み終え、モーリス・ブランショ『至高者』読み始める。お弁当を用意し、まどと外出。郵便局で本を発送してこの日も南へ。『休みの集いVol.2』での展示プランを考えつつ読書。スケッチブックに1枚ドローイング。

久しぶりにルヌガンガへ。実家から送られてきた柿をおすそわけする。文鳥のおもちちゃんも柿が好物だそう。棚を見ているといろいろ発見があり、やっぱりたまにでも新刊書店に行かないとなと思えた。

開店。均一本の補充、出店関係の連絡、発送準備など進める。アルバイトMさん来て、支払いと受け渡し。以前から買取でお世話になっていて、大量のキャンバスを譲っていただき自分が再び絵をがんばるきっかけを作ってくれたIさんご来店。シャルロット・ぺリアンや村山知義の話などをする。ご実家にはIさんの祖父(明治生まれ)の蔵書がたくさんあるそうで、戦前のものも多いようだ。年末にまた出張買取でお伺いすることになりそう。

閉店後、スーパーに寄って帰る。ビールを飲みながらオタール・イオセリアーニ『歌うつぐみがおりました』見る。『ザ・シネマ』の解説にはイオセリアーニ版ヌーヴェルヴァーグと書いてあるけど、確かに音楽の使い方などはゴダールっぽさを感じる。


29日(火)

朝8時に起きる。シャワー。朝ごはんを食べ、料理。実家から送られてきた四角豆(うりずん豆とも言うそうで、沖縄のほうでよく食べられているらしい)とオクラをゆでて、梅肉とかつお節であえる。ほか鶏肉と野菜の辛みそ炒めを作る。お弁当の準備。なんだかんだで11時を過ぎてしまった。

外出。店に行って荷物をおろし、久しぶりにルーツレコードに行く。ノアルイズマーロンタイツのCDと、詳しいことはよく知らないが試聴したら良かったクラシックのレコードを買った。後者はクラリネット2本とバスーンのみの編成で、モーツァルトを演奏している。

店に戻ってお弁当を食べ、再度外出。レターパックを買い足して喫茶店に入る。この日はファイリング作業。気分転換に『至高者』読み進めつつ、作業を進める。喫茶店を出て、おやつを買って作業部屋でまたファイリング。さらにまた別の喫茶店に入って続き。一人でずっと作業していたら、なんだか自分のダメな部分に意識がいってしまい気が滅入ってきた。天気が悪いせいもあったかも。

作業を切り上げて、スーパーに寄り帰宅。浦山桐郎『私が棄てた女』見る。原作は遠藤周作で、本人も医師役で出演している。過去にさいなまれ続けるどうしようもない主人公と、クールで美しい浅丘ルリ子の対比。唐突なラストに驚く。少しフェリーニも感じた。


30日(水)

朝9時前に起きる。寝すぎた。朝ごはんを食べて洗濯と掃除、お弁当の用意。まどの淹れてくれたコーヒーを一口飲んで外出。2階作業部屋の片づけをやる。『休みの集い』が終わったらしばらく片づけと在庫整理に集中しよう。

開店。発送準備、品出しなど進める。出張買取の依頼が入り、徳島での出店の翌日に向かうことになった。電動ドライバーのバッテリーがやせてすぐ切れてしまうので、新しいものをネットで購入。些末事福田さん、MOTIFのお2人、ムサビに通っているというzineを作っている女の子、ハップさん、栗金商店の2人など、いろんなお客さんが来た。お客さんと少しずつ話すのはとても落ち着く。

こつこつ地味にやることの楽しさを噛み締めたい。今日はこれから帰って、少しゆっくりする。

2024年10月27日日曜日

出店、買い出し(2024年10月26~27日)

25日(金)夜

店を一旦閉めて車を取りに行き、明日の出店用の荷物を積み込んで帰る。


26日(土)

朝6時半に起きる。朝ごはんを食べて出発。店に忘れ物を取りに行ってから屋島へと向かう。少し早めに山頂の駐車場へ着いた。朝の光に照らされた景色がきれい。会場へはたくさんの車を寄せることができないので、2台ずつ交代していく形での搬入出。自分はその中でも一番最初の順番だった(県外からの方々は後の方の順番になるよう配慮されている)。スタッフの方々の協力のもと、さっと荷物を降ろし、早速設営を開始する。前回の高知での出店ではちょっと本を持って行きすぎてしまったけど、今回はまずまずちょうどいい量だった。設営それほど時間がかからず完了。かなり時間に余裕があったので、雨が降った時のことを考えて商品を少し移動。

イベント開始。週末の屋島なんて何年ぶりだろう。普段はずっと店にいるので新鮮な気分。たくさんの人が来ていて、なんべんもぐるぐるブースを見てくれるお客さんが多かったのも印象的だった。古本たかつかさんで大橋裕之『音楽と漫画』、五車堂さんで福原麟太郎『本棚の前の椅子』(装丁花森安治)、斑猫軒さんでブランショ『死の宣告』を購入。こうして挙げてみると、全部岡山から来られたお店だ。四国の出店者は大きめのブースを出しているところでもあまり本の年代やジャンルに厚みが感じられず、個人的には少し物足りない。単に好みの問題だし、日ごろから商売でやっている人ばかりではないし、人それぞれと言われればそれまでだけど、本への入り口を通過してより深い読書体験を求めている潜在的なお客さんは、売る側の想像以上に多いはずだ。自分はそれに応えたい。

イベントは天気も好転して、つつがなく終了。売れた手ごたえもあり。荷物を店に置いて、家の近くの駐車場に車を停める。まどと合流して、よって屋で夕ご飯。この日はまどの誕生日なので、食べて飲んでお祝いする。2人だとたいてい居酒屋にいる時よりも、行き帰りの歩いている時のほうが話がはずむ。

スーパーに寄って帰宅。アイスを食べながら久しぶりに映画。F.W.ムルナウ『サンライズ』見る。文字が英語だなと思ったら、ハリウッドで撮影された作品らしい。ドイツ表現主義的なコラージュが展開する序盤から引き込まれる。主人公が草むらを歩き回るカット。終盤の豪華なセットの迫力。ムルナウの今まで見た作品と雰囲気がかなり異なり、もっといろんな作品を見なければと思った。

風呂に入って寝る。


27日(日)

朝7時に起きる。ご飯を食べて早速外出、車でホームセンターに行く。『休みの集いVol.2』にて行う自分の絵の展示に使う木材などの買い出し。カットサービスは9時からだったようで時間を持て余すが、その分材料を見ながらじっくり計画を練る。

店に木材を運び込み、レンタカーを返却。店内の片づけをやらないといけないけど、どうしても一息つきたくなり、南に入る。ル・コルビュジエ『エスプリ・ヌーヴォー』続き読む。

「私は、建築の力(建築の潜勢力)は住宅の様々な構成要素の集合における秩序を決定する精神の内に積分されるものであり、建築は発現されるものであって、着物を着るものではなく、布というよりはむしろ匂い、包み込む面というよりむしろ集合の状態であろうと考えているのである。」(p164)

店に戻り、片づけ。そのまま開店。本を棚に戻す作業は思ったよりも早く終わった。その後は発送準備、昨日の出店の帳簿付けなど。1日開けたため発送件数が多い。

今日は本を読み終えてからまた少し作業。

2024年10月25日金曜日

丸腰(2024年10月24~25日)

23日(水)夜

閉店後、本の出荷。量が多い。家の近くのスーパーに行ったら偶然まどがいた。ヤンフーの洋輔君ともすれ違う。帰ると、実家から柿が届いていた。少し柔らかくなっているものから選んで、2個食べる。ヨーグルトも食べる。まどはマンガの続きに入り、自分はファイリング作業。プリントしてあるものから選んでどんどんファイルに入れていったら予想していたよりも削る方向に向かっていき、クリアファイルのポケットが余る結果になった。


24日(木)

朝7時半に起きる。台湾を電車で旅行する夢を見た。

朝ごはんを食べていろいろ考え事。選挙運動に関するデザインやエコーチェンバーについて。選挙の時に何か働きかけないといけないサイレントマジョリティの一部分はマイルドヤンキーで、基本的にはリベラル嫌いだろう。自分の生活を演出することに熱を上げるライフスタイル保守派も、根っこは同じな気がする。どちらにもリベラル層の訴えは自分の生活を邪魔するノイズとして忌避されてしまう。そこに対してどうアプローチすればいいのか、どういうデザインが最適なのかと考えると、とても難しい。

長袖シャツの季節だなと思って服を見たら、リブがぼろぼろになっているものばかり。午前中から服の帰る場所へ行き、1枚購入。店へ。品出し少しやる。

店に行くまでに買取でお世話になったお客さんに2人も遭遇して、楽しい気分になった。

開店。午前中考え事をしてなんだか頭がぐるぐるしていたけど、高めの本が序盤で2冊ほど売れ、売り上げはなんとかなりそうだと気分が落ち着いた。高校生が映画zine”ORGASM”を買ってくれる。お客さんに「何が誰に売れるかわからないもんだ」と思わされた日はいい日。東京の知人が本を通販してくれたりもした。

徳島の森さんからお預かりした本の査定が完了し、1時間と少し残業して閉店。本の発送。ビールを買おうかと思って、やめて、帰宅。シャワー浴びて実家から送られてきた柿を食べ、室生犀星『随筆 女ひと』少し読んで寝る。


25日(金)

朝7時半に起きる。朝ごはんを食べて、お弁当の準備など。実家に電話。マイコプラズマ肺炎が流行っているから気をつけろとのこと。自転車でホームセンターへ行き、厚めの半透明ビニールシートを購入する。明日の出店は天候がどうやら微妙な感じなので、万が一のために予防策。

一旦家に戻ってから、まどと一緒に外出。瓦町FLAGで期日前投票を済ませ、南に入る。ル・コルビュジエ『エスプリ・ヌーヴォー』読み進めつつ、まどといろいろ話す。スーパーから段ボールをもらって店に戻る。前もって買っておいたクリアケースに『休みの集いVol.2』のチラシを入れ、交番裏の掲示板に貼る。

開店。発送準備を進め、途中から出店準備へ。高知での出店の際は本を持って行きすぎたので、今回は抑えめを心掛ける。お客さん思ったより来られる。最近週末よりも平日のほうが売り上げが良いかもしれない。

閉店後、プレオープン中の羊雲さんへ。本オープンまではあと3週間ほどだけど、もう既にお客さんが多く、表には大きな看板も出ていてかなり目立つ。看板を作ってお金が吹き飛んだというようなことを言っていたけど、丸腰でもがいている人は応援したくなる。とりあえず乗代雄介『パパイヤ・ママイヤ』を新刊で購入。

これから車に明日の出店用の荷物を積み込む。

2024年10月23日水曜日

こつこつやる(2024年10月21~23日)

20日(日)夜

残業して閉店、コンビニに寄るが特に何も買わず。いきなり寒くなったからか妙に食欲がある。間食したところで余計腹が減るのはわかってるんだけど。帰宅。ヨーグルトを食べて風呂。ダニエル・ヘラー=ローゼン『エコラリアス』読み終えて寝る。


21日(月)

朝7時半に起きる。ごはんを食べて、お弁当を用意して外出。いつも南へ行くところ、この日はナポレオンに入る。先日プリントしたものをファイリング。楽しい。ル・コルビュジエ『エスプリ・ヌーヴォー』読み始める。

「一 建築ーー「雨よけ」を建設すること。
二 雨よけーー壁の上に屋根を架けること。
三 屋根ーー自由な空間を残すべく、径間を飛び越えること。
四 雨よけを採光するーー窓を開けること。
五 窓ーー径間を飛び越える。」
(p13)

室生犀星『随筆 女ひと』読み始める。老年に入った著者自身の、こらえがたい若い女性への欲求/情動を書いている。

この日もスーパーで段ボール箱をもらって、店へ。アルバイトMさんが来てくれることになっているのに次にやってもらう本を全く準備できていないので、急いでやる。なんとか間に合った。

開店。発送準備、査定進める。良い本が入ってきているが、まだ出せないのがもどかしい。Mさん来て、本の受け渡しと支払い。夕ご飯のタイミングでやっと査定がひと段落。しかし明日また同じ買取先からたんまりと本を運び込む予定。

閉店後、翌日の買取のための準備。ビールと豆腐を買って帰る。まどが明日も普通に店の営業日だと思っていたようで、おかずを作ってくれていた。その中から麻婆ピーマンを豆腐にかけて、ビールのあてにする。うまい。『随筆 女ひと』少し読み進め、シャワーを浴びて寝る。


22日(火)

朝7時半に起きる。朝ごはんを食べて外出。レンタカーを借りて徳島まで出張買取。この日のお昼ごはんは徳島駅近くのカレー屋さん『カルダモン』に行こうと思っていたのが、どうやら第4火曜日は休みのようで、閉まっていた。近くに以前も通りがかって気になっていた純喫茶があり、入ってみる。生卵を混ぜて食べるタイプの喫茶店らしいカレーと、ブレンドコーヒー。デザートに果物が出た。

買取現場に行き、作業開始。たくさん用意してきた段ボール箱を組み立て、どんどん本を入れていく。しかしこれも意外とすぐになくなり、それ以降はまたひたすらビニールひもで結束。なんとか車の荷台に載った。夕方からは小雨。そして頭痛。車内に蚊。徳島市街の道路は帰宅ラッシュで混雑。なかなかハードだったけど、21時過ぎに最低限のやるべきことは終えられた。

今回の買取依頼は森哲平さんからのもの。森さんは香山哲さんと長い付き合いの方でもあり、香山さんと『資本論』の読書会?をしていたのを聞いて、その存在を知ったような記憶がある。現在は四国遍路中で、このタイミングで蔵書のかなりの部分を整理しようと思い立ったようだ。実は今までも何度か森さんからは依頼をいただいていて、そのたびに読書量と幅広さに圧倒されてきた。昨今話題になっているトピックから古典まで読まれている。今回もご依頼をいただけてとてもうれしかった。

クルマの中ではcitrusのベスト盤をずっと聴いていた。遠藤さんに絵をほめてもらえたことを思い出すだけで、しばらくいろんなことを続けることができそうな気がする。citrusの曲は聴けば聴くほどいろんな発見がある。

まどと一緒に、久しぶりにぽかぽか温泉へ行く。深夜ラジオのように流暢にしゃべる二人組がいて面白かった。家に帰って、ファイリング作業の続きを少しやって寝る。


23日(水)

朝7時に起きる。朝ごはんを食べてファイリング作業しつつ、洗濯やお弁当の準備など。家を出て、レンタカーを返却。南に入り、昨日聴いていたcitrusベスト盤のライナー(エンジニアの方とファンとの対談?)を読む。ファイリング作業。コルビュジエ少し読んで、気が散ったのですぐにやめる。

スーパーでサラダを買い、店へ。昨日運び込んだ本の整理。思ったよりもすぐに終わり、品出しなど進める。

開店。品出し、均一本補充、査定、発送準備。出店の件の連絡なども。休み明けなので発送件数が多い。最近よく来てくれるお客さんの辻さんがzineを献本してくださる。Paper Talkをやる来月24日は台湾にいるそうだけど、間に合えばぜひ印刷物を預けていってほしい。この日はじっくりと棚を見てくださる(おそらく初来店のはず、という方も何人か)方が多かった。夜には疲れが出てしまい若干スローペースに。少し休んでから査定を再開。

今日は早めに帰って、ファイリング作業の続き。今月ももうあと1週間しかない。

2024年10月20日日曜日

あっという間の週末(2024年10月17~20日)

16日(水)

1時間半ほど残業し、昨日預かった本の査定を進める。本を出荷して帰宅。まどはレイトショーで『ジョーカー2』を見に行った様子。シャワーを浴びて洗い物。ダニエル・ヘラー=ローゼン『エコラリアス』読み始める。言語哲学の本だけど文章は平易で、雑学的な興味からでもとっつきやすい。文学的な香りもある。

「自らが発することのできないと思い込んでいた、異質な音を発することで、言語は本来の意味で「exclamation」、つまり「外への呼びかけ」(ex-clamare, Aus-ruf)として理解されうる。言語の外へ、または言語の手前に、人間のものではない言葉の持つ音の中に、かつてそこにいたという記憶を思い出すことも完全に忘却することもできないまま。」(p19)


17日(木)

朝7時に起きる。昨日カフェインもとらずによく動いたからか、眠りが深かった。朝ごはんを食べながら、高知で買ったレコードコレクターズのサーフィン/ホットロッド特集を読む(1986年7月号)。巻頭には大瀧詠一と山下達郎の対談が掲載されていて、ビーチボーイズの特殊性や日本におけるロックとポール・アンカとの関連など、とても面白い。いろいろ聞いてみたくなってしまう。

まども起きてきて、南でモーニング。『休みの集い』のチラシを入口階段の良い位置に貼ってくださっていた。『休みの集い』での絵の展示プランを考える。頭の中に2つアイディアがあって、1つは以前も何度かやったことのあるもの、もう1つは未経験のもの。後者のほうが見栄えが良くなるだろうけど、今回は設営に使える時間がかなり限られている。悩ましい。

1人で図書館へ行き、本やDVDを返却。銀行に売上金を預け、レターパックを買い足す。店へ。レターパックにハンコ捺し、在庫整理、セットもののネット出品1件。

開店。品出し、発送準備、均一本補充など進める。この日は均一本が良く売れた。お客さんからアリナミン錠の差し入れいただく。外国からのお客さんが暮しの手帖などをけっこう買っていってくれた。査定も進めないといけないが、なかなかそこまでたどり着かない。

閉店後、本を出荷してスーパーに寄り、早めの帰宅。ビールを飲みながらタル・ベーラ『ファミリー・ネスト』見る。1977年、ベーラ22歳の時のデビュー作。当時のブダペストの住宅難から起こる家族の中の軋轢を、セミドキュメンタリータッチで110分間映し続ける。若くして撮ったとはにわかに信じられないようなグロテスクさ。クローズアップの多用からか、初期のカサヴェテス作品も思い出した。


18日(金)

朝7時に起きる。シャワーを浴びて朝ごはん。レココレ読み終える。シティ・スリッカーズやMighty Sparrowのことも載っていて、かなり自分好みの号だった。『エコラリアス』続き読む。まどとBL漫画について話す。

お弁当を用意して外出。作業部屋へ行き、ネット出品作業少し進める。

開店。久しぶりに豊島からよしのさんと聖さん来られる。お2人にはぜひ見てほしかったので、フライングだけれど『休みの集い』で配布予定のフリーペーパーを印刷してお渡しした。その後、品出しと発送準備をやりつつひたすら査定。

窪川の喫茶店『淳』で過ごした時間のこと。「傾向と対策」から離れた場所で磨かれる何かについて考える。

1時間半ほど残業して閉店。帰宅、シャワー。少し読書して寝る。


19日(土)

朝7時過ぎに起きる。朝ごはん。外は曇りで、気温はそれほど高くはないけど湿気がある。まども起きてきて、南でモーニング。『エコラリアス』続き。

「ある言語が死んだということを立証する試みは、良かれ悪しかれ言葉とはほとんど関わりなく、むしろ、言葉の守護者たらんとするものの欲求によって維持されているからだ。」(p77)

「言語は、それを話す者がいようといまいと、時を通じて残る、同じ言語として残ることはないにしても。言語は、別の言語としてのみ生き続ける。」(p144)

スーパーで消耗品を買い、作業部屋へ。久しぶりに40分ほどキャンバスを描く。途中まで進めていた絵にマーカーで線を引いてみる。楽しい。最近なかなか忙しくて絵に取り掛かれないけど、少しずつ進めていきたい。労働の合間のわずかな時間で制作しているひうち棚さんみたいな人が評価されているのを見ると、とても勇気づけられる。在庫整理作業。

開店。この日は雨模様。査定を進める。だんだん終わりが見えてきたか。小雨が降ったり止んだりの一日で、お客さんは昼間よりも夜のほうが多かった。商店街のほうから太鼓の音が聞こえるなと思ったら、この週末はお祭りだったらしい。そんな一日の割には売れた気がする。店頭買取1件。

閉店後、本の出荷。お酒とつまみを買ってきて、店で飲みつつ、以前作成したイラレデータをプリントしつつエリア・カザン『暗黒の恐怖』見る。殺された被害者がペストに感染していたことがわかり、すると逃走中の犯人も感染している可能性が高い…これは恐ろしいことになる…、というノワール+パニック映画。甲板での横移動長回しのシーンなど良かった。ラスト近く、ジャック・パランスのキレのある動きが素晴らしい。プリントが用紙切れにより中断したので、なんとなく家に帰りたくなり足早に帰宅。酒を飲んだ後妙に早足になるのが鈍ってきたのは歳のせいかもしれない。

映画を見終えてから、なんとなく今年見た映画や読んだ本のベストをいち早く考えてみる。映画はすぐに思い浮かぶが、本が微妙。今年はあまり読書に熱心になれていないかもしれない。


20日(日)

朝8時に起きる。こんな時間に起きたのは久しぶりだ。朝ごはんを食べて、洗濯や掃除をやりつつ、『エコラリアス』続き読む。

お弁当を用意して外出。スーパーでコピー用紙を買って店に行き、昨日中断したプリントの続きをやりつつ在庫整理。

開店。いつものように査定、発送準備、均一本補充など進める。店頭買取1件、こちらは後日お支払となる。玉川桜さんのカレンダー追加注文分が到着する。この日は店頭でよく売れて気持ちの良い一日だった。時宅のモモさんが『人生は複数』を買いに来てくれたのもうれしい出来事。

閉店後、本を発送してスーパーに段ボールをもらいに行く。今週はなんだか時間があっという間に過ぎて行った。

これから帰って本を読む。

2024年10月16日水曜日

よくやってる(2024年10月14~16日)

13日(日)夜

閉店後、ネットで売れた本を発送。車で店に行き本や絵を積み込む。久しぶりの出店のせいか、明らかに本の量が多い気がする。再び家へ。風呂に入って、鈴木しづ子、川村蘭太『夏みかん酢つぱしいまさら純潔など』少し読んで寝る。


14日(月・祝)

朝5時に起きる。軽く朝ごはんを食べて出発。高松西ICから四万十町中央ICまでは176kmほどで、川之江JCTから南へ行くのは今回が初めて。四国中央市の山奥は『霧の里』と呼ばれているようで、早朝という時間帯もあって実際霧がすごく、スピードをゆるめた。高知市を過ぎると1車線に。1車線の高速道路は舞鶴若狭道で経験済みだけど、なかなか緊張する。一部は無料区間になっていた。

8時頃に四万十町中央ICを出て、窪川駅方面へ。古本市の行われる『太陽の眼』とは逆方向だけど、窪川駅の近くには以前から行ってみたかった『淳』という古い純喫茶がある。駐車場を確認しようと電話をかけると、ネットの情報には8時開店と出ていたのが9時からだったことがわかる。少し早めに着いてしまったので、近くにある岩本寺を見物。ここは四国遍路の札所にもなっている。外国人のお遍路さんも多い。木彫りの阿吽の像(仁王像の顔の部分だけみたいな感じ)がごろっと無造作に置かれていたのが気になった。そして『淳』へ。建物の外側は分厚く蔦に埋もれている。中の壁には先代のご主人の書いたポップや標語が貼られ、たくさんの民芸品やアンティークが配置。モーニングはやってないがトーストはつけられるとのことで、ブレンドのホットをトーストつきで注文。堆積した時間の層に包まれているような感覚がとても心地よい。『夏みかん~』続き読む、店の雰囲気にとても合うな。四国はお遍路でけっこう辺鄙なところにも人の行き来があるから、古いお店があちこちにあるのかなと思ったりした。

『太陽の眼』は窪川駅のあたりから車で6kmほどの道路沿いにある。目立つ位置ではあるけど、車でないと行きづらい場所だ(この辺に住んでいる人はたいてい車生活だろうから、その点はたいした問題ではないだろう)。到着すると自分が一番乗りだった模様で、車から荷物をおろして設営。他の出店者さんも続々と来られる。高知市のMP Studioさんは、5年ほど前に熊本さん企画でyomsにてライブをやってくれたGhosts&Flowersの方だった。最近は古本も売っているらしい。なんとか開始の12時までに、古本ブースの設営と店内での絵の展示の設営が完了。

古本市開始。お客さんが来始める。しかし、ほどなく突風でテントが煽られ、雨が降り始めた。天気のことは難しい。なかなか過酷な状況だったけど、そんな中来られるお客さんはやはり熱いものを持っていて、けっこう買ってくださる。土佐市にお住まいの阿部航太さんもご家族で来られ、いろいろお話した。絵の反応もいろんな方からいただく。他のブースでも個人的に買い物。古本たかつかさんではレコードコレクターズが安価で売られていて、サーフィン/ホットロッド、戦前ミシシッピブルース、ガールズグループの号を購入。終わり際にセットコミックの高いものが売れたりもして、ありがたかった。

イベント終了し、太陽の眼の2人と、MP Studioさんと4人で近くの洋食店『コスモス』にてご飯。『オムライス』と『オムレツライス』があり、もちろん後者を注文。オムライスに鶏肉ときのこ入りのハヤシライスソースがかかった料理が出てきた。高知のいろんな人や場所の話を聞く。やはり住んでいないと入ってこない情報はたくさんあるなと改めて思った。

帰りは断続的な強い雨。ワイパーを最速にしても前が見えづらいほどで、高知市までは1車線だし、横風にも煽られて、緊張した。トンネルが多いのは雨がしのげてありがたい。途中2回ほど休憩をとり、3時間弱で高松に到着。雨は降っていない。店に行って荷物をおろし、帰宅。風呂に入って寝た。


15日(火)

朝7時頃に起きる。とても良い天気。この日はまども早起きで、2人で南でモーニング。『休みの集い』のチラシを階段に貼っていただく。

徳島市へ出張買取に向かう。途中鳴門へ寄り道し、Paper Talkにも何度も参加してくれている樺山さんから教えてもらったとある場所へ。いろんなものが落ちていた。

藍住の王王軒に行く。徳島ラーメンの人気店で、公認のカップ麺もコンビニで展開しているそうだ。とてもおいしかった。値段もそれほど高くないし、また来たい。その後『太陽と緑の会』でいろいろ見て、結局何も買わず。

買取先のお宅へ行く。今回のご依頼は10月末までに中にある本を空っぽにしてくれというもの。入ってみるとすごい量で、今日だけでは無理だと悟った。もう1回来なければ。内容は新しいものも古典もあり、ジャンルも幅広く、とてもありがたい。ひたすら結束して車に積み込んでいく。動いているとかなり汗をかいた。

早めに出て、高松へと戻る。案の定帰宅ラッシュで渋滞に。店で本をおろして、車を返す。帰宅して晩ごはん。なぜかそれほどお腹が減っていない。少し休憩して『夏みかん~』読み終える。

再び店へ行き、たまっていた発送準備を進める。その後、買い取った本の整理。思っていたよりも進んで良かった。帰ってシャワー。徳島でホコリにまみれて作業していたのでとても気持ちがいい。この日も早めに寝た。


16日(水)

朝8時に起きる。最近にしてはかなり遅めの起床。たっぷりと眠れた。朝ごはんを食べ、お弁当を用意して、早速店へ。家を出た瞬間に雨が降り始め、図書館への本とDVDの返却を明日に延ばす。2時間半ほど、ひたすら片づけ。だいぶきれいになったけれど、別に本が減ったというわけではない。移動しただけ。すごいことだ。我ながらよくやってるもんだなと思う。

開店。発送準備、出店に関しての連絡、品出しなど。高知での出店で一緒だったよろずやさんが来てくれて、少しお話した。その後、讃州堂さんの娘さんも来られる。今は選挙活動中だろうか?忙しい時期だ。

地道に真面目にやっていこうと思えた一日。

2024年10月13日日曜日

荷造り(2024年10月12~13日)

11日(金)夜

閉店後にtooniceへ行き、井川さんに『休みの集い』のチラシを渡す。ビールを買い、飲みながら買取で入った『前衛漫画傑作集』を読み終える。井上洋介、佐々木マキ、赤瀬川原平、林静一、つげ忠男、横尾忠則など。巻末の解説で、横尾忠則について佐藤忠男が『やくざ映画のポスターのような古風な情感のものを』と書いている。この本の出版は1971年。今までは学生運動華やかなりし時代にはやくざ映画が若い世代に人気だった…と思っていたけれど、この時点でアナクロなものとみなしていた人もいたのかと、意外に思った。佐藤忠男は1930年生まれで、団塊の世代とは20年ほど年が離れている。

mushroom recordのシャッター下にチラシを置き配し、帰宅。シャワー浴びて、赤木明登、内田鋼一、長谷川竹次郎『形の素』読み始める。24時前に寝る。


12日(土)

朝6時に起きる。『形の素』読み終える。

内田「民藝も、「用の美」とか言っているけれど、柳宗悦が選んでいるものの中に、用途のためにつくられたものがあるかというと、ぼくはほとんどないと思っている。そこが勘違いされているんだけど、用途よりも、実は祈りとか、信仰とか、呪術性とか、そっちのほうが本質的なんじゃないかな。そのために機能は多少なりとも犠牲にされるのが普通だった。」(p163)

朝ごはんを食べ、ホセ・ドノソ『ラテンアメリカ文学のブーム』読み始める。洗濯、お弁当の準備。スケッチブックにマーカーで少し絵を描く。久しぶりに本を集中して読めて楽しい。

まど起きてきて、外出。『休みの集い』チラシを持って、久しぶりにぱらいそへ行く。開店20分前くらいに着くが、既に13人待ちになっていた。すごい人気だ。1ターン待って入店。まどはジャークチキンとカフェオレ、自分はりんごのタタン風ケーキとコーヒー。飲み物は二人ともホットを頼んだ。ケーキは密度が高くて、お腹いっぱいになる。ぱらいそは食べ物もおいしいし、CD棚もすごい。LAFMSやTony ConradのBOX、TELLUSのカセットもある。ぱらいその大津さんには『休みの集い』でDJをやっていただく予定。楽しみだ。

開店。昨日プリンターが途中で動かなくなって何事だろうと思っていたら、どうやらただのインク切れだったようだ。ネットで注文。店で使っているプリンターはBrotherで、近くの店でインクカートリッジが売られていない。品出し、均一本の補充を進める。お客さんは少なくないはずなのに、なんとなく気持ちが焦ってしまうのはなぜだろう。久々にKさん来られる。高松市美術館で今日から始まった浮世絵展を見て、関連のトークイベントを聞いてきたとのこと。映画の話をいろいろする。「『悪名』を見たならぜひ『続悪名』も見てほしい」了解です。14日の出店について、『太陽の眼』の綾花さんとやり取り。今回は小規模ながら絵の展示もやらせてもらう。展示と古本販売を同時にやるのは初めてなので、若干緊張している。準備しておくべきものも多い。

閉店後、出店に向けての什器や絵の準備。絵は9点持って行くことにした。買うべきものや用意すべきものをメモ帳にリストアップして帰宅。シャワーを浴び、『ラテンアメリカ~』読み終えて寝る。


13日(日)

朝6時に起きる。ご飯を食べながらニコラス・レイ『危険な場所で』見る。前半の街と後半の田舎のシーンとでは映像のテンポが違う。後で調べてみると、撮影途中に病気で倒れてしまったニコラス・レイの代わりに主演でもあるアイダ・ルピノが監督を務めたらしい。しかしそこを含めてみても、かなり好きな映画だった。警官という職業にヒューマニズムをすり減らしていた主人公が同僚から「自分が心を開かなきゃ人生は開けない」と言われるシーンは泣けた。ジョージ秋山『アシュラ』も思い出した。なんだか最近時代劇とかノワールとか、メロドラマが好きになってきた自分がいる。これもTさんからの影響か。

お弁当を用意して外出(後で忘れたことに気が付く。まどが持ってきてくれた)。店に行き、出店の準備。まずは絵の展示のほうの作品リストを作る。PDFが完成したのとほぼ同時にプリンターインクが届いて、印刷。100均に行って消耗品を買い足し、店に戻ってチラシの袋詰めなど。その後、プリンターインク切れで昨日できなかった発送準備を進める。

開店。まず、「これはぜひ太陽の眼で売りたい」という本をささっと値付けしていく。その後出店に向けての選書。やり始めるとなんだかんだで時間がかかる。合間でさらに発送準備。18時半になり、1時間ほど店を閉めて車を借りに行く。店に戻ったらちょうどSyndicateでのグループ展を終えた大三君や千葉さんがやってきた。

明日は四万十町へ。早朝出発。そしてあさっては徳島市へ出張買取。