08日(木)夜
閉店後、少し休憩して本を台車でKOKUA COFFEE ISLANDまで運ぶ。週末の出店のための搬入。HAPPFATさんへ挨拶して本を並べていくが、何かがおかしい。どうも自分が勘違いしていたようで、棚に対して本の量が全く足りていなかった。店に戻ってからさっき持って行った分の2倍の量の本を選ぶ。23時半頃に終了。
吉田喜重が亡くなってしまった。89歳。悲しい。
シャワー浴びて寝る。
09日(金)
朝7時半に起きる。軽くストレッチをやる。ごはん食べて、新しいキャンバスにジェッソを塗る。今回は描きたいものが決まっているが、どうなるだろうか。
外出。本を出荷してナルホドへ行き、筆を2本買う。図書館で吉田喜重「秋津温泉」DVDと「小津安二郎の反映画」を借りる。
一旦帰り、昨日選んだ本を台車へ乗せ再びKOKUAへ。本を並べる。つくばPEOPLE BOOKSTOREの植田さんは明日の正午前に着くらしい。まどが店番をやってくれる予定なので、自分も14時半くらいまでいれそうだ。
店に戻り開店。アルバイトの人が処理済みの本を持ってくる予定なので、次に渡す本の準備を20冊ほどやる。渡した後、品出し。KOKUAに本をたくさん持って行ったので、棚に隙間ができ本が傾いている。書店や古書店の棚にできてしまった隙間にはなんとも言えない寂しさがある。2月個展のDMのデータ入稿完了。夜、ぱらいそのみゆきさん大津さんご来店。大晦日のチラシをお願いする。
閉店後、本の出荷。タル・ベーラ「倫敦から来た男」見る。美しくノワールなモノクロの世界。2時間半ほどあり、思ったよりも気合のいる映画だった。シャワー浴びて寝る。
10日(土)
朝8時前に起きる。眠い。朝ごはんを食べ、キャンバスを進める。すぐに完成する予定だけどどうなるだろうか。
歩いてKOKUAへ向かう。PEOPLE BOOKSTOREの植田さんがちょうどこれから搬入を始めようとしているところだった。いろいろお話しながら本棚を仕上げていく。古本は一冊もかぶらなかった。見たことがないzineが多く楽しい。ひと段落ついて、コーヒーとツナメルトサンドをいただく。西讃に住んでいてなんとなく面白そうだから来てみたという若い女の子が来ていい感じ。些末事福田さんも来てくれて、いろいろ話す。
15時に店に戻り、まどと交代。疲れてゆっくりめに作業。品出し、均一本補充、発送準備。閉店間際に鈴木哲生カレンダーの店頭在庫分をウェブショップへ追加登録。
閉店後、本を発送し、センセイが燦庫でやっているドラムンベースのパーティーへ行く。フットワークやダブステップもかかって楽しかった。ルクスに行き、まいちゃんと少し話す。まいちゃん疲れている様子。帰ってシャワー浴びて寝る。
11日(日)
朝8時に起きる。眠い。朝ごはんを食べて南珈琲へ。野矢茂樹「語りえぬものを語る」、小島信夫「菅野満子の手紙」を交互に読み進める。この2冊の塩梅が非常に心地よい読書体験になっている。
「過去自体が私を触発して、私に過去を物語らせる。ここでも私は、語らせる過去が、語られた過去よりもはるかに豊かなものであるという思いを抑えることができない。語らせる力をもちながら、しかし語られなかった過去。それを、「語られないがゆえに存在しない」と、私は言う気にはならない。」(「語り~」、p350)
郵便局で本を発送し、梱包資材の買い出し。9月に出産して地元の高松へ帰ってきているただひから連絡があり、家族で今日お店に行きますよとのこと。ちょうど讃岐おもちゃミュージアムの近くにいたので、初めて中に入り、プレゼントに赤ちゃん用のおもちゃを買う。帰ってキャンバス続き。思いついた線や形をどんどん投げ込むゴミ捨て場のような絵ができればいいなと思う。新潟弁ではゴミを捨てることをナゲルとも言う。
開店。発送準備、品出しなど進める。ただひ一家がやってきて、プレゼントを渡し、今後の生活のことなどいろいろ話す。夕方からはアルバイトの人に渡すための本の準備。20冊ほどやる。
買い取った本の山から堀田善衛「奇妙な青春」を手に取ると、ブックコートされていることに気がつく。めくってみると「田町文庫」の印。どうやら高松市田町にあった貸本屋のようだ。yomsも田町にある。電話番号は4桁、「高松市田町角」との記載もあるが一体どこにいつごろまであったのだろうか。「奇妙な青春」の初版発行は1956年だからその時期にはあったということになる。今度県立図書館に行ったら調べてみよう。
今日はこれからまどとKOKUAへ行く。
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