2024年7月3日水曜日

BGMの正解(2024年07月02~03日)

01日(月)夜

閉店後、ジャン・ユスターシュ『サンタクロースの眼は青い』見る。『わるい仲間』の延長線上にあるような作風だけど、緊張感や寂寥感はこちらのほうが断然増している。疲れてしまい、絵は描かずに帰宅。いつもの帰り道にどうやら子猫が潜んでいる模様。やたらと鳴いている。親猫とはぐれていなければいいけど。シャワーを浴びて寝た。


02日(火)

朝8時ごろに起きる。ご飯がなかったので、近所のスーパーにあるパン屋のイートインへ行くが、閉まっていた。以前は朝7時半からだった開店時間を変更してしまったらしい。仕方なくコンビニで菓子パンをひとつ買って食べる。久々にコンビニのパンを食べたけど、味がずいぶん落ちていて驚いた。

病院で健康診断。高松市からの補助で無料で受けられる。身長体重、心電図、採血など簡単に一通りやり、特に問題なしとのこと。採血の結果は来週通知される予定。

思ったよりもかなり早く終わり、帰宅しようとするとエレベーターでまどと出くわす。引き返してスーパーで買い物。家に帰ってコーヒーを淹れて読書。尹雄大『聞くこと、話すこと。』読み終える。野菜スープとミートソーススパゲティを作って昼ご飯。お腹いっぱいになった。

外出。中央公園の芝生の養生期間が終わり、青々としている。ナルホドへ行き、アクリルガッシュを3本ほど買い足す。しかし暑い。たまらず南へ行き、アイスオレ飲みつつ読書。『マンスフィールド短編集』(新潮文庫)、シモーヌ・ヴェイユ『自由と社会的抑圧』読み始める。

作業部屋へ行き、絵の続き。Skamから出ているSensationalとKoyxenのコラボ作、EricM、以前買ったEvan Parkerのエレクトロアコースティックもの(ECMから出ている)などを聞きながらやる。数時間集中してやっているとだいぶ調子も乗ってくる。絵が急に良くなってきた時の興奮は、いつになってもたまらない。

まどと再び合流し、ソレイユへ黒沢清『蛇の道』を見に行く。1998年の作品のセルフリメイク。黒沢清作品は、自分は『CURE』と『蛇の道』が甲乙つけがたく、その次が『ニンゲン合格』。今回の『蛇の道』は、やはり日本が舞台のほうが、日本人の自分にとっては日常の延長線上という感じがしてじめじめした怖さを感じただろうけど、柴咲コウ良かったし、ラストもきれいに終わっていた。西島秀俊や、ラストのガンアクションのシーンは…。

raiでまどと軽く晩ごはんを食べ、再び作業部屋で絵の続き。なんとか1枚完成。疲れた。集中しすぎて若干気持ちが悪い。帰宅、風呂に入って寝た。


03日(水)

朝8時に起きる。軽くご飯を食べて料理。親子丼、カボチャとにんじんといんげんの煮物を作る。こってりした感じになってしまったので、お弁当にはレタスもたくさん入れた。まどと外出、南へ行き読書。昨日読み始めた2冊の続きを読み進める。まどは歯科検診へ行き、自分は作業部屋へ。戦前録音のキューバ音楽のCDを聴きながら、以前途中まで描いて放っていたキャンバスの続きをやる。

開店。この日の最高気温は34℃。暑い。品出し、発送準備進める。以前お預かりした分の支払いが1件。まだまだ古本やDVD、レコードなどがあるようで、またお伺いすることになりそうだ。

この日BGMにモダンジャズをかけていたら、年配のお客さんから「今日は普通の音楽かけてるけど、いつもすごい変わった音楽かけてるよね」との声が。そんなことないと思うけど、どうなんだろう。店内BGMで電子音楽やアンビエントなどをかけている古本屋は考えてみれば少ないし、珍しいのかもしれない。多いのはSSWやローファイヒップホップだろうか。考えれば考えるほど正解がわからない。お客さんはいろんな地方の民謡などを聴かれるようで、ジャズにもお詳しい様子だった。また改めて音楽の話がしたい。

開店中に少し嫌なことがあったけど、こらえて絵の続きをやる。お酒は飲まない。

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