07日(月)夜
閉店後、明日梱包/撮影するための絵を選ぶ。今月14日の高知での出店と、来月24日に開催する『休みの集い』での展示用の絵。展示する前にブツ撮りを済ませておくべきだなと今更ながら思った(絵を描いている皆さんは、この辺どうされているんだろう)。とりあえず30枚ほどを1階に運んだ。
08日(火)
朝6時半に起き、大橋裕之『シティライツ』上下巻読み終える。大橋さんの漫画は時折ぽかんとした「間」のコマが入るのが好き。一歩引いた視点から現世を見ているような時間。こういう無常観の中にひたっていると、なんだか大橋さんが映画を撮り始めるのにも納得がいく気がした。
まど起きてきて、南でモーニング。伊藤紺『肌に流れる透明な気持ち』読み終える。行が曲線を描いていたり、文字の級数が途中で変わったり、ページ下の端で切れて続きが上の端から伸びたりと、かなり自由にやっている。短詩でこういうことをやるのはかなり勇気がいる気がするけど、どうなんだろう。デザインは脇田あすかさん。二人でモニターを見ながら本文デザインを進めていったのだろうか。岡崎武志『古本大全』続き読む。1950~60年代の新書の話はやはり楽しい。
一旦別れて、自分は店へ。ブログを書いたり、受託商品の作業を進めたり。その後再び合流して、燦庫で昼ご飯。大盛りカレーを食べる。ケーキもついていてお腹いっぱい、これで850円は安いな。
店に戻り、受託商品の作業続きや、絵の梱包作業。ドアの鍵を開けているとなんだかんだお客さんも来て、少し売れる。梱包ひと段落して、休みの集いのチラシ配布。FUZZ、WAX GATE RECORD、minamoに行く。FUZZでシャツ、WAX GATEで富樫雅彦のレコードを買い、minamoであづささんの個展を見た。あづささんとは短い時間でいろいろな話をしたけど、「今回の個展の会場BGMはとても悩んだ。祐平さんはいつもBGMどうされてますか?」と言っていて、自分は逆にBGMをかけるのが前提になっていることに驚いた(もちろん、人それぞれだと思います)。店に戻り、Tさんインタビューのイラレデータ作成。時間がかかると思いきや、1時間と少しで完成。晩ごはんを春風堂のパンで済ます。
平尾君が車で来てくれて、梱包しておいた絵を積み込み出発。いろんな話をしつつ絵の撮影。今回は32枚。枚数も多く天気も雨模様だったので、車を出してもらえて本当に助かった。自分も疲れていたけど、平尾君もこの日は午前中から高知へ行き、その後徳島に行った後さらに会社で仕事をしていたらしく、ここ最近忙しい日々が続いているようだった。そんな中時間を作ってくれてありがたい。なんとか24時前に終える。平尾君は年末にとても楽しそうなイベントを計画しているそう。いいね。
再び絵を店の中へと運び込み、帰宅。
09日(水)
朝6時頃に起きる。二度寝しようかと思ったけど、なんとなく「いける」感じがあり起床。料理。野菜の焼き浸し、枝豆の梅おかか和え、卵焼き、鯖の塩焼きを作る。朝ごはんを食べつつ、ホン・サンス『イントロダクション』見る。登場人物たちの言動には疑問が多かったけど、ラスト近くのホテルから外を見つめる母親など、映像は良かった。散髪してシャワーを浴びる。コーヒーを飲みながら『古本大全』続き読む。
お弁当を用意して外出。店に行き、昨日運び込んだ絵を片づけたり、消耗品を買いに行ったりする。お客さんが中をうかがっていたので、見てもらった。「14日出店のため臨時休業、13日の18時半~19時半一時閉店」の旨、入口ドアに貼り紙で掲示する。
ここ最近、次にやるべき作業に頭のスイッチがすぐ切り替わる感じがあり、調子がいい。
開店。先日メッセージがきた徳島への出張買取の件、高知への出店の翌日15日に伺うことになる。出店に使った本をおろしたいし、一度高松に帰ることにしよう。この日は神奈川県からの郵送買取、追加注文していた円盤のレコブックシリーズ、北海道の玉川桜さんからの商品などたくさん届く。それだけ支払いも多かったけど、そういう一日。桜さんと知り合ったのももう13年くらい前のことになるけど、商品を扱わせてもらうのは今回が初めて。5年ほど前に一度yomsへ来てくれたこともあったし、うれしい。
以前作った文章の冊子『人生は複数』が、新しく県外のお店で取り扱われることになった。メールでのやり取りでありがたい言葉をたくさんかけていただく。しかしこの冊子も、作ったのはもう2年前になるのか。
少し残業して、今日届いた分の商品を棚に出す準備はほぼ整った。これからどうしようか。
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