25日(木)夜
閉店後、本の出荷。山口尚「日本哲学の最前線」読みつつ、絵の続きをやる。青山拓央さんの二人称の話面白い。絵うまくいきそうだ。シャワー浴びて寝る。
26日(金)
朝7時半頃に起きる。ゴミを捨てて、玄米を炊く。炊けるまでの間に料理。豚しゃぶと茹で汁を使ったスープ、卵焼き作る。朝ごはんを食べ、散髪に行き、スーパーで買い物。
ジョン・カサヴェテス「フェイシズ」見る。ラストのシーモア・カッセルが家から飛び出すカットと、階段でタバコをふかすシーンがいい。見終えて昼ごはんを食べる。
少し休んで外出。郵便局で本の発送。BRICさんに展覧会のチラシ置いてもらう。その後つい最近オープンされたCenterさんへ。来月個展をやらせてもらうルクスのちょうど斜め向かいにある。東京、高松、香港に拠点を置くデザイン事務所のDEGICOさんが運営しているカフェで、オリジナルのグッズも販売している。チラシとショップカードをお願いし、いろいろお話する。DEGICOの社員さんにはYOMSにけっこう来てくれている方もいらっしゃるようだ。チラシを置いてもらいに行ってこういうことを知れるだけでも、展覧会をやった甲斐があるなと感じる。今後はギャラリーも展開していくそうで、楽しみだ。家に帰って絵の続きをやり、一枚完成。
まどと店番を交代。先日出張買取でお伺いしたお客さんが、「缶コーヒーを出そうと思っていたのに忘れていた」とわざわざ店まで届けてくださった。ありがたくいただく。発送準備など進める。兵庫県加西市のギャラリーVoidからFujimura Familyの展覧会チラシ届く。最終日の9/24にはイベントがあるらしく、FFの2人も何かやるようで気になる。土曜日だけど個展ももう終わっている時期だし、なんとか行けないだろうか。新潟県の佐渡ヶ島からは「まどをあける」第3号が到着。自分も短い文章を書いた。この日はいろんな場所へ気持ちを巡らすことが多く、気分が良かった。ぼーっとしすぎて大抵会話はめちゃめちゃになるが。
閉店後、本の出荷。シャワー浴びて、武田百合子「富士日記」中巻読み進める。絵少し進め、早めに寝た。
27日(土)
朝8時前に起きる。まどとモーニングへ。三角みづ紀詩集「よいひかり」読み終える。スケッチブックにボールペンで絵を描く。家に戻るが、やけに眠く、40分ほど横になる。明日は香川県知事選/県議会議員補欠選挙。各候補の提言など改めて調べる。
開店。店頭買取1件。こないだ「全集の買取はなかなか難しい」とSNSやブログに書いたばかりだけれど、お客さんから「明治時代に発行された全集があるんだけど買い取れる?」と相談を受ける。漱石、逍遥、紅葉などが入っているようだ。しかも全巻揃いとのこと。割と近場でもまだまだいろんな本が眠っているらしい。この日はお客さんが多く、査定、均一本の補充、発送準備でほぼ終わった。尾道の方々も来られ、お話する。
自分の生まれた故郷には「ボケ」や「ツッコミ」の概念(?)がほとんどない。会話の中でボケと取られることを口に出して、ボケツッコミのやり取りに慣れた人から突っ込まれると「は?」と思ってしまい、申し訳ない気分になることもある(どちらもそれぞれの文化)。こちらとしてはボケと取られることを誰かが言っても「えっ?(笑)」となればいいほうで、たいていはみんな薄々おかしいと感じつつも口から出た言葉が霧のように消えていく。自分はこういう「言葉が会話の部品になっていない状態」がけっこう好きだけど、気持ち悪く感じる人もいるかもしれない。しかし自分はむしろその状態を積極的に作りたい気持ちもある。
閉店後、やる気出ずずっとだらだらしてしまう。12時頃になってやっとシャワーを浴び、絵を進めて寝る。誰かのことをずっと考えるのがたいてい健康に悪いのはなぜだろう。
28日(日)
朝8時半に起きる。朝ごはんを食べて、絵を少しやる。まどと選挙に行こうと外へ出るが、途中で分かれる。本の出荷、レターパック買い足し。投票して公園に行く。涼しい。木が風に揺れてざわざわしていていい。それぞれの枝が違う揺れ方をしているのがいい。そんなのは当たり前のことだけど、頭の中で想像して「それはそうだよな」と理解するのと実際に見て体感するのとは違う。実際に見ている時は単に理解する以上の情報を得ている。「実際に見ることが大事だ」とただ言葉にするだけではその情報は消えてしまう。
開店。昨日に比べるとお客さんは少ない。店頭買取1件。査定、発送準備進める。記者のKさん来られ、県内の犬の殺処分問題についての話。自分はほとんど見たことがないが、香川県には野犬がかなり多いらしい。土器川沿いの繁みにもいたりするとのこと。思ったよりも深刻な状況だ。
今日は絵を1枚完成させたい。
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