10日夜
閉店後、後藤明生「カフカの迷宮」読み終え、V・E・フランクル「夜と霧」読み始める。シャワー浴びて、キャンバスに絵を描いて寝る。
11日
朝8時に起きる。朝ごはんはパン。まどは今日は祖谷へ。料理。ゴーヤチャンプルー、オクラのおかか和え、粉ふき芋作る。外出。郵便局で本を出荷し、栗林公園へ。久々の青空。ハスが見ごろを迎えている。ぐるっと一周して、少しスケッチブックに絵を描く。自販機でアイスコーヒー買って飲む。帰ってシャワー。
開店。店頭買取1件。雑誌、文学関係など。ありがたい。発送準備、ネット出品進める。
閉店後、自転車に乗って外出。本を出荷して、西宝町のTSUTAYAに行く。香川で一番夜遅くまでやっている新刊書店なのでは。大学生らしき若者がたくさんいる。DVD2本借りて帰宅。さっこからもらったクラフトビールを飲む。原材料名に「うどん」とあるけど、どういうことだろう。「夜と霧」読み進めて寝る。
12日
朝8時に起きる。朝ごはんを食べたりしながら、まどが起きて出勤するまでは家にいるのがいつものパターン。今日はまどがいないので、早々に喫茶店へ。ちょっとした違いでもなんだか新鮮。アイスコーヒーとバタートースト。「夜と霧」読み終え、パウル・クレー「造形思考」下巻続きを読み進める。家に帰り、キャンバスの続き。最近はほとんど毎日何かしら描いているし、完成が早くなってきた。小松菜をゆでてウインナーを焼く。
開店。お客さんは少ない。頭とお腹が痛くなってきたと思ったら雨が強く降り始めた。午前中やたらと首がこっていたのも気圧のせいだろうか。店頭の均一本カートをひっこめ、ネット出品を進める。映画パンフレット、文学関係など品出し。
2020年の県外から香川へ移住した人の統計が出たようで、2019年よりもさらに増加の傾向にあるらしい。今後もまだ増えそうな気がする。
閉店後、本の発送。家に戻って絵の続き。キャンバス1枚完成。筋トレしてシャワー浴びて寝る。
12日
朝8時起き。今日は定休日。ゴミ捨て、朝ごはん。まどと一緒のタイミングで外出。
ことでんの一日フリー乗車券を買い、琴平へ向かう。「造形思考」続き読む。階段を上ってこんぴらさんへお参りに行くのはかなり久しぶり。香川に引っ越してから初めてかもしれない。参道の売店は週末のみ営業としているところも多かった。湯村輝彦作の銅像がある(湯村輝彦はこんぴらさんを題材にした絵本も出している)。久しぶりに円山応挙のふすま絵を見る。虎の絵はやっぱりかわいい。本宮まで登ると、修学旅行らしい小学生グループが大勢いた。本宮は外の長い廊下の部分(なんて言えばいいんだろうか。おそらくぴったりくる用語があるはず)が良い。横の「緑黛殿」は鈴木了二による設計。前回来た時にはここで引き返したけど、さらに登って奥社まで行ってみることにする。森が深くて気持ちがいい。距離もめちゃくちゃ遠くはなく、良い運動になった。下ってうどん屋に入り、ざるうどんとちくわ天。琴平は観光地なのでセルフのお店は少なく、値段も高め。運動後のざるうどんはおいしい。
琴平から仏生山へ。午後になり、下校する高校生が車内に増えてきた。「造形思考」読み終え、まどから借りた諸星大二郎「あもくん」読み始める。仏生山に到着、ブックオフに行く。「はじめまして現代川柳」、「柳宗悦随筆集」、島尾ミホ「海辺の生と死」購入。仏生山温泉へ。古本コーナーには今日も良い本がある。温泉につかりつつ、H.D.ソロー「メインの森」読み始める。温泉から上がってビールを飲もうかと思っていたら、夜に待ち合わせをしている馬場君から早めに仕事が終わったと連絡があったので、戻ることにする。「あもくん」読み終える。
一旦家に戻り、荷物を置いて着替えて高松駅へ向かう。馬場君と待ち合わせて、駅の二階にある寿司屋、七幸へ。えんがわ、はまち、かつおなどいろいろ食べる。どれも安くておいしい。瓶ビールも飲む。「ふしぎ巻」という巻ものを食べる。とうふや大葉、梅肉?などが巻いてあって、おいしい。他にも「なみだ巻」「元気巻」などいろいろあった。七幸を出て、前々から気になっていた片原町の立ち呑み屋さん、芽論に行ってみる。クラフトビール、日本酒、ワインなどこだわりのお酒がいろいろ。ワインを頼む。いぶりがっこチーズもおいしい。おつまみはどれも100~300円とお手頃だった。さらに磨屋町の角打ち、頼酒店へ。ここも気になっていたお店。常連さんでにぎわっている。大量にワインを買い込むお客さんも来たりで楽しい。ハイボールと、お菓子のイカフライ。こんなにたくさん飲んだのは久々。3軒はしごして2000円ちょいというのもうれしい。家に帰り、まどと少し話して早々に寝た。
14日
朝8時に起きる。11時間くらい寝た。ふくらはぎやお尻が筋肉痛。ストレッチやる。ゴミ捨て。朝ごはんはパン。喫茶店に行き、金井美恵子「愛の生活」読み始める。表題作は著者20歳の時の作品。アニエス・ヴァルダやジム・ダイン、エリック・ドルフィーなど、いろんなジャンルのアーティストの名前がたくさん出てきて楽しい。八百屋に寄って帰る。料理。卵焼き、ズッキーニのナムル、豚しゃぶを作る。豚の煮汁に細かく刻んだレタスとしょうがを入れてスープにする。
開店。店頭買取2件。この日はとてもお客さんが多かった。まどがCGを一部担当した映画「カウラは忘れない」が現在ソレイユにて上映中で、見に行ったというお客さんもいらっしゃった。うれしい。発送準備、品出し進める。
以前とある映画の本のことでお問い合わせいただいたお客さんがご来店され、いろいろ話した。息子さんが東京で映画の勉強をしているそうで、小学校の頃から本を読むのが好きだったらしい。小学校の頃、「よりみちパン!セ」シリーズ中の一冊である森達也「いのちの食べかた」を読んで、その流れから当時たまたまソレイユでやっていた食肉加工や畜産に関するドキュメンタリー映画を見に行ったのが、映画の勉強へと進むきっかけの一つとなったそうだ。自分はまったくそこに関与してはいないけれど、勇気づけられた。本当に世の中にはいろんなことがある。がんばりたいもんだ。
今日はこれからレジ前の本棚の改造。