2022年11月3日木曜日

ふつうの日記(2022年11月01~03日)

31日(月)夜

メールの文章を考えたり帳簿付けをしていたら、いつの間にか2時間残業していた。グスタフ・ヤノーホ「カフカとの対話」読み終える。寒くなった。ストーブを出すべきか迷う。12時半頃に寝る。

「何一つ確実なものはない。だからなに一つ言うことができないのです。叫び、喘ぎ、口ごもる。できるのはそれだけです。人生のベルト・コンベアーが、人をどこかへ、どこへとも知れず運び去ります。人はむしろ品物、物体、ですーー生きものではない」(p172)


01日(火)

朝6時前に一度起き、ごみを捨てる。二度寝して、8時半に起床。今日もまどとモーニングへ。笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」読み始める。初期の作品のほうが独特の口語のクセが少なめで好きかもしれない。自分も好きで何回か行った鶴見線が出てきて、沿線風景が思い出された。

店に戻り、メールの返信と少し品出しをやる。本の発送。燦庫で昼ごはんの出店をやっている「きせつごはん わ」へ行ってみる。まどもこちらでバイトしている。きびきびと働いている様子を見て、まどはウェイトレスの仕事が向いているなあと思った。今日はから揚げ定食。れんこんの煮物や、柿のバター焼き(?)もおいしかった。スーパーで買い物。

再び店。査定や諸々の店の作業を3時間ほどやる。外は雨。なぜかスクラッチの音が聞きたくなり、DJ ShadowとQbertのやつとか昔のをいろいろ聞く。今こういうのを音源として出してる人はいるのだろうか。DJバトル用の素材?みたいなトラックも見つける。コンクレートみたいなものや、単に電子音の反復だったり、面白い。

ルイス・ブニュエル「昼顔」見る。マルセルというチンピラの役をやっているピエール・クレマンティの緊張感がすごい。夢と現実が入り乱れる巧みな構成、背徳と破滅のストーリー(カトリーヌ・ドヌーヴの顔に泥をかける…)に見た後げっそり。しかしすごかった。カレーを作ろうと思っていたけどまどが作ってくれた。夕ご飯を食べて、本日2回目の南珈琲。「タイムスリップ・コンビナート」読み終え、ブレッソンの章だけ読んで放っていた「作家主義」のブニュエルの章を読む。主にメキシコ時代についての話。

メール返信、ブログ書き。カフェインの摂りすぎと、いろいろ集中しすぎたからか若干気持ちが悪くなってきた。風呂に入り、キャンバスを少し進めて寝る。


02日(水)

朝8時頃起きる。ゴミ捨て、朝ごはん。少しキャンバスをやる。まどは今日久々にデジアシの仕事。

10時にルヌガンガへ行き、中村さんと今週末のトークに向けた打ち合わせ2回目。前に打ち合わせた時に涼子さんも横で仕事しながら聞いていたようで、「面白かった~!」と声をかけていただきうれしい。今回もいろんな話が出て、予定時間の2時間は十分なんとかなりそうだ。まどにも少し話してもらうことになった。

開店。発送準備を進める。夕方からの冷え込みが厳しくなってきた。昼夜の気温差が大きい。夕方以降は頼まれている原稿を書く。テーマは「行き詰まった時どうするか」。以前書いて放ってあった文章の断片もいろいろ混ぜながら書く。

夕ご飯を食べ終わったくらいからなぜか頭がふらふらし始める。以前気圧の変化で早じまいした時と似ている。体温は平熱。念のため1時間早く閉店し、ベッドに入る。


03日(水・祝)

朝8時前に起きる。10時間ほど寝て体調回復、熱もなし。単に疲れていただけなのかもしれない。ゴミを出して食パン買う。通勤通学の人達が少なく、そういえば今日は祝日だったと気づく。朝ごはんを食べ、TSUTAYAまで歩いてDVDを返しに行く。帰って昨日売れた分の帳簿付けやレジ周りの本の整理など。スーパー行って買い物。料理。小松菜のおひたし、焼き鮭、カレー味のポテトサラダ、にんじんのマスタードシード炒め作る。昼ごはんを食べた後におかずを片付けようとしたら、作った早々にんじんを床にぶちまけた。食べ終えてから査定の作業続き。まどが店番をやってくれたおかげでけっこう進んだ。

店番交代。査定、品出し、発送準備進める。お客さんは多い。文化の日は毎年お客さんが多い気がする。売り上げもなかなか良い感じ。閉店間際には中国(たぶん)からの観光客3人グループもご来店。こないだも香港の男性がいらっしゃった。外国からの観光客も徐々に増えてきているようだ。

今日はこれから本を発送して風呂。ゆっくり絵を描きたい。

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