2025年9月17日水曜日

お話(2025年09月16~17日)

15日(月)夜

閉店後、CDR焼く。明日ルクスでDJ機材を触らせてもらう予定で、この機会に全然音圧のない戦前録音のオペラやタンゴ、シャンソンなどもかけてみようと思う。

帰宅。洗い物をして歯を磨く。まどと少し話して、そのまま寝落ち。


16日(火)

朝8時過ぎに起きる。シャワー。まどと外出し、南に入る。深沢七郎『笛吹川』読み進める。むごいことが実に淡々と起こる。スケッチブックにドローイング。

しかし、なんで自分はこんな週に2,3回も南珈琲に来ているのだろうか。タバコがけむたかったり、ヤンキーと隣り合ってうるさかったりすることもあるのに。イベントや展覧会をやる時にあえて普段あまり行かないお店や場所に緊張しながらフライヤーを置いてもらいに行くのにも近いような気がする。自分から必要な緊張感を摂取しに行ってる感じ。

耳鼻科に行っていたまどと合流し、綿谷でうどん。ジュンク堂で民俗学、建築、美術関連の本を見る。いろいろ発見があり楽しい。欲しい本が増えていく。fragrantで砂古口さんへの手土産にクッキーを買う。

歩いて砂古口さんのお宅へ。見覚えのあった建物で驚いた。お茶を飲みながら宮武外骨、笠置シヅ子、中原淳一、村山籌子、鎌倉芳太郎のお話など4時間弱。笠置シヅ子主演の市川崑『果てしなき情熱』の話もできた。今漫画のネーム作りに苦労しているまども積極的に質問。蔵書も一部見せていただき、『滑稽新聞』や『此花』の現物を始めて見ることができた。100年以上前の印刷物にしては状態がとても良い。砂古口さんが香川で出会った隠れ外骨フリークの話も面白かった。『ぐわいこつふあんくらぶニュース』バックナンバーをいただく。大切にしよう。

自宅に戻ると、ゴロゴロ雷が鳴り、雨が降り始めた。蒸し暑い。洗濯物を畳む。村山籌子の話が出たので、大三君にも連絡。

再び外出。よって屋に行き、すだち餃子や骨付鳥など食べる。この日は突き出しに小さいピザが出てきて驚いた(おいしかった。よって屋の突き出しはいつもおいしい)。まどとぽつりぽつり話す。本屋に寄って、砂古口さんとも話して、情報が大量に頭に流れ込んできた1日。

まどと別れて店へ。ルクスでDJ機材を触らせてもらうので、CDなどを準備。少しブログの更新もやる。

ルクスへ。まいちゃんと少し話してから練習。BOOK WEEKEND当日は45分間選曲する予定だけど、この日の後半はイベントと関係のない戦前録音のテノール歌手、ギリシャ民謡、メキシコのインディアンの祝詞(?)、タンゴ、シャンソンなどをかけてみた。そういう音源をこういう環境でかけたらどういう雰囲気になるのかやってみたかった。結果、悪くなかった。こういう音圧のないもっさりした音源だけで1時間くらいやってみても面白そうだ。数曲まいちゃんが良い反応をくれて、やる気が出た。ありがとう。

帰宅。シャワーを浴び、『笛吹川』読み終えて寝る。


17日(水)

朝8時半頃に起きる。この日はまどのほうが早く起きた。季節の変わり目だからか、最近朝に弱い。朝ごはんを食べ、洗濯。筋トレをしっかりめにやる。ノエル・キャロル『批評について 芸術批評の哲学』、久しぶりに少し読み進める。

店へ。やらなければと思っていた在庫整理作業。まだまだ蒸し暑い。ひと段落し、ご近所の美容室『ジュノン』の河田さんに相談。ドラッグストアで缶コーヒー、tomoさんでお惣菜買う。少しだけ絵の続き。面白くなりそうな気がする。

開店。発送、品出し、均一本の補充。店頭買取1件。なんだかあっという間に時間が過ぎる。こずえちゃんと古本さんが来てくれて、いろいろ話す。こずえちゃんと『船の体育館』保存問題についていろいろ話した。古本さんは平野甲賀さんと杉浦康平がデザインを手がけた本を買ってくれて、どういった部分に反応したのかを細かく解説してくれた。普段仕事としてデザインをやっている方の視点はとても勉強になる。扇町の眞行寺さんが来月企画される落語会のチラシを持ってきてくださる。お寺にあるリソグラフで印刷しているそうで、とても良い雰囲気。以前から落語を生で見てみたいとは思っている。次回は行けるよう調整したいが、どうなるだろうか。

今日はまだもう少し仕事。週末の出店に向け雑誌をたくさん値付けしておきたい。

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