2022年2月12日土曜日

延長(2022年02月10~12日)

09日(水)夜

閉店後、風呂に入る。サミュエル・フラー「鬼軍曹ザック」を見始めるが、寝不足のせいか体調がいまいちですぐに見るのをやめた。早めに寝る。穏やかな林の中を歩き回る夢を見た。


10日(木)

朝8時に起きる。10時間くらい寝て体調回復。朝ごはんを食べながら「鬼軍曹ザック」の続きを見る。外出。本を発送し、スーパーで買い物。帰って洗い物をし、買った肉や魚を冷凍する。画用紙にマーカーで絵を描く。

開店。発送準備進める。松本さんから「寝そべり主義者宣言」追加分到着。品出し。些末事研究福田さん来店(最近2日にいっぺんくらいのペースで来てくれる。うれしい)。陽光さんが3月に高松来るらしいとのこと。竹内さんやまどかさん来てくれて、少し映画の話をする。

まん防が3月頭まで延長になるようだ。年末から1ヶ月半でこんなに状況が変わってしまうとは思ってもみなかった。もっと作らないといけない。絵の展覧会であれば密な状態は避けられるだろうし、マスクなしで談笑するようなこともそれほどないだろう。何か気持ちが明るくなるようなことがやれたらいい。

閉店後、本の発送。麻婆豆腐、菜の花のおひたし、長芋醤油漬けを作る。画用紙へのドローイング続き。ヴァージニア・ウルフ「船出」読み始める。デビュー作ということもあってかするすると読みやすい。シャワー浴びて寝る。


11日(金・祝)

朝8時頃に起きる。まどと歩いて喫茶店に行き、モーニング。お客さんは自分たち2人だけで落ち着く。画用紙にマーカーで絵を描き、読書。「船出」上巻読み終える。ところどころに現れる、登場人物の情感をうたった文章の喚起力がすごい。

「『人はなぜ正直になろうとしないんだ?』部屋への階段を昇りながら彼は呟いた。なぜ異なった人たちの関係は、こうも不充分で、断片的で、危なっかしいものなのか?なぜ言葉は極めて危険なもので、その作用により、他人の心情を理解し共感しようとする本能が、結局は自分の心情を入念に検査し、さらにはおそらく押し潰す働きをしてしまうのだろうか?」

家に帰って洗濯物をたたむ。開店。この日は店頭買取4件。うち1件は後日お支払となった。お客さんも多く、なかなか忙しい。戸田さんと成瀬さん久しぶりに来てくれて、少し話す。

17時になってまどと店番を交代。軽くご飯を食べて高松市美術館に行く。この日は若手の現代美術作家を取りあげるアニュアル展の初日で、参加作家の森栄喜さんと友人の馬場君がパフォーマンスを行った。2本のダイナミックマイクでいろんな音を拾い、それを馬場君がリアルタイムで編集してスピーカーから出していた(ように見えた)。

家に戻り、シャワー。ロマン・ポランスキー「水の中のナイフ」見る。おしゃれでゆっくりした雰囲気の映画だなと思っていたら、終盤激しく展開していく。キャンバスを進め、「船出」下巻を読み進めて寝る。


12日(土)

朝8時前に起きる。春風堂で食パンを買って朝ごはん。洗濯物を干し、トイレと風呂の掃除をする。読書。八百屋へ買い物。帰って豚肉、玉ねぎ、ししとう、トマト、パクチーのカレーを作る。カレーはほぼ毎週作っているけど、品数も多く見た目も華やかなカレーを毎日作っているお店は本当にすごいなと思う。音楽を聴きつつキャンバスを進める。

開店。この日もお客さんはけっこう多い。発送準備、品出しを進める。店頭買取1件。後日お支払となる。そろそろ引っ越しシーズンに差し掛かる頃だろうか。

なんだか気持ちが疲れてしまった。明日はおにぎりとお茶を持って山に登ろうかと思っていたけど、郵便局本局にまで発送にいかないといけなくなったし、レターパックも買い足さないといけない。

今日はこれから読書と絵の続き。

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