この日は8時半から工務店さんが来ることになっていて、朝早く起きて対応。作業してもらっている間、横で松山と東京へ送る荷物の準備。
昼ごはんはうどん。前に並んでいた女性が缶チューハイを4本注文していた。うどん屋でお酒を飲んでいる人を初めて見たかもしれない。
郵便局の方が来て集荷。松山へ8箱、東京へ3箱送る。送料は2万円ほど。
外出。高松駅まで散歩してオルネでやっている中古CDレコードフェアに行こうと思ってたけど、お腹の調子が悪くやめにした。銀行と郵便局をまわる。まどは映画館へ行っていて、グレコで合流。大澤慶久『クレメント・グリーンバーグ』続き読む。スーパーで買い物。
少し店で作業して、晩ご飯は無印の養生鍋。早めの風呂。十河さんも好きな映画として挙げていた加藤泰『沓掛時次郎 遊侠一匹』見て寝る。
21日(水)
この日のことはよく覚えてないけど、なんだかんだ忙しかったはず。23〜25日の3日間は辻さんに店番をやってもらうため、業務についてのマニュアルを修正したり、新しく作ったり。自分が普段当たり前にやっている作業も、文字にしてみると「他人から見たらここはわかりにくいだろうなぁ」とか、そういうのがなんとなく見えてきて面白い。こういった作業を自分が楽しめているという事実にも新鮮な驚きを感じる。
夜はみくさんとコペンハーゲンに行き、いろいろ話す。企画のアイディアがたくさん溜まっている様子。帰って東京に持って行く着替えなどを準備し、シャワーを浴びて寝る。
22日(木)
一日中ドタバタで、店頭買取もあり、あまり余裕がなかった。辻さんが16時〜18時半で入ってくれて業務についていろいろ教えたけど、余裕の無さが伝わって気を使わせてしまっていたら申し訳ない。この日の一日前とかに入ってもらったほうが、時間の余裕も多少あってよかったのかもしれないな。
18時半に閉店し、シャワーを浴びて着替え、出発。高松駅から夜行バスに乗る。車内でことさら出版さんが編集したzine『平和』を読み終える。スズキナオさんや惣田紗希さんのほかに、YOMSにもたまに来てくれる堀口さんも寄稿していて、彼女の文章も良かった。
23日(金)
首都高が混んでいるようで、新宿着が1時間半ほど遅れそうとのアナウンス。途中の横浜で降車させてもらい、上野新宿ラインで日暮里へと向かう。無事に待ち合わせ時間の9時までに着き、トタンの遠藤さん山本さんにご挨拶。トタンには去年田中菫さんが個展をやっていた時に一度来たことがあったけど、遠藤さん山本さんにお会いするのは今回が初めて。お二人とも素敵な方。
午前中指定で火曜に発送していた絵が到着し、搬入開始。事前にギャラリーの図面はいただいていてある程度絵の配置は決めていたものの、やはり実際現地に来てみると変更したくなってくる。使える什器や板切れも多い。3時間半ほどで搬入は完了し、昼ごはんにパンを食べる。
個展オープン。この日は搬入を兼ねたため15〜19時。たくさんの方が来てくださる。展覧会というシチュエーションの中で静かに言葉や視線のやり取りが行われるのはやはりとても尊い時間だなと思えた。知人友人のほか、面識のない方も想像以上の来場があった。皆さんどこでこの展覧会の情報を知ったのだろう。
初日が終了し、浅田農さんと小内光さんとスリランカカレーを食べる。店主の男性も柔らかい雰囲気の方で素敵なお店。たくさん面白い話ができた。浅田さんも小内さんも、デザインや文章や陶芸の中に潜むより原初的な、微細な意識の変化を促す部分に考えをめぐらせている。
上野へ。思ったよりも寒く、コンビニでスウェットを買う。今回の宿は北欧というカプセルホテル。浴場やサウナは夜遅くにも関わらずたくさん人がいたけど、施設は清潔に保たれていて良い感じだった。
24(土)
朝7時ごろに起きる。常磐線に乗り松戸へ向かう。目星をつけていた喫茶店があったけれど、なんと臨時休業。無念の思いをひきずりながらドトールへ。
15分ほど歩き、千葉大学園芸学部キャンパスそばにある古い物件へ。ここでは大学時代の同級生・室井良輔が何人かのグループで民間経営の学生寮だった建物を改装中。この日から室井の個展が始まることになっていて、オープン前の忙しいタイミングにも関わらず中を見せてくれた(その時間帯でないと自分の個展の開場時間に間に合わなかった。室井ありがとう)。2階の床を楕円形にくり抜いたり、派手にやっている。園芸学部の学生の中にはランドスケープデザインを勉強している人もいるそうで、早速いろんな関係性が生まれているようだった。
日暮里まで戻る。『グリーンバーグ』読み終え、『葛西善蔵随想集』読み始める。阿部昭による編纂で、短いエッセイのような文章がたくさん入っている。
ギャラリーに到着し、オープン。この日も長い付き合いの友人からはじめましての方までいろんなお客さんが来てくださった。雨模様なのにありがたい。
絵が2枚売れた。今回の個展では作品リストに絵の価格を書いていない。もし購入を希望する方が現れたら、価格を相談して決めようということにしていた。ライブイベントの入場料などにはだいたい相場があるものだけど、絵はいろんな要因で価格が上下する。自分はアートマーケットとは距離のある活動をしているので割と自由に価格をつけることができるけど、価格の設定というのはいつも苦しく、可笑しく、グロテスクな行為だなと思わされる。この感覚をお客さんとも共有してみたかった。また、こういうことは作品が売れた際にマージンを取るギャラリーではやれないけど、トタンではできる(なんでできるのかは書きません。今回のこういったやり方に関してはトタンのお2人も了承済み)。やらせていただけてうれしい。良い機会になったと思う。
展示2日目を終えて、浅草へ。丸亀製麺(よりによってなぜ…しかし目についた軽めのごはんがこれだった)でうどんを食べて、浅草ロック座へ行く。ストリップは道後、小倉に続き1年ぶり3度目。設備や照明の豪華さに驚く。さすがロック座。5,6人で踊る賑やかさ、華やかさが一つの公演のようで、実際公演名もついていたようだ。しかし道後や小倉の、演者とお客さんとの心理的な距離が近いアットホームな雰囲気も良かったなと改めて思った。
アメ横の大統領に入り、もつ焼きで一杯飲む。北欧に行き、風呂に入って寝た。
25日(日)
朝少し遅めの起床。上野駅ホームの駅そば屋で春菊天そばを食べ、お茶の水へと向かう。『穂高』に入ろうとしていたけど、日曜定休なことに電車の中で気がついた。どうも今回はスリランカカレー以外、食に関してついていない。
水道橋まで行き、美学校の前を通る。この日の午後には代表だった藤川さんの追悼の会が行われることになっていたけど、自分はギャラリーに向かわないといけない。黙祷だけさせてもらう。
地下鉄に乗り千駄木へ。普段だったら敬遠するであろうさっぱりした内装のカフェに入り、トーストとコーヒー。葛西善蔵を読む。
展示最終日オープン。いろんな人と少しずつお話ができて良かった。梶原さんが2回来た(うれしい)。お店をやっている友人から展覧会やらないかとのお声がけもいただく。また絵が溜まってきたら改めて連絡しますと返事。しかし何年も先になってしまうことがないよう、描く時間を作る工夫を進めていきたい。
18時をまわり、宮地さんと、パートナーの方とで3人で搬出作業。1人ではとてもスムーズにはいかなかったはず。ありがとうございました。宮地さんは香川出身で、高校生の時からYOMSに来てくれていて、鈴木哲生君のカレンダーや、加瀬透君がデザインしてくれたYOMSのショッパーに反応してくれていた人。今は東京で働いている。こうして自分の個展にも足を運んでくれるのが嬉しいし、店をやっていなかったらこの喜びは得難いものだったろう。店を続けていけばこういった出来事に今後も出会えるかもしれないと思うと希望がわく。
無事搬出が終了し、新宿へと向かう。途中、松山のトマト書房・原さんより松山ブックマルシェの売り上げ報告。うれしい内容。今回は3日間東京にいたけれど、YOMSはアルバイトの辻さんが12〜18時で開けてくれていて、24,25日は松山ブックマルシェで出店していた。お金の面はある程度カバーできたのではないかと思う。この要領で店の経営を効率化して、自分の制作の時間を増やしたり、フットワークを軽くしていきたい。
個展の香川編はYOMSにて31日から始まります、、
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