2025年12月5日金曜日

モノの中(2025年12月04~05日)

 03日(水)夜

閉店後、本の発送。帳簿付けやCDR焼いたりしていたらなんだかんだで時間が過ぎてしまった。

福岡のタイキさんのストーリーで、国分寺の純喫茶ニューアスカが閉店したことを知る。ファンの方が公認で運営しているInstagramアカウントにも閉店とあった。一度行ったのは春ごろか。コントラストの激しい色彩の内装にも関わらず、不思議と居心地が良かった。

帰宅。風呂に入り、入沢康夫『詩の構造についての覚え書』続き読んで寝る。


04日(木)

朝9時頃に起きる。朝ごはん、お弁当の準備。少し読書。

外出。コーヒーやお菓子を買って店へ。開店。この日はひどく寒く、のろのろ作業。開店の投稿で、以前買い取ったマッチラベルコレクションの中に入っていたニューアスカのラベルをあげてみた。するとそれを見た、香川の純喫茶マニアの方が来店。ファイルをお見せして、喫茶店に関するいろんな話を聞かせていただく。足で稼いだ情報量がすごい。ニューアスカのInstagramを運営されている方ともお知り合いらしく、連絡をとっていただき、その方も今度YOMSに来てくださることになった。楽しみ。いろんなところにすごい情熱を持った方はいるもんだ。そういう方とのご縁を生むのはモノだし、モノの中に潜む物語や文脈に敏感でありたい。日々勉強。この日はあまり品出しはせず、ほぼ来年2月のイベントの告知に関する作業をしていた。夜、タイキさんが来店。9月末に久留米で会ったばかりだから、それほど久しぶりな感じはしない。今回はjawbreakerの来日ライブを見るために福岡から横浜まで行き、さらに横浜から香川までやってきたそう。車で、しかも高速使わずに下道で。タイキさんは基本高速には乗らないそうで、グーグルマップにピンを立てておいたお店や場所などをめぐりながら少しずつ移動している。高速乗ると途中にある面白いものを見逃す、と言っていた。タイキさんのお金やモノ、時間に関する考え方は話していてとても刺激になる。自分がわかった気になっていることの中に本当はまだまだ考えるべきことがあったのではないか、と思い直させてくれる。

閉店後、帳簿付け。この日は受け取った情報量がとても多く、考え事をしていたらいつの間にか23時を過ぎていた。こういう日は意外と売り上げも悪くない。

寒い中帰宅。シャワーを浴びて、『詩の構造』読み終えて寝る。


05日(金)

朝7時半に起きる。朝ごはんを食べて、ひとつ用事。家に戻り、お弁当を用意してまどと外出。郵便局で本を発送し、南へ行く。チェーザレ・パヴェーゼ『美しい夏・女ともだち』続き読む。ここ最近小説になぜかのめりこめなかったけど、この日はいけた。ノートにドローイング描く。

開店。最初に雑誌や映画パンフレットの品出しと均一本の補充を進め、それからイベント広報に関する作業。チラシ配布に協力いただける施設が意外と多く、人間捨てたものじゃない、とバカでかい気持ちになる。この日は些末事福田さんとあかねさん、カンデラのあきちゃん、rocksteady平塚さんとporteのみさとさん、BOOK WEEKENDの篠原さん、ネグ君と友人知人がたくさん来てくれて楽しい一日。あきちゃんは売り切れていたドローイングzineを再納品してくれた。なんと、入荷の投稿をする前に3つ売れる。人気すごいな。

今日は帰って映画を見る。

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