2021年6月18日金曜日

最終的(2021年06月17~18日)

16日夜

閉店後、洗濯物を干す。まどが鶏肉入りの野菜スープを作ってくれていた。卵焼き、ポテトサラダ、かぶの浅漬け作る。ジョン・フォード監督「三人の名付け親」見て寝る。もっと寝る間も惜しんで本を読んだり映画を見たりしたいけど、意味わからんくらい眠い。


17日

朝8時前に起きる。ゴミ捨て、朝ごはん。かぶの浅漬けが塩辛すぎたので、さっと水にさらす。途中のまま放っておいた描きかけのキャンバスに、スケッチブックから形や線を拾って乗せていく。なんとなくうまくいきそう。

外出。喫茶店に行き、「戦後短篇小説再発見10 表現の冒険」読み始める。百閒、足穂、石川淳、笙野頼子などなどが収録されたアンソロジー。途中でものすごく眠くなり(退屈だったわけではない)、小島信夫の「馬」を読みながらまどろみつつ頭の中で「ははは…」と笑っていた。これはこれで幸せだ。八百屋に寄って帰り、雑誌のネット出品作業。30冊弱やる。

開店。天気がよく、空気もからっとしている。梅雨入りは早かったけどそれほど雨が続くこともなく良い感じ。ネット出品作業を進める。店頭買取1件。大三君来てくれて、買ってくれた絵を渡す。

閉店後、料理。実山椒ドレッシングのサラダと、豚肉と野菜のオイスターソース炒めを作る。筋トレ、シャワー。本読んで寝る。


18日

朝8時前に起きる。ゴミ出し、朝ごはん。「表現の冒険」読み終える。本の発送。キャンバスに色を塗るがあまりうまくいかず。スケッチブックに何枚かボールペンで絵を描く。

開店。雨が降ったり止んだりの天気。むしゃくしゃしてきたが、多分気のせい。発送準備、ネット出品を進める。15冊ほどやって、中原昌也「作業日誌2004-2007」続き少し読む。細かく区切られているのでつまみ読みしやすい。気圧が低下してきてお腹が痛くなる。女子高生二人組がやってきて、店内でむちゃくちゃしゃべり倒して写真撮って、けっこう買ってくれた。最終的にうれしかった。嵐のようだった。受託関係の連絡を進める。

今日はこれからビール飲みながら映画を見る予定。

2021年6月16日水曜日

打ち上げ(2021年06月14~16日)

13日夜

閉店後、ギャラリーへ行き個展の搬出。但馬さんが来て手伝ってくれる。男木島で梅の収穫の手伝いをしていたそうで、すももやびわ、チヌ(クロダイ)をおみやげにもらう。最近食べ物をいただくことが多く、ありがたい。家に帰り、チヌを切って冷凍。茎のめぐさんからもらったビールと、こないだ作ったちりめん山椒で飲む。うまい。崩れるように寝る。


14日

朝8時前に起きる。不燃ゴミを捨てる。えんどう豆の胡麻和え作る。手抜きして胡麻をすらずにそのまま入れてしまったけど、やっぱりすったほうがよく合わさるし香りも良い。朝ごはん。シャワー浴びる。外出。本の発送。パッケージプラザで絵の梱包用にプチプチを買う。スーパーで買い物して帰宅。ベーコンと玉子とキノコの炒め物を作る。あっという間にお昼。

開店。天気は薄曇り、お客さんは少ない。発送準備、時短協力金の申請書類の作成。郵送買取1件到着。展覧会が終わって気が抜けてしまったのか、どうにもやる気が出ない一日。

閉店後、シャワー。チェーホフ「決闘・妻」読み進めて寝る。


15日

朝8時起き。ゴミ捨て、朝ごはん。外出し、本と書類を発送して、喫茶店へ。アイスコーヒー飲みながら読書。「決闘・妻」読み終える。スケッチブックにマーカーで何枚か絵を描く。中原昌也「作業日誌2004-2007」読み始める。経済的・精神的にはとてもつらそうだけど、周りの知人友人に愛されているんだなあというのが伝わってくる。なんだかキラキラしていて胸がいっぱいになった。

スーパーに寄って帰り、昼ごはん。昨日作った炒め物の残りをレタスと一緒にパンにはさんでサンドイッチにする。他はまどが作ってくれていたクリームスープ、きなこ豆乳。おしゃれカフェメニューみたいになった。時間に余裕があると料理も楽しめる。

少し休んで、展覧会で売れた絵の梱包作業。ほとんどはYOMSで受け渡しとなっているが、岡山と東京に発送する分もあるので、郵便局へ。商店街をぶらつく。つま先まで隠れるサンダルはないかと探すが、あまり良いのがない。三越地下の食料品売り場へ。ウインナーやハムを見るが買わず。グリーンカレーのペーストとココナッツミルクを買う。馬場君から今日の夜飲みませんかと連絡が入ったので、行くことにする。また喫茶店に入り読書。スーパーに寄って一旦家へ戻る。

馬場君と花園駅近くにあるクラフトビールスタンド「白雀」さんへ行く。いろんな人がinstagramで行ったと報告していて気になっていたお店。きれいな店内で、テイクアウト用の缶ビールも冷蔵ケースにたくさん入っている。ビールとプレッツェルとヴァイスブルスト。おいしい。展覧会の話からコレクターの話になる。自分が付き合いのあったコレクターは2人くらい(他にもいたと思うけど、自分というより展示をしたギャラリーと付き合いのあったコレクターはそんなに話したりもしなかったし、よく覚えていない)で、どちらも真摯な人だった。コレクターに限ったことではないけど、作者と良い緊張関係を保とうとする人は気持ちがいい。

馬場君と別れて帰宅すると、意外にそれほど時間は経っておらず、まどはまだ帰っていなかった。夕ご飯も作ってなかったので、結局またまどとraiさんに行く。ポテトやまぜ麺。今日はいろんなお店にちょっとずつ行ってるな。展覧会の打ち上げか。こないだ買った郡司ペギオ幸夫「やってくる」など、いろいろ本の話ができて楽しかった。

帰り、アイスを食べて風呂に入る。キャンバスに絵を描く。一番小さいサイズだけどこねくり回して何度も塗り重ねてやたらと時間がかかる。12時過ぎになって完成。

いろいろできた一日だった。


16日

朝7時半頃に起きる。ゴミ捨て。料理。グリーンカレーと、実山椒のドレッシングを使ったサラダを作る。ナンプラーを買うのを忘れてしまい、ネットで調べてみるとオイスターソースと醤油でごまかせるとあったので、やってみる。香りは物足りないがまあまあいけた。サラダはかなりおいしくできた。実山椒っていろいろ使えるな。午前中はずっと家で本を読んだり、スケッチブックに絵を描いたりして過ごす。「作業日誌」はとても長い。間に違う感じの本を挟みつつ読み進めようか。

開店。外は雨で涼しい。お客さんは少ない。感染者数はここ最近減ってきて、香川県は時短要請も解除されたりしているけど、県外からのお客さんが増えるのはまだまだ先のようだ。グールドのバッハをずっと聞く。しばらくしてニックドレイク。だんだん気持ちが盛り上がってきたので、最終的にチカ―ノソウルなどを聞く。時宅のモモさんが、個展で購入した絵を取りに来てくれる。渡すと早速instagramに報告の投稿をしていた。うれしい。

今日はなんでもいいから映画が見たい。

2021年6月13日日曜日

展覧会最終日(2021年06月13日)

12日夜

閉店後、本の発送。筋トレやって風呂に入る。腹筋だけじゃなくてスクワットもやらないと、お腹がまんべんなく鍛えられていない感じがする。鈴木大拙「神秘主義」読み終えて、12時過ぎに寝る。


13日

朝8時過ぎに起きる。少しキャンバス進める。まどと喫茶店へ行きモーニング。チェーホフ「決闘・妻」読み始める。スケッチブックに絵を描く。油性マーカーは線がにじんで線が均等な太さにならないのが面白い。久しぶりにルヌガンガに行く。郡司ペギオ幸夫「やってくる」、横道誠「みんな水の中」購入。どちらも医学書院の「ケアをひらく」シリーズ中の一冊で、ADHDやASD、統合失調症の当事者の内側で起こっている感覚を使って、様々な事象について書いているのが興味深い。自分の大好きなフーコーのルーセル論や、アルトーのゴッホ論も連想する。読むのが楽しみ。家に帰り、また少し絵。明日出す不燃ゴミをまとめる。昼ごはんはほうれん草とツナとキノコの和風パスタ。

ギャラリーへ。個展最終日。たくさんの人が来てくれてうれしい。1ヶ月分くらいしゃべって気持ちに張りが出た。在廊の合間に、京都のシャイスケさんが作っているフリーペーパー「メリス」を読む。東京を拠点にK/A/T/O Massacreというイベントを企画されている加藤さんへのインタビュー(恋バナ?)など。イベントには自分も直嶋岳史さんに誘われて2度ほど出た。どちらも遠隔出演。いつか現場に行ってみたい。

今回の展覧会では自営業の知人友人がけっこう絵を見に来てくれたり、買ってくれたりしてうれしかった。香川に引っ越してきてから自営業の方と知り合うことが増えて、飲食だったり小売だったり業態は様々だけど、淡々とそれぞれの仕事をこなす様子にはいつも背筋を正されている。

店に戻る。発送準備など進める。なこちの稲盛さん来てくれて、久しぶりにいろいろ話す。なこちにも自分の絵が飾られているので、改めて見に行きたい。

今日はこれから展覧会の搬出。但馬さんが手伝ってくれることになっている。

2021年6月12日土曜日

それぞれ(2021年06月10~12日)

09日夜

閉店後、本の出荷。シャワー。実家から届いた野菜をまどが整理してくれている。山椒の枝から実をもぐ作業。

実家から届きものがあると、家族のことを思い出す。自分には弟が2人いて、どちらも実家に住んでいる。帰省した時みんなでごはんを食べて、食後に話すこともなくなったようなタイミングで、2人が脈絡のない話をしだしたのを覚えている。上の弟は家族の誰にも告げずかなり遠方の隣県の街までドライブに行ったこと、下の弟は友達が精神的に危うくなって毎日のようにそばにいてあげたこと。両親はどちらの話も聞いていなかったらしく驚いていた。そんなことを言い出したのはなんでだろう。たまにしか実家に帰らない、半分よそものみたいな自分がそこにいたことが、普段の食卓の空気に何か作用していたのか。こういう、いわゆる「家族の絆」みたいなものとは違った「それぞれに流れていた時間」を感じる瞬間がとても好きだ。


10日

朝8時に起きる。昨日もいだ山椒の実をさっと塩ゆでして、水につけてあく抜き。朝ごはんはちまき。これも実家から送られてきたもので、新潟のは三角形。手裏剣みたいでかっこいい。料理。卵焼きと、そら豆、えび、キノコ、長ネギの炒め物を作る。外出。レターパックなどを買い出し。スーパーで買い物。公園で少し読書。

開店。お客さんは少ない。蒸し暑く、やる気が出ない。笹団子を近所のお宅へおすそわけする。少しずつ品出しを進める。なんだか最近ニキビができる。がまんできず冷房をつけたら少し元気になってきた。無理しないほうが良いな。


11日

朝8時に起きる。ゴミを捨てて朝ごはん。郵便局へ本の発送、スーパーで買い物。鯖の山椒煮、根菜といんげんの煮物、ちりめん山椒を作る。雑誌のネット出品作業進める。

開店。蒸し暑い。お客さんは少ない。ペーパートークにも参加してくれたことのあるよそ町さんが来店。広島に住んでいるタコ25からうちのことは聞いていたらしい。東京に住んでいる友人から、絵を1枚買いたいとの連絡あり。作品リストをメールで送る。閉店間際に安岐さんが来てくれる。個展を見てくれたらしく、いろいろ話をする。安岐さんも今準備を着々と進めていて忙しそうだ。

閉店後、本の発送。シャワー浴びて筋トレ。途中まで読んでいた鈴木大拙「神秘主義」続き。「些末事研究」に福田さんが正法眼蔵のことを書いていたなと思い出す。12時過ぎに寝る。


12日

8時ごろに起きる。朝ごはんはちまき。外出、午前中いっぱい用事。昼ごはんは兵庫町のアイゴンで買ってきたバインミー。

ギャラリーに行き、開場。個展も早いもんで明日で終わり。たくさんお客さんが来てくれて、作品も3点売れた。ありがたい。いろんな話をした。合間に雑誌のネット出品作業。

戻って店番交代。発送準備など進める。今日はお客さんは多かったものの、売上はそれほどいかず。

今日はこれから本を発送して、風呂に入って、絵を描く。

2021年6月9日水曜日

ふつうの日記(2021年06月06~09日)

05日夜

閉店後、本の出荷。シャワー浴びて、ダラダラする。料理。卵焼き、小松菜のおひたし、豚肉と野菜の辛みそ炒めを作る。


06日

朝9時前に起きる。朝ごはんを食べて、スーパーへ買い物に行く。ネットで売れたセット本の梱包。この土日あまり店にいれないので、品出しも少し進める。最近あまり出せていなかった工藝、郷土関連本など。まどが店番のために下にやってきたので、外出して本の出荷。ドラッグストアでマスクとアイスを買う。少し読書。保坂和志「未明の闘争」読み進める。昼ごはん食べる。ギャラリーへ向かう。

この日は雑誌をギャラリーに持って行って、スマホでネット出品の作業を進めつつ在廊する。「未明の闘争」上巻読み終える。ベンさんや戸田さんが来てくれた。戸田さんはzineについての論文?を書くそうだ。

店番交代。この日も店頭買取1件。マンガ、歴史関係など。品出し進める。お客さんはそこそこ多いけど、夜になると客足がぱたりと途絶えた。閉店後も22時までネット出品や帳簿付けの作業。本を出荷して、シャワー浴びる。まどが豚しゃぶと梅キュウリ、野菜スープを作ってくれていた。Vacant 101の高橋さんから借りた近藤聡乃「はこにわ虫」読み終えて寝る。


07日

朝8時に起きる。お弁当の足しに粉ふき芋を作る。朝ごはん。コーヒーを買って公園に行く。日陰にいると涼しくてちょうどいい。「未明の闘争」下巻読み始め、スケッチブックにマーカーで数枚絵を描く。家に戻り、雑誌のネット出品作業。毎日少しずつ進めているけど、先は長い。明日もギャラリーに在廊しながら作業の予定。

開店。お客さんはちらほらといらっしゃるけどそれほど売上はいかない一日。ひたすら品出しと本の整理を進める。店頭買取1件。羊文学聞いてみる、いい感じ。肩と背中がこっている。閉店後本の発送。シャワー。本読んで寝る。


08日

朝8時に起きる。今日は定休日、13~18時の間ギャラリーに在廊する。ゴミ捨て。朝ごはんはパン。福田さんからもらったカルダモン入りの苺ジャムを塗って食べる。とてもおいしい。コーヒーを買って公園に行く。読書。「未明の闘争」下巻、「些末事研究Vol.6」読み終える。家に一旦戻り、八百屋とスーパーへ買い物。

ギャラリーオープン。雑誌のネット出品を進めたり、本を読んだり、スケッチブックに絵を描いたりしながら在廊する。北條民雄「いのちの初夜」読み始める。この日はたくさんお客さんが来てくれて、お話もそれぞれ楽しく、絵も何枚か売れた。ありがたい。今回の個展は9日間と会期が短い。もう4日目なので、ほとんど半分が過ぎた。早いもんだ。

家に帰って晩ごはんの準備。そうめんを茹でてカツオのたたきを切る。たたきはサクで買うと安く、今日は100g98円だった。鶏肉よりも安い。まどの作ってくれていた梅キュウリと煮物もまだある。まど帰ってきて晩ごはん。ハイボール飲む。

風呂に入り、少し本を読んで早めに寝た。


09日

朝7時半に起きる。ゴミ出し。カレー作る。大根やピーマンも入れた。香大近くのスパイス屋さんで材料を買って、本格的なスパイスカレーも作ってみたい。朝ごはんはしらす納豆ご飯。少しキャンバスに絵の具を塗る。今日も公園へ。「いのちの初夜」読み進める。香川県にはハンセン病療養所の大島青松園がある。高松港から船に乗ってすぐのところなのに、自分はあまりハンセン病のことを知らない。家に戻り、ネット出品作業進める。

開店。発送準備など進める。前回の個展にも来てくれたTさんがやってきて、ギャラリーの場所がわからないようだったので、地図を描いて説明。Tさんは香川の美術団体に所属していて、ソレイユでやっている北斎の映画を見てきたらしい。田中泯の演技が良かったとのこと。グリューネヴァルトの話をする。夜、実家から届いた笹団子を食べる。やわらかくて、自家製のあんこがおいしい。

今日はこれから実山椒のあく抜きをします。


2021年6月5日土曜日

たまらない手ごたえ(2021年06月03~05日)

02日夜

閉店後、シャワー浴びて筋トレ。雑誌の作業続きやる。ジャンル別に仕分け。30分か1時間くらいでやめにしようと思っていたけど、勢いに任せて全部終わらせた。しかしこれだけでは1円も儲からない。さらにネット出品の作業を進めないといけない。とりあえず寝る。


03日

朝8時前に起きる。ゴミ捨て。ここ最近は忘れないようにとまどが前日のうちからゴミをまとめてくれていることが多い。朝ごはん。まどと一緒に外出。本を出荷し、コーヒーを買って公園で読書。6月に入って芝生の養生が始まり、広場がロープで封鎖されている。「聞かせてください、あなたの仕事」読み終え、鈴木大拙「神秘主義」読み始める。銀行でお金をおろし、スーパーに寄って帰る。野菜と紅ショウガ天の炒め物を作る。少し雑誌のネット出品作業。

開店。天気はこれから下り坂になり、明日まで雨のようだ。明日は個展の搬入で店は臨時休業の予定。発送準備、ネット出品作業。明日の展覧会搬入に向けて、作品リストの印刷などもやる。

閉店後、本の出荷。シャワー浴びて、展覧会の搬入準備をして寝る。父から結婚10周年おめでとうとLINE。この日記をたまに見ているようだ。なんと両親もこの3月で結婚40周年だったそう。めでたい。


04日

朝8時に起きる。今日は店は臨時休業。ゴミ捨て、朝ごはん。キャンバスを梱包し、準備を整えて10時過ぎに出発。さっきまで降っていた雨がほぼ止んでラッキー。

ギャラリー到着。梱包を解いて、キャンバスを壁に立てかけて並べ、どの絵をどの辺に展示するかの見当をつける。最初は横一直線に、間を詰め気味にして展示しようかと思っていたけど、どうやらそれだと壁面が足りないようだ。天井もけっこう高いし、あちこち点在させることにする。

当たり前だけど、それぞれの絵は似ているところもあれば異なるところもある。色、形、リズムなどに意識をこらして、ちょうどよいバランスの壁面になるよう考える。この作業は自分の認知機能そのものを設定し直すような感じがあり、「己と向き合う」とか言えばかっこがつくのかもしれないけど、とてもしんどい。気分転換にと南珈琲で昼ごはん。アイスコーヒーと、ハムトースト/チーズトースト半分ずつ。保坂和志「未明の闘争」読み始める。わざと助詞を取り違えたり変なところで改行を入れたりしていて、ねじくれた文章になっている。なおさら頭がおかしくなりそう。ギャラリーに戻り、オレンジジュース飲みながらじっくり作業。とりあえず大きめの絵の位置を決めてみると、他の絵の位置もすいすい決まった。我ながらいろんな絵があるなと思った。17時前に設営完了、Vacant 101のお二人も到着。晩ごはん一緒に食べに行きましょうということになる。

一旦家に帰り、翌日のおかずに肉じゃがを作る。土日は自分もギャラリーに3時間ほど在廊しないといけないので、まどに店番を頼むことが多い。再び外出し、六ろくで晩ごはん。カレーとビール。仕事を終えたまどもやってきて、4人でいろいろ話す。「分かり合えなさにうんざりする」のが自分は好きなんだなと思った。誰かと分かり合えないことを実感した瞬間には、快/不快を超えた何かたまらない手ごたえがある。

帰ってTwitterを見ていると、中原浩大が高松市美術館で2018年に行った公開制作の動画がアップロードされていた。大きな段ボール板をひたすら投げ続けるというもの。

https://www.youtube.com/watch?v=p_TSo4GTvuk

本棚にあった中原浩大の作品集を久しぶりに見る。「持ち物」というタイトルの大きな立体作品のシリーズがあり、そのうちの「光のミミズⅡ」は高松市美術館に所蔵されている。「持ち物」というタイトルからは、まず触感が印象付けられる。しかし、作品は展示室がいっぱいになるほどの大きさと重さを持っている。「持ち物」というタイトルはその「持てなさ」をより鑑賞者に感じさせる。もしかしたら、「持ち物」には「持ち主」がいるのかもしれない。その不気味な存在も「持ち物」と名付けられることで初めて立ち上がる。
多くの芸術家はこれら「触感」「大きさ」「重さ」「不在」を造形言語として用い、何かを象徴するものを作ろうとする。しかし中原さんはその言語自体をごろっと提示しようとする。ユーモアもふんだんにある。

シャワー浴びて、早めに寝た。


05日

朝8時に起きる。まどとモーニングへ。その後公園に場所を移し、スケッチブックに少し絵を描く。まど皮膚科へ行く。スーパーで段ボールをもらって、売れた本を梱包して発送。昼ごはんを食べてギャラリーへ行き、個展初日。16時まで在廊する。キャンバスにマーカーで線を引いたり、本を読んだりして過ごす。兒島さんが来てくれて、最近のカレー出店の話などを聞く。お菓子をいただいた。

まどと店番交代。よく来てくれるお客さんとマンホールの蓋の話をする。何だって面白い。店頭買取2件。発送準備も進めていたらあっという間に時間が過ぎる。買取はミステリ、アニメ、デザイン関係など。20号のキャンバスも3枚買い取った。一息ついたら次はこれに描いていこう。

今日はこれから少し絵を進めて、早めに寝る。

2021年6月2日水曜日

雑誌(2021年06月01~02日)

31日夜

シャワー浴びて、ベッドでごろごろする。ポール・ヴァレリー「テスト氏」読み終え、「つげ義春日記」少し読んで寝る。


01日

朝8時起き。まどがゴミ捨てをやってくれた。朝ごはんを食べ、洗濯物をたたむ。昨日はかなり疲労を感じたけど、そこそこ回復。午前中はたまりにたまった雑誌のネット出品作業。映画関係、美術関係、楽譜など。雑誌は重い。200冊ちょいやる。昼ごはんははなまるうどんでから揚げを買ってきて、余り物のおかずと一緒に食べる。揚げ物だけテイクアウトできるのは便利だ。スーパーよりも近いし早い。

久しぶりに仏生山温泉へ。夏の暑さになってきたので、ベンチでゆっくり本を読むのが楽しい。しかしつげ義春の日記は病気の話題が多く、けっこうしんどい内容。ロビーの古本コーナーで小島信夫の「大学生諸君!」が売られていて買おうか迷うが、線引きがだいぶあったので今回はやめておいた。瓦町に戻り、南珈琲で読書。スケッチブックに何枚か絵を描く。スーパーに寄って帰る。

料理。たたきキュウリ、ポテトサラダ、ハンバーグを作る。じゃがいもを買った時についてきたハーブソルトをハンバーグのたねに入れてみたらおいしくなった。まどと一緒に晩ごはん。どのおかずもおいしいと言ってくれてうれしい。デザートにアイスを食べる。

夜は雑誌の作業の続きをやろうと思っていたけど、だらけてしまいできず。「つげ義春日記」読み終えて寝た。


02日

朝8時前に起きる。ゴミ捨て、朝ごはん。外出、銀行にお金を預ける。公園に行き、「聞かせてください、あなたの仕事」読み始める。それぞれ違う職種の8人へのインタビュー集。茎のめぐさんや、ルヌガンガの涼子さんもインタビューを受けている。家に戻り、雑誌の作業続き。グラフ誌を特集のトピック別に仕分ける。野球、考古学、宝塚など。これはけっこう時間がかかりそうだ。ひとつひとつ集中して仕上げていかないといけない。

開店。お客さんの入りはふつう。些末事研究の福田さんが、新しい号を届けに来てくれる。今回の号は自分も文章を書いていて、まどもマンガを描いている。他の寄稿者も世田谷ピンポンズさん、山下陽光さん、荻原魚雷さん、蟲文庫の田中美穂さんなどなど豪華。がんばって売りたい。本の整理を進めつつ、少しずつ品出し、帳簿付け。サチコさんがまた来てくれて、結婚10周年のお祝いにと花束をくれた。うれしい。

今日はこれからまた雑誌の仕分け。