2025年4月30日水曜日

フリーペーパーの思い出(2025年04月29~30日)

28日(月)夜

閉店後、ブログの更新、帳簿付けなど。スーパーに寄って帰宅。料理。ほうれん草のおひたし、にんじんともやしのナムル、鶏肉と玉ねぎの生姜焼きを作る。シャワーを浴びて寝る。


29日(火)

朝8時に起きる。朝ごはん、お弁当の準備。早めに家を出て店へ。この日は夜に絵の撮影があるので、ピックアップしてまとめる。意外と時間かからずに済んだ。100均で乾電池を買って公園へ。ノートにドローイングを描く。よく使うテーブルつきのベンチはかなり古びていて、蟻もよくいるのでまどといる時にはあまり座らないけど、公園もいよいよ再開発が始まるのでその時にはこのベンチも処分されてしまうだろう。作業部屋に戻り、おととい完成した絵に少し手を加える。明日公園でレコードを聴いてみようと思う。ポータブルプレイヤーに先ほど買った電池を入れ、タンゴやジャズのレコードなど選ぶ。

開店。ゴールデンウィーク需要を期待して12~18時の臨時営業。常連さんを中心に、思ったよりお客さんが来た。開けて良かった。徳島からHKさん来て、まどの『解剖、幽霊、密室』の感想…というか、読みながら連想したことをいろいろ伝えてくれる。80年末あたりの精神障害を題材にした映画についての話など、とても面白かった。稲盛さん久々に来てくれる。祖谷で7月11~12日にまた何かやると思うとの話。祖谷も新しい人がけっこう来ているようだ。品出し、発送準備進める。小物コーナーにもいい具合に補充できた。

18時に閉店。本を発送し、午前中にまとめた絵を1階にまで運ぶ。平尾君と合流し、某所で絵の撮影。今回は27枚を撮影した。あと1回やれば終わりか。いろいろ話せたのも良かった。

コンビニでアイスを買い、食べながら帰宅。ヘトヘトに疲れているけど頭の中は覚醒している。なかなか眠れず。次に宅配CDレンタルで何を借りようか考えた。


30日(水)

朝8時に起きる。朝ごはん、シャワー、お弁当の準備。

まどと外出し、市役所に劣化して使えなくなってしまった電動ドライバーのバッテリーを捨てに行く。その後南へ。ノートにドローイング。鈴木竜太『経営組織論』読み始める。今までビジネス書を見てもあまりピンとこなかったけど、この本は面白く読めそうな気がした。

店に行き、昨日撮影した絵の片付け。その後在庫整理。

開店。品出し、在庫整理など進める。店頭買取で段ボール5箱ほどお持ち込み。査定して後ほどご連絡することに。おととい届いてまだ中身を確認していなかった郵送買取の本を確認してお金を振り込む。まどに月曜店番をやってくれた分の給料を払う。しゅう君が来てくれる。こないだのDJ良かったっすと言ってくれて、次に予定している日にちを伝えると、早速スマホに控えてくれた。うれしい。夜は撮影のために借りていた絵の梱包など。

大学の頃からの友人のごんちゃんが、自分が20~25歳の頃、2002~2007年ぐらいに作ったフリーペーパーをたくさん送ってくれた(借り物なので後で返す。しかし20年近くもこうして保管してくれているのはありがたいことだ)。この頃は、自分の体感ではzineという言葉が少しずつ世の中に広まってきた時期。自分の絵をどうにか外へ出したいがギャラリーを借りたりするのもお金がかかるので、フリーペーパーを作ってはいろんなお店に置いてもらっていた。印刷は最初は大学の印刷室にあるリソグラフを使い、卒業後東京へ引っ越してからはセシオン杉並か高円寺北集会所、最終的にはあんさんぶる荻窪でばかり刷っていた。紙の束をカートに乗せ運んだ。あんさんぶるは特に申請用紙への記入や内容チェックも無く、しかもドラムが5色使えるというすごい施設だったけれど、今はもうない。いろんな人が使っていた。あそこで刷られた印刷物を集めるだけでも、何か時代背景が見えてきそう。

今日はこれから梱包作業続き。ある程度終わらせて、明日の午前中にまとめて発送したい。

2025年4月28日月曜日

駆け足日記(2025年04月25~28日)

24日(木)夜

ブログの更新などを22時半までやり、その後絵の続き。


25日(金)

朝8時に起きる。ご飯、お弁当の準備。コーヒーを淹れて、最近入荷したフリーペーパーやzineをまとめて読む。Hさんの山東京伝現代語訳、陶寺さんの詩のフリーペーパー、佐藤さんの詩集、拓人君のHOME VIDEO LETTER。どれも面白かった。

開店。この日は発送件数が多く、品出しはそれほどできず。並行してCDR焼いたりなどもした。店頭で単価の高い商品が売れて気持ちがいい。

29日と6日(いずれも火・祝)も営業することにした。29日は夜に用事があるので18時まで。よくよく考えてみると20連勤だ。6月に東京行くし、稼いでおくか。

閉店後、スーパーに寄って帰る。風呂に入り、『相倉久人にきく昭和歌謡史』をウイスキー飲みつつ読み終える。面白かった。


26日(土)

朝8時に起きる。朝ごはん、お弁当の準備、洗濯。まどと外出し、コンビニでカフェオレを買って公園に行く。ゴールデンウィーク初日でイベントが行われている。ダンスチーム?が踊っていて、音楽の歌詞がよく聞くとハレルヤとか主(しゅ)に感謝とか、全部キリスト教的。

ナルホドで絵の具を買い、作業部屋で絵の続き。インド映画のサントラを聴きながらやる。いい感じ。もう少しで完成しそう。

開店。店頭買取1件、ほか持ち込み1件。品出しをがんばる。佐藤拓人君の新作zineも出し、さっそくウェブショップで注文が入る。岩手の村上巨樹さんより、6月4日にルクスにて開催予定のミャンマー音楽トークのチラシが到着。最近ミャンマーは詐欺グループの拠点や地震などシビアな話題が多いけど、村上さんは昨年末にも現地へ行ったようだ。どんな話が聞けるだろうか。この日は観光客も多く、売り上げは良かった。

閉店後、本を発送して、作業部屋で絵の続き。無事に完成。ミャンマー音楽トークのチラシを持ってルクスに行き、まいちゃんと話す。帰ってシャワーを浴びて寝る。


27日(日)

朝7時半に起きる。お弁当の用意をして、洗濯物をたたむ。味噌汁だけ飲む。まどと外出し、南に入ってモーニング。竜胆寺雄『放浪時代・アパアトの女たちと僕と』読み始める。若々しくも少しきざで、きらきらとした光が覗くような文章。いつの間にかけっこうなページを読み進んでいた。ノートに少しドローイング。

店に行き、レシートの整理をする。東京に行った時に会った、ジョンのサンのメンバーでもある加賀田玲さんの参加しているダンス(と言っていいのだろうか)の公演の映像を見る。山縣太一さん主宰のオフィスマウンテンの公演の一部のようだ。3人の動きやセリフが干渉しあっているような、してないような。加賀田さんの出演している松戸ビリーバーのコントの映像もあったので、それも見る。

ルーツレコードへ久々に行き、ミャンマー音楽トークのチラシを置いてもらう。タンゴとクラシックのレコードも買った。こういう音楽ばかり流すのも楽しそうだな。

開店。この日も国内外のお客さんがけっこう買ってくださった。品出し、発送準備進める。店頭買取1件。アルバイトMさん来て支払いと本の受け渡し。

閉店後、在庫整理をやり、帰宅。風呂。竜胆寺雄読み終える。とても面白くて一気に読んでしまった。


28日(月)

朝8時に起きる。朝ごはんを食べて、早めに家を出る。郵便局で本を発送し、酒屋でビールやジュースの買い出し。店に戻り、ドリンクメニューを書き換える。在庫整理。

開店。少し品出し。14時になりまどと店番交代、大学院の研究室へ出張買取。これでお伺いするのはもう4回目となる。10箱ほどお預かり。店へ戻り、運び込む。その後ナルホドで筆、GUでズボンを買い車を返却。おみやげにシュークリームとエクレアを買って帰る。この日は雨が降ったり止んだりの変な天気で、お客さんも少なめだった。

明日は火曜日だけど、祝日のため12~18時で臨時営業。夜は絵の撮影がある。

2025年4月24日木曜日

ドライブ(2025年04月22~24日)

21日(月)夜

閉店後、帳簿付けをやり、在庫整理。時間があれば絵の続きもやろうと思っていたけれど、結局できず。帰ってシャワーを浴び、『相倉久人にきく昭和歌謡史』続き読んで寝る。


22日(火)

朝8時起き。この日はまどとドライブ。まずは南へ行きモーニング。『昭和歌謡史』続き。昭和天皇崩御の日、店内BGM用の有線の選曲がクラシックや君が代になり「歌」が排除されていたという話など、面白い。ノートにドローイング描く。

レンタカーを借りて出発。途中寄り道しつつ、西へと向かう。天気は薄曇り。多度津の『いけこうどん』に初訪問。有名店だけど、昼休みの時間帯ではなかったからかそれほど混雑はしていなかった。のれんが猪熊弦一郎だった。セルフではなく席まで注文を取りに来てくれる。まどは梅ざるうどん、自分は鴨ぶっかけうどんと紅しょうが天。どちらもとてもおいしかった。

さらに西へ行き、津嶋神社を見る。この神社は海岸から少し離れた小島にあり、8/4,5の2日間だけ橋が架けられ(正確には、橋梁の上に歩いて渡れるよう板が敷かれる)参拝できるようになる。最寄り駅もこの2日間だけ電車が停まるという珍しい駅。よってこの日は神社に参拝はできなかったが、周りの景色を楽しんだ。海岸には小さな蟹がたくさんいた。

多度津の街中へ。車を停めて、古い建物の残っているあたりを散策し写真を撮る。細い路地がたくさんあって楽しい。元醤油屋さんの木造建築を改装したカフェに入り、高瀬茶を飲みながら休憩。ヒダカナオトさんがイラストを手掛けたグッズを販売するショップコーナーや、お酒の飲めるお店も併設されている。偶然おととい開店されたようで、トートバッグをいただいた。

南へと下っていき、箸蔵寺まで行く。ロープウェイに乗らなくても車で途中まで行けるという情報を頼りにしていたけど、いざその道に入ってみるとすれ違いがかなり難しい崖沿いの細道で、落石も転がっており、断念。ロープウェイも意外と高い。なんとなくやめにする。今度は時間に余裕を持って来よう。

リサイクルショップ(営業中のはずなのに閉まってた)や安い古着屋などをまわって、琴平の無国籍料理店『極楽孔雀』へ行く。カレーが有名なお店のようで、SNSの使い方がとても控えめ(しかしカレーの写真を見るととてもおいしそう)なのが逆に気になっていた。カレーは2種あいがけ(どんなカレーだったか忘れてしまったけど、タコと鶏だったと思う)、それとホタルイカとクレソンのパスタを食べる。どちらもとてもおいしく、「この風味は何によるものなんだろう」ととても興味をそそられる料理だった。またお祝いの日なんかに来たい。5~6人で来ても良さそうだ。

ぽかぽか温泉に行って帰宅。まどの取材のはずだったけど、思ったよりグルメな1日になった。


23日(水)

朝起きて、軽く朝ごはんを食べてレンタカーの返却。また南に入り、たまっていたレシートの入力をやる。ノートにドローイング。『昭和歌謡史』を家に忘れてしまい、大橋裕之『ゾッキA』読み始める。線の感じは違うけど、大橋さんの芯の部分は変わっていないんだなと感じた。作業部屋へ行き、少し絵の続き。

開店。まどがお弁当を用意して届けてくれる。この日はお客さんが多かった。福島の佐藤豊さんより、冊子『来る雨座 qLoser』届く。佐藤さんはグラフィックデザイナーで、しかしこれは詩集。デザインはご自身によるもの。Hさんが先日持ってきてくれた山東京伝の現代語訳版フリーペーパーを持ってきてくれる。これはすごい。用語解説なども充実していて読み応えがある。序文のHさんの文章からも、とても真摯な思いが伝わってくる。納品してくれたのが5部と少部数なので、ちょっとこちらで渡す人を選ばせてもらうことにした。宇野から栗田さん来て、まどの漫画や、先日ten to senの経営から離れることを告知していた杉浦さんの話などをする。YOMSも移転前の店舗は杉浦さんがいたから借りれたようなもので、改装まで手伝っていただき、大変お世話になった。夜には宇野澤さん来る。瀬戸芸の作品を見に来たようだ。宇野澤さんと知り合ってから、そういえば今年で20年ほどになる。棚をほめてくれて、「齋藤君古本屋になって良かったねえ」と言ってくれた。うれしい。

閉店後、CDRを焼いたり、帳簿付けをしたり。なんだかんだで23時過ぎになってしまった。


24日(木)

朝8時半に起きる。ちょっと寒い。朝ごはんを食べて料理。ウインナーとアスパラを焼き、卵焼きと煮物を作る。まどと外出。コンビニでカフェオレを買い公園へ。『ゾッキA』読み終える。

開店。栃木の佐藤拓人君より、新作zine "HOME MADE VIDEO LETTER"届く。これはVHSソフトについてのzine。読むのが楽しみだ。この日は昨日よりもさらにお客さんが多く、観光客から常連さんまでいろんな人が来た。香川県在住の陶寺肢音さんが、峰山灰二さんと制作した詩のフリーペーパーを持ってきてくださる。蛇腹状に折りたたまれた名刺サイズの、良いたたずまいのフリーペーパー。YOMSには以前から来てくださっていたようだ。話すのは初めてで、いろいろ質問する。質問するうちに、相手の答えをタネにして自分の話をし始めてしまい、後で反省。夜にまた宇野澤さん来てくれる。瀬戸芸で瀬居島にて中崎透さんらが展開しているプロジェクトがとても良かったとのこと。春会期のみらしいけど行けるかな。

帳簿付けやブログの更新などで遅くなってしまった。これから少し絵。

2025年4月21日月曜日

選曲、サイン会(2025年04月19~21日)

18日(金)夜

店を閉め、本を発送してルクスへ。2時間選曲した。

1.Starry Eyed Fauna At Dusk In 3D / New Mexican Stargazers 
2.Fur Elise / Clyde Williams 
3.心はシダであります / Nmesh 
4.説明 / 天気予報
5.ーュピンコの代現/0sμ / MIRROR SHOPPE 
6.brevitrumpet / Seaketa
7.Symmetry Breaking / vert 
8.琥珀 (Amber) / 剤電
9.Zideco Pad / Cassiopia
10.Feeder / Trevor Wishart & Friends
11.After Marja’s Cats / The No-Neck Blues Band & Embyro
12.Anonymous Proposition / Tim Buckley
13.でたらめなダンスの夢 / 新しい部屋
14.想 / 手水
15.特別な椅子 / The Ratel
16.GET / Hey-o-Hansen
17.The Omega Point / Spectre
18.Comin’ At Yo Ass / Carmike
19.Stirike Out (DJ Akoza Edit) / MC Holocaust
20.King Of The Hill / CURSED 
21.necklace / Freddie Dredd
22.wrath / Freddie Dredd
23.Baya Style / Model Home
24.Des fureurs heroiques / Ieuke
25.The Wild Bull Part 1 / Morton Subotonik
26.La Primitive / Leautenant Calamel 
27.Dante’s Joynte/ Kenneth Gaburo
28.Time / Timothy Leary & Ash Ra Tempel 
29.(I Can’t Get No) Satisfaction / Blue Cheer 
30.Somebody To Love / Aguaturbia 
31.Powered By Love / Powered By Love
32.Filthy Rich / The Outsiders
33.Whatcha Gonna Do About It? / The Litter
34.Hey Conductor / Sonny Flaherty & the Mark V
35.Can’t Get Through To You / The Honeycombs
36.Double Yellow Line / The Music Machine
37.Bring Me Up / Ash Ra Tempel
38.Shimmer / Steve Hillage
39.Coffeehouse / Dunkelziffer
40.Lovin’ You / Janet Kaye

前半はまったりで、後半はサイケな雰囲気。以前2回ほどルクスで選曲した時はハワイアンやドゥーワップ、歌謡曲などをかけたので、今回は違う感じにした。友達がけっこう来てくれて、リラックスした雰囲気の中やれて楽しかった。DJやるとなると、いろんな音楽を積極的に聞こうと意識が高まって良い。またやりたい。


19日(土)

朝8時半に起きる。朝ごはんを食べて、余りものもおかずとさっとゆでたまんばのおひたしとでお弁当を用意。まどがコーヒー淹れてくれて、ドーナツと一緒に食べる。まどは埼玉の小声書房さん用に単行本にサインを入れている。洗濯物たたむ。

外出。絵を描こうかと思っていたけど時間があまりなくなった。郵便局でお金をおろす。

開店。発送準備、品出し、店頭買取1件。瀬戸芸が始まったけどそれほど人の流れは感じないな…と思っていたら、夜にかけてお客さんは増えた。コミックビーム編集部でまどの担当をされている青木さんが来られる。まいこさんが来てくれて、娘さんたちに田中菫さんのTシャツを買ってくれた。いい感じ。夜来てくれた海外からのお客さん達も、みんな熱心に棚を見てくれてうれしかった。まどかさんが、来月9日にソレイユで行われる劇団東京乾電池(柄本明、西本竜樹)による朗読劇のチラシを持ってきてくれる。このイベントは貴重な機会だと思うけど、あまり告知されていない気がする。新聞とかには載っているのだろうか?前売りのみで当日券は出ないらしい。

以前からよく来てくれる歴史好きの高校生の女の子がこの日も1冊買ってくれて、さらに自分で山東京伝を現代語訳したものを和綴じして見せてくれた。これはうれしい。まだ訳は途中までしかできていないとのことだったけど、フリーペーパーか何かになったらYOMSにもぜひ置きたい。

閉店後、CDRを少し焼く。作業部屋で絵の続きをやり、完成。いい感じだ。次もどんどんいこう。帰ってシャワーを浴び、ヤフオクでCDなどを見ていたらつい夜更かし。別に買うわけでもない商品をウォッチリストに追加する時間を、もっと読書に活かしたい。


20日(日)

朝8時に起きる。眠い。この日は午後からルヌガンガでまどの新刊発売記念サイン会があり、午前中から我が家やYOMSでもテレビ局による取材行われる。朝ごはんを食べて部屋のそうじと片づけ。

10時前にビームの青木さん来られ、ほどなくテレビ局の方々も到着。インタビューは過去何度かYOMSも取り上げていただき、高松市ゲーム条例に関する粘り強い取材なども行っている山下さん。テレビ取材でも山下さんだと安心感がある。インタビュー中は何をするでもなく横で聞いていたけど、面白かった。開店時間が近づき、途中で出る。スーパーでコピー用紙やお弁当のおかずを買って店へ。

開店。サイン会の時間は14~18時とYOMSの開店時間とかぶっており、自分が会場にいることはなかったけど、流れで来られるお客さんのまとう温かい雰囲気から盛り上がりを察することができた。まどの同人誌『話の話』、参加している合同誌『もぐらホリデ~』もよく売れた。発送準備、品出し。京都から最近引っ越してきたはまぐちさくらこが息子のようちゃんと来てくれて、コーヒー豆をお土産にくれた。ちょうど切れそうなタイミングだったのでうれしい。県外からわざわざサイン会に来られた榎本俊二さんも寄ってくださる。榎本さんはまどの短編集の帯にも推薦コメントを寄せている。ちょうど榎本さんの作品のファンである平尾君も店にいて、良い時間になった。夜には漫画家の桃缶さんも来店。桃缶さんはなんと仙台から来られたとのこと。他にも県外から足を運んだ方が何人かおられたようだ。すごいな。

閉店後、ルクスで急遽DJイベントがあるとのことで、取りに行きたいものもあったのでちょうどいいと思い向かう。quietroomの舟木さんが変名で、詩の朗読や弾き語りも交えていろんな曲をかけていた。見終えて店に戻り、帳簿付けをやる。

帰宅、まどに榎本さんと話したことなど報告する。まどはサイン会の最中で慌ただしく、自分のほうがゆっくり榎本さんとお話できたようだった。また何か機会があるだろう。


21日(月)

朝8時に起きる。朝ごはんを食べ、昨日まどがサイン会でもらった花束や差し入れを整理する。ビーム編集部からもサプライズでお祝いの献花があったそう。

外出し、南でモーニング。中国からの若い観光客はしゃれた人が多いな。ガートルード・スタイン『地球はまあるい』読み終える。素晴らしかった。ノートにドローイング描く。最近は今まで使っていたサイズより大きめのものを使っているけど、余白が良い感じ。

開店。最近あまりできていなかった品出しを進める。小物コーナーにも久々に追加。この日は昨日と比べるとだいぶ静かだったけど、海外からのお客さんにゆっくり本をお勧めしたりできてなごんだ。まどかさんが来てくれて、FOOL店内で行うセルフポップアップのフライヤーをいただく。雑誌の特集みたいな感じで展開したいとのこと。古本だとガラッと店内の雰囲気を買えるのは難しいけど、古着ならやりやすそうだ。こういうのいいな。

今日は少し絵を描きたい。

2025年4月18日金曜日

寝て回復(2025年04月15~18日)

 14日(月)夜

ラッパー/トラックメイカーのJJJが亡くなったことをSNSで知る。若いし、突然すぎるし、まだまだすごい作品を作るはずの人なのにショック。5lackをフィーチャリングした”HPN”を久しぶりに聴こうとするが、歌詞があまりにも今の心情にはまり過ぎていて、最後まで聴けなかった。

帰宅、風呂。中上健次『破壊せよ、とアイラーは言った』半分ほど読んで寝る。


15日(火)

朝8時頃に起きる。朝ごはんを食べ、余りもののおかずでお弁当を作る。まども起きてきて、一緒に外出。思ったよりも寒い。南に入り、『破壊せよ』読み終える。スケッチブックに少しドローイング。

現在連載中の古山フウさんのマンガ『ひとひとがみ日日』の29話に、YOMSがちらっと登場します。とてもうれしい。フウさんありがとうございます。
第29話 継ぐ人(つぐひと) / ひとひとがみ日々 - 古山フウ | サンデーうぇぶり

南を出て、店で昼ご飯のお弁当を食べる。寒い。ソレイユで相米慎二『お引越し』見る。なぜか頭からボロボロと泣いてしまい、ぬいぐるみを落とすシーンではもうグシャグシャになっていた。まだ何も起こってない時点、その映画の中に流れている時間や空気が自分に伝わってくる予感だけで心が震えてしまったのは初めての経験かもしれない。

店に戻り、また外出。レターパックを買い、皇帝に入ってまた読書。岡田利規『ブロッコリー・レボリューション』読み始める。

この日の夕ご飯はまどとすき焼き。お腹いっぱい食べた。ビールも飲む。手軽でたくさん肉も野菜も摂れるのが良い。春菊がスーパーで売られておらずセリを入れてみたけど、かなり良かった。

風呂に入り、また少し本を読んで早めに寝た。


16日(水)

朝9時頃に起きる。朝ごはん、お弁当の用意。『ブロッコリー・レボリューション』読み終える。巻末に収められた多和田葉子との対談も面白かった。

なんだか頭がぼーっとする。この日はその後体調が悪化してしまい、店は14時半頃に閉めた。スーパーに寄って帰宅。本でも読もうかと思うが、やはり集中できず、ひたすら寝る。晩ごはんはお粥とすき焼きの余り。


17日(木)

合計15時間くらい寝て、体調回復。朝ごはんを食べ、洗濯。お弁当を準備して作業部屋へ行く。明日のDJに向け選曲を練り、絵の続きを少しやる。

開店。この日はお客さんが多かった。瀬戸芸は明日から開催だけど、前乗りして街歩きしている人もいるのだろうか。店頭買取2件。夜はアレの件に関して連絡を進める。

閉店後、本の出荷。ルクスへ行き、少し機材を触らせてもらう。今回は今までやった2回のDJとは全然違った雰囲気の選曲。どうなるかな。近くでたこ焼き屋台を始めた方が差し入れを持ってきてくださり、自分もごちそうになる。

帰宅。シャワーを浴びて寝る。


18日(金)

朝7時半に起きる。朝ごはんを食べ、お弁当を準備し、まどと外出。とても暖かい。まどは犬島までロケハンに行くとのこと。南に入り、数枚ノートにドローイング。ガートルード・スタイン『地球はまあるい』読み始める。訳はぱくきょんみ、挿絵は岡崎乾二郎。幼年期の子供の世界へのまなざしをそのまま翻訳したようなすごい文章。

出て、100均をまわる。以前買ったCDを入れるのにちょうどいい収納ケースが現在品切れのようで、店員に聞いてみても入荷時期は未定とのことだった。作業部屋に行き、ハワイアンやメラネシアの民族音楽のレコードを聴きながら絵の続き。後者に収録されている、割いた竹を束にしてウッドベースのように弾く(?)という民族楽器の音が強烈。絵はもう少しで完成しそうだ。

開店。前日の売り上げの帳簿付け、発送準備、品出し、ブログ更新、均一本補充など進める。以前から何度かお伺いしている大学院の研究室への出張買取、今月末にまた伺うことになった。これで4回目、いよいよ最後になるだろうか。

今日はこれからルクスで2時間選曲。果たしてお客さんは来るのか。

2025年4月14日月曜日

余裕が出てきた(2025年04月11~14日)

10日(木)夜

閉店後、本を発送し、早めに帰宅。夕方に降った雨は止んでいる。風呂に入り、イングマール・ベルイマン『処女の泉』見る。ストーリーは簡潔だけれど、美しい自然と登場人物たちの表情、構図、光、カット割り…その全てが織りなす緊張感に引き込まれる。


11日(金)

朝7時半に起きる。朝ごはんを食べ、お弁当を用意して外出。外は雨。南に入り、モーリス・ブランショ『カフカ論』続き読む。

「彼は、直ぐに、この小説を、親しい人々に読みきかせる、そしてこの朗読が、彼の信念を固めるのだ。(略)これは、その音声的空間の中に、作品をくり拡げることによって、作品によって高められ引きずってゆかれたいという欲求なのだ。」(p76)

まども合流し、一緒にルヌガンガへ行く。この日はついにまどの単行本の発売日。レジ横に予想以上の量が山積みになっていて、とてもうれしい。写真を撮らせてもらう。

店に行き、Bandcampでダウンロードした音源をCDRに焼く作業。開店。この日はウェブショップでまどやメグマイルランドさんの本のまとめ買いがあったり、序盤にけっこうな量買ってくださるお客さんが来たりと、ありがたかった。まどが在庫整理作業をやってくれて、未払い分の給料をまとめて払う。単行本は各所で推されているようで、書泉グランデでもポップつき面出しの扱いになっていて驚いた。売れてほしい。夜ちゃゆう君来てくれて、じっくり話す。

閉店後、ブログを更新して本の発送。その後、作業部屋へ行き18日に向けての選曲作業。PHONKなどもかけられそうだ。流れはほぼ決まった。細かいところをもう少し詰めたい。その後、絵の続きもやる。なんだかんだで1時前まで作業してしまう。


12日(土)

朝8時に起きる。寝るのが遅かったせいでまだ眠気がする。朝ごはん、お弁当の準備。まどはソレイユまで相米慎二の『お引越し』を見に行くそうだ。

一緒に出る。公園へ行き、コンビニで買ったカフェオレを飲みながら『カフカ論』続き読む。40分ほどで出たけれど、もっと思う存分公園で時間を過ごしたい。まどと今度久しぶりに山登りしようか、という話にもなった。

店へ。在庫整理や、アルバイト用の本の準備をする。思ったよりもスムーズに作業が進んだ。

開店。品出し、均一本の補充、発送準備。店頭買取2件。大三君が来てくれて、まどちゃん単行本発売おめでとう、と伝えに来てくれる。ネットでも様々な反応が出ているけど、概ね好評なものが多いようだ。

閉店後、映画を見始めるが、やっぱり絵を描こうと思い作業部屋へ。コラージュものなど聴きながらやる。しかしどうも手癖で描いてしまって良くない。ある程度良くはなるけど、いつものができているという感じ。もっとドローイングを描いて、線や形を自分の中にため込む必要がある。

帰宅。風呂に入り、ヨーグルトを食べる。『カフカ論』読み終えて寝る。変な夢を見た。


13日(日)

朝8時半に起きる。朝ごはん、洗濯。外は小雨。お弁当を用意し、1人で外出。100均で買い物をして南に入る。阪田寛夫『天山』読み始める。なんだか小説をもりもり読みたい気分、しばらくジャンルを絞ってみようか。その後、ノートにドローイング。楽しい。店に戻り、そうじ。

開店。この日はアルバイトMさん来てくれて、2階でネット出品作業を少しやってくれた。徳島よりHKさん来店。まどの単行本をルヌガンガで購入いただいたようだ。ソダーバーグのブログが面白いという話を聞く。去年作ったフリーペーパー『Tさんインタビュー』をプリントしてお渡しする。夕方に久しぶりに全さん、夜にホンマタカシさんの展示準備のため来た浅見さんが来店。毎日いろんなお客さんが来てくれてうれしい。

閉店後、作業部屋でお酒を飲みつつ、ダブを聴く。『天山』読み終え、絵の続きを少し。最近、また読書や映画鑑賞へ使える時間が増えてきたかも。


14日(月)

朝8時に起きる。少し寒く、ストーブをつける。朝ごはんをたべ、コーヒーを飲みながらジャン・ルノワール『ゲームの規則』見る。複雑な人間関係とその滑稽さを、様々なカメラワークと人物の動線、カット割りで流れるようにあぶり出していく様は圧巻。

まどが単行本が出てからのそわそわした気持ちを、漫画家やイラストレーターの友人とわかちあって中和させている。漫画作品への批判は主にネットでばらまかれるに留まるけど、絵画は現実世界でギャラリーストーカーによる被害があったり、「ぶつかりおじさん」的に心無い言葉を浴びせてくる人もいて、なんだか殺伐としているなと感じる。

外出。郵便局で本を発送し、八百屋や100均で買い物。この日はアルバイトN君が作業してくれるので、やってもらう本を準備。

開店。査定1件完了し、金額を伝える。N君が出してくれた本の整理、品出し、発送準備。夕方から雨。最近1日のうち数時間だけ降るような日が多い。嫌な感じだ。天気のせいかWi-Fiの調子が極端に悪く、N君に少し早めに上がってもらうことに。申し訳ない。売り上げのほうはウェブショップでのまとめ買いがあったりネット出品していた単価高めの本が売れたりで、悪くはなかった。

まだまだいろんな経験をしていかないといけないなと、漠然と思う。

今日はこれから少し本を読んで、絵の続き。明日は雨だけどけっこうゆっくりできそう。

2025年4月10日木曜日

前祝い(2025年04月08~10日)

07日(月)夜

閉店後、本の発送。CDRを焼いたり、帳簿付けをしたり。まどの『怪獣を解剖する』読み始める。この日はとりあえず上巻まで。


08日(火)

朝、シャワーを浴びて朝ごはん。富士正晴『軽みの死者』読み終える。まどと外出し南でモーニング。『怪獣』下巻まで読み終える。単行本だと一気に読めて良い。絵もこのサイズに合っている気がする。

まどは皮膚科へ行き、自分は100均へ。CDを入れるのに良さそうなプラスチックのケースを見つけたので2つほど購入。取っ手になる横穴つき、スタッキング可能、白の半透明、余計な文字なし。後で追加で4つ買った。早速店と作業部屋にあるCDを整理する。京都のDOMAさんで販売するキーホルダーの納品書を作成し、PDFで送る。

再びまどと合流し、久しぶりにヤンフーへ行く。まどはチキンオーバーライス、自分はファラフェルサンド&ポテト。いつ食べてもおいしい。突然、東京へ引っ越したばかりなはずのHAPPFATさんが現れ驚く。一時帰省中だったようだ。東京でコーヒーを出しているお店のことや、今度DJツアーでまわるという福岡のことなど聞く。福岡は自分も近いうち行きたいと思っている。店を出る時、Centerで来月田中ヒサミさんの個展が開催されることを知る。14,5年お会いしていないような気が。先日、ヤンフーと原宿でのポップアップを行ったばかりのイラストレーターCHARRさんともお話できた。

作業部屋へ行き、18日のルクスに向けて選曲。レコード針を買ったばかりだけど、今回使う音源はVaporwaveやエレクトロニカなどが多く、あまりレコードは登場しなさそう。半分くらい進んだ。

まどの出版記念の前祝いで、古馬場の焼肉屋さんへ行く。いつもおいしそうなものを食べている山原さんから教えてもらったお店。とてもおいしく、安い。その後半空へ。暖さんと現代アートな話をする。こういう話を人とするのもなんだか久しぶりだ。

帰宅。まどの短編集『解剖・幽霊・密室』途中まで読んで寝る。


09日(水)

朝8時半に起きる。良く寝た。昨日お腹いっぱい食べてまだ満たされている。料理。卵焼き、根菜の煮物、豚しゃぶ、豚を茹でた後キャベツと玉ねぎを入れてスープを作る。朝ごはんは結局スープだけで済ませた。『解剖・幽霊・密室』読み終える。

お弁当を用意して、作業部屋へ。300円で買ったモーツァルトの室内楽のレコードを聴きながら絵の続き。落ち着く。室内楽のレコードもっとほしい。安いし。

開店。6月頭の旅行の予定を考えながら仕事。今回少し長めに時間をとっているけど、展覧会や骨董市、前々から気になっていたお店、友人知人と会う、などいろいろ用事はある。どうしても何かをあきらめないといけない。迷うな。この日は発送件数が非常に多く、ほぼ梱包で終わった。以前お預かりした分の支払い1件。

閉店後、本を発送し、スーパーに寄って早めに帰る。まどが風呂を入れてくれたけど、疲れて机に突っ伏して寝ていた。


10日(木)

朝8時に起きる。洗濯、朝ごはん。奥田亜紀子さんやながしまひろみさんがまどのファンアートをSNSに投稿していて、どちらもとてもかっこいい。漫画家同士の協力し合う姿勢は横から見ていてすごいなと感じる。モーリス・ブランショ『カフカ論』少し読む。

外出。店で在庫整理作業。郵便局へ本の発送、八百屋で買い物。

開店。この日は夕方から夜にかけて少し雨が降り、店舗売り上げは少なかった。N君がネット出品作業をやってくれる。Mさんがにんにくを差し入れに持ってきてくれた。

今日は早めに帰る。

2025年4月7日月曜日

もりもり作業(2025年04月06~07日)

05日(土)夜

閉店後、作業部屋で午前中に買ったレコードを聴きながら絵の続き。もう少しで完成しそう。


06日(日)

朝8時過ぎに起きる。朝ごはん、お弁当の準備、洗濯。

外出。最近、週末は喫茶店やカフェがどこも混みがち。コンビニでカフェオレを買い、公園に行くことにする。桜もいい具合に咲いているけど、まだ早い時間だからか人は少ない。谷口ジロー『歩くひと』読み終える。

まどは多度津のほうまで電車に乗って取材へ。自分は作業部屋でまた絵の続き。ずっと棚に眠っていたレコードを聴き直してみたら思っていたよりも良かった。うれしい。

開店。この日は品出しをがんばった。隙間の空いていた均一棚にもたくさん補充。店頭買取1件。6月頭に東京へ行くので、その予定を立てたりする。今回は向こうでささやかだけど何かやろうと思う。夜になって若干の疲れが出てきた。

閉店後、作業部屋で少しお酒を飲みながら絵の続き。最近聞いていなかったジャズのレコードを引っ張り出して聞く。午前中「次はここ」という箇所にマスキングテープを貼っておいたら、すぐにやるべき作業を思い出して取り掛かることができた。絵は無事に完成。毎日コツコツやっていきたい。

帰りがけ、仲の良い黒猫2匹を見かける。1匹は以前からいる長毛の猫で、性格に抜けているところがあるけどかわいい。


07日(月)

朝7時半に起きる。朝ごはんを食べ、お弁当の準備をして早速外出。店と郵便局に寄って南へ。まども合流。富士正晴『軽みの死者』続き読み進める。

南を出て、再度郵便局でお金をおろし、まどが立て替えてくれた東京でのホテル代などの支払い。作業部屋へ。Bandcampで買った音源をCDRで聴きながら、キーホルダーを作る。京都の雑貨店DOMAの西山さんから「あのキーホルダー、よかったら納品してほしい」と言ってもらったので、追加で作ることにした。

開店。この日はアルバイトN君がネット出品の作業。Mさんもお金と品物の受取にやってくる。品出し、発送準備。キーホルダーも梱包する。「修験道についての本はありますか」と外国人のお客さんがやってきて、いろいろおすすめすると、空海関連の本なども買ってくれた。「原典はありませんか」とも言っていた。あいにくうちに在庫はなし。勉強熱心な方だ。N君若干遅刻したもののたくさん出品してくれる。助かった。ずっとあわただしく作業していて、あっという間に1日が終わった。

この日も6月頭の旅行についてやり取り。横須賀へも行くことにした。

今日は早めに帰ってゆっくり風呂に入りたい。明日は18日に向けて選曲作業。

2025年4月5日土曜日

お花見(2025年04月03~05日)

02日(水)夜

閉店後、ブログの更新。作業部屋でハワイアンのレコードを聴きつつ絵の続き。手数少ないところでぱっと終わらせられたら良いけど、どうなるだろうか。


03日(木)

朝8時頃に起きる。朝ごはんを食べ、お弁当を用意し、歩いてまどと栗林公園へお花見に行く。この日が満開のようだったけど、チケット売り場もそれほど混雑してはおらず、ゆっくり見てまわれた。よもぎだんごもおいしかった。ぬいぐるみを出してたくさん写真や動画を撮る。ぬいぐるみを小脇に抱えながら歩くのももう慣れたもんだ。

公園を出て少し歩いたところにあるオールドファッションドーナツのお店、kuuuuさんへ初めて行く。開店してそれほど時間は経っていないが、早くも行列ができていた。自分たちが並んでからもさらに後ろにお客さんが増えていく。すごい人気。40分ほど待ってドーナツを購入、店の中で2人で食べる。1つだけでもけっこう食べ応えがある。きなこやホワイトチョコなど、いろんなトッピングがあって楽しい。

開店。この日はアルバイトのN君が来てくれて、閉店間際まで作業。先日届いて価格の了承が取れた郵送買取のお金を振り込む。品出し、発送準備。店頭買取1件。高知のいざなぎ流の本が入ったのでまどに連絡する。夜、太陽の眼の綾花さんやなタ書の藤井さんら来店。綾花さん雑貨やzineをけっこう買ってくれてありがたかった。

閉店後、作業部屋でCD聴きながら絵の続きを少しやる。板パネル(自分は紙などを貼らずに直接絵具を塗る)とキャンバスでは描いている時の感触も異なり楽しいけど、板パネルは筆がすぐに痛む。当たり前ですね。

家に帰ると、国保の払い込み用紙が届いていた。去年は驚くほど高く、「こんな出費が毎年続いたらまずいな」と思っていたけど、今年はそれほどでもなかった。コロナの時期の補助金が響いていたのだろうか。


04日(金)

朝8時頃に起きる。ゆっくりめに朝ごはん、お弁当の準備。外出。銀行で国保のためのお金をおろし、無印に寄る。CD用の収納ケースを見るが、ちょうどいいサイズのものは見当たらず。店に行き、在庫整理作業。

絵の活動をしていこうと考えた時、まずギャラリーでの展覧会が思い浮かんでしまうこと自体が、もう初手からつまづいているんじゃないか?と思えてきた。しかしどうしようか。

開店。CDR焼きつつ品出し、発送準備。持ち込み分の査定が完了し、価格も了承が取れ、お支払となる。ちょっと静かな一日だったか。閉店間際に若い男性の2人組が来られ、聞けば昨日高松に引っ越して、近々ゲストハウスの経営を始められるとのこと。自分の知らないところでもたくさんの人の出入りがあるのだろう。

閉店後、22時過ぎまで作業。帰宅。谷口ジロー『歩くひと』読み始める。途中で止まっている本がたくさんある。


05日(土)

朝8時に起きる。シャワー、朝ごはん、洗濯。

外出。高松オルネにて行われている中古CD・レコードフェアへ行く。開始直後に行ったけど早くも人がたくさんいた。シンボルタワーで行われていた時よりも規模は小さめだったけど、ドン・プーレンがセロニアス・モンクの曲を演奏したアルバムと、緑川アコのシングルを購入。

コンビニで国保をまとめて払い、店へ。在庫整理作業を少し。開店。品出し、発送準備。この日はお客さんが多かった。藤井さんが齋藤陽道さんを案内して来てくれる。齋藤さんの『感動』『感動、』は自分もとても好きな写真集なので、その旨メモに書いてお伝えする。素敵な方だ。以前お預かりした買取の支払いが1件。夜は堀金君が来てくれて、少し話す。

閉店時間を過ぎて、Bandcampで買ったデータをCDRを焼いていた。これから帳簿付けをやって、少し絵を描く。

2025年4月2日水曜日

開けた状態(2025年04月01~02日)

31日(月)

閉店後、CDRを焼きつつ帳簿付けや発送準備。本を発送してからブログの更新。帰宅。シャワー浴びて寝る。

ここ最近フラストレーションがたまって仕方がない(はっきりとした原因が2つほどある)。仕事や絵にぶつけて、ポジティブな形で消化したい。


01日(火)

朝7時前に目が覚める。昨日よりも早い。若干躁状態になっているのか?朝ごはんを食べて洗濯。

南へ。家賃の振り込み、レシートの入力作業。『相倉久人に聞く昭和歌謡史』読み始める。面白い。読書を進めたかったけど、けっこう冷えていて、店へと向かう。

CDR焼く。昼ご飯は綿谷で肉うどん。tomoさんでお弁当買う。再びCDR。昨日出張買取でお預かりした本の整理。発送準備。この日はネット出品していたものがそこそこ売れ、いまいちだった昨日の売り上げの補填になった。まど来て在庫整理を手伝ってくれる。郵便局で本の発送。レシート整理。その後、2階でCD聴きながら本の整理続き。体を動かすと気分も晴れる。お弁当で夕ご飯。マスクもせずにエアコンの温風を直接浴びて作業していたら、どうも鼻の粘膜がやられてしまったようだ。もう少し作業する予定だったけど、帰ることにする。

帰宅。石田民三『むかしの歌』見る。俯瞰のアングルや、陰影のコントラストを利用した構図が美しい。演出補助に市川崑の名前が。後で検索してみると、昨年の頭に早稲田松竹で『むかしの歌』と清水宏『簪』が2本立てで上映されていたらしい。良い組み合わせだ。


02日(水)

朝8時に起きる。よく寝た。急いで朝ごはんを食べ、用事を済ませて店へ。少し雨に濡れてしまう。引き続き在庫整理。昨日がんばったおかげで、次やるべき作業もすぐに思いついてスムーズに進む。10時半頃にひと段落ついたので、また南へ。富士正晴『軽みの死者』読み始める。スケッチブックにドローイング。お弁当を買って店に戻る。先日届いた郵送買取の本のチェックをして、メール返信。

開店。アルバイトのN君が出品を頑張ってくれているおかげで、本が売れている。ほか、やらなければと思っていたことがだいぶすっきりして良い気分。近日塩上町で新しく焙煎所/カフェをオープンされるマルさんや、5/11に池間由布子さんのライブを高松で企画する藤谷さん、ミヤモト惣菜店さんなど、知り合いの人もいろいろ来てくれた。

ふと、東京のことを思い出していた。香川での暮らしで感じる人間関係でのストレスは、東京と比べて1割弱ほどに感じる。しかし、これは単に東京で自分のいた場所が極端に合っていなかっただけでは?とも思う。場所というのも全てではなく、ほぼアート関係。アートはどうしても作品の単価が高くなり、それを購入する人は自ずと限られてくるので、関わる人のパワーバランスがいびつになるし、人間関係も椅子取りゲームのような感じになってしまいがちだ。お金を抜きにして批評や評価をめぐる関係に絞って俯瞰してみても、似たようなものだろう。そして「気持ちひとつ」で物事が動いている場合が多々あるので、その気持ちや理念がおかしな方向へ傾くと、簡単に搾取やハラスメントへと繋がる(事実、近年は告発も増えている)。そんな中で自身の振る舞いを洗練させ、フレーミングしていくのはとても疲れる(やろうとも思っていないけど)。ガードを固くして人に冷たくしたくもないし、ハッシュタグをつけて整理するように人をさっと理解するようなこともしたくない。露悪になることは避けつつ、無防備で、開けた状態でありたい。古本屋は商品の単価が安いし(良いことばかりではないが)、買ってくれるお客さんは例えせどりでも均一本1冊でも、少なくともネガティヴな気持ちでこちらへ向かってきていないことだけははっきりしている。言葉や金銭のやり取りが簡潔に済むのもいい。展覧会のオープニングでギャラリストや他のアーティストと話すのと比べて、とても自由を感じる。

今日はこれから少し絵を描く。明日は花見。