01日夜
閉店後、メンナ・ラウラ・メイール「We Margiela マルジェラと私たち」見る。マルタン・マルジェラをめぐる数々の証言をまとめたドキュメンタリー。シャワー浴びて、キャンバスにマスキングテープを貼って寝る。
02日
朝8時ごろ起きる。キャンバス続き。ガッシュを塗る。まどと喫茶店へ。冷房が強くて少し寒い。小島信夫「私の作家評伝」3巻読み終える。巻末に索引があり、やけに長いなと思って見てみると「小説が読める」とか「小説の種が尽きる」とか、項目がかなり独特で面白い。家に帰ってまた絵を描く。マスキングテープはがす。料理。オクラの梅肉和え、卵焼きを作る。
開店。お客さん少ないかなと思ったら、意外と多い。夏休み期間中だからか、若い人がいつもより多い気がする。長い夏休みなのに旅行に行けないのはつらいだろうなと思う。品出し、本の在庫整理を進める。売り上げは思ったより多かった。
閉店後、本の出荷ついでにスーパーへ寄り買い物。帰って冷奴をつまみにビールを飲む。うまい。最近豆腐でビールを飲むのが好きだ。豆腐屋さんで作りたてのを買ってみたい。シャワー浴びて、大江健三郎「万延元年のフットボール」読み始めて寝る。
03日
朝8時前に起きる。ゴミ捨て、朝ごはん。ミケランジェロ・アントニオーニ「欲望」見る。コルタサルの「悪魔の涎」がベースになっているらしい。思ったより静かな映画だった。だだっ広い公園がいい。外出、初めて竹清に行ってみる。冷ぶっかけ2玉とちくわ天、えび天。つゆはけっこう甘口。TSUTAYAに行き、DVDを返してまた借りる。タリーズでアイスティー。スケッチブックにマーカーで何枚か絵を描き、井戸川射子「ここはとても速い川」読み終える。
歴史資料館へ「瀬戸内たかまつクロニクル」という展示を見に行く。明治から現在に至るまでの高松の歴史を写真、ビデオ、その他印刷物や地図などの関連資料をもとにたどっていくというもの。かなり見応えがある内容だった。映像資料として1988年に県の独立100周年(日本全国の都道府県の中で香川県は一番最後に独立したらしい)を記念して放送された番組が上映されていて、これだけでもとても面白い。番組の中で紹介されている昭和14年に起こった大干ばつを記録したフィルムでは、満濃池が干上がってひび割れていた。この年には各市町村に雨ごいをするよう県からの通達が出されている。相当深刻な状況だ。他にも昭和時代の商店街の写真や、観光パンフレットや商店街の店舗のマッチなど、楽しい資料もたくさん。スタッフの方が声をかけてくださり、いろいろお話する。郷土資料をよく探しに来られるお客さんがうちのことをよく話題にしてくださっていたようだ。うれしい。
香大近くのアピマートさんへ行き、スパイスやハーブなどを買い込む。店員さんがいろいろ教えてくれた。一旦家に荷物を置き、大工町の珈琲白川さんへ。落ち着いた照明の店内でアイスオレを飲みながら本を読む。スーパーで買い物をして帰る。
料理。青じそドレッシングのサラダを作る(レタス、パプリカ、アボカド)。そしてチキンカレー。ホールスパイスを油で炒める時の香りがたまらなくいい。玉ねぎやニンニクをきつね色にまで炒めるのはけっこう時間がかかる。出来上がりは意外にまろやかな、ココナッツの風味の強いカレーになった。また時間に余裕のある時作ってみよう。しかし毎日のように何十食も作る専業のカレー屋さんは本当にすごいな。まどが帰ってきて夕ご飯。
風呂に入り、キャンバスを進める。ニンジンのマスタードシード炒めを作って寝る。
「ここにあったほうがいいな」と思う線や形や色があったら、できるだけ全部描いていったほうがいい。大抵の人はそこにそれがあったほうがいいなんて思わないんだから、やっといたほうがいい。
04日
朝8時前に起きる。玄米を炊いて、白玉をこねて茹で、ターメリックミルクを作る。ミルクは豆乳とココナッツミルクを半分ずつ。しょうがもたくさん入れた。とてもおいしい。白玉はきなこと黒蜜をかけて食べた。キャンバスを進め、こないだ買い取った雑誌のネット出品作業。段ボール3箱と1束。なかな重い。
開店。お客さんはそこそこ来るけど、売上はそれほどいかない日。発送準備、品出しを進める。みきちゃん、まどかさん、あずささん来てくれて少し話した。YOMSMAG増刷。田口さんから届いた「季刊・黒猫」の最新号を品出し。
今日はこれから明日のお弁当を作る。疲れた。
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