2021年8月30日月曜日

予約(2021年08月30日)

29日夜

閉店後、風呂。ルキノ・ヴィスコンティ「イノセント」見る。よりによって誕生日の夜にえらい退廃的な映画を見てしまった。色川武大「うらおもて人生録」読み終える。玄米の準備をし、キャベツの浅漬けを作って寝る。


30日

朝8時前に起きる。ニラ玉、豚しゃぶを作る。豚肉のゆで汁をスープにする。朝ごはん。パソコンの前に座り、9時になるのを待ち構える。この日は高松市の来月/再来月分のワクチンの追加分予約開始日。最初コールセンターに電話をかけたが全然つながらなかったので、予約サイトから手続きしたらすんなりいけた。10月2日土曜の夜に1回目の接種予定。2回目は3週間後。

町外れのカフェへ行く。1時間半ほどいて、客は自分一人だけ。密にならないのでこちらとしては助かるけど、少なすぎるのも心配になる。齋藤裕「カーサ・バラガン」読み終える。ルイス・バラガンの手掛けた5つの住宅建築の写真と解説をたっぷり収録。ため息の出る素晴らしさ。美術館や建築をめぐる旅がしたい。スケッチブックにマーカーで絵を描き、岡井隆「今はじめる人のための短歌入門」読み始める。八百屋に寄って帰り、玄米を炊く。

開店。開店直後から立て続けにお客さんがいらっしゃり、けっこう売れてほっとする。発送準備、少し品出し。以前出張買取でお世話になったお客さんがご来店。「また頼むよ」と言っていただき、やる気が出た。テント業者さんと連絡。来週末には張り替え完了予定とのこと。

「若い世代の投票率を上げて75%を目指そう」という取組みの中で「シルバー民主主義」という言葉が使われていて、そんな世代間の対立を煽るようなことを簡単に言っていいのか?と思った。これだけ高齢者層の貧困も問題になっているのに。(←※その後、取り下げる声明が出された。)

今日も映画を見る。

2021年8月29日日曜日

駆け足日記(2021年08月26~29日)

書き溜めてた日記を間違えて消してしまったので、駆け足で振り返ります。そういう時もある。


25日夜

横道誠「みんな水の中」読み終え、バルガス=リョサ「楽園への道」読み始める。


26日

午前中、火曜に下見をしに行った買取先へ。車に同乗し本を運ぶ。建築やインテリア関係、雑誌などたくさん。ありがたい。暑いのでスコップビーンさんでアイスコーヒーを買って飲む。

開店。お客さんはそこそこ。発送準備などいろいろ忙しく、この日は査定あまり進まず。本をたくさん運んで疲れたので、休憩中いましろたかし「曇天三茶生活」読む。

閉店後、スーパーに行きビールを買う。飲みながら「曇天」読み終え、鈴木清順「探偵事務所23 くたばれ悪党ども」見る。笹森礼子がとてもいい。いかにも清順らしいヘンテコな演出は控えめだけど、やたらといろんな種類の車が出てきたり、レヴューのシーンが多かったりして楽しかった。

寝る前、まどに「週末はどう過ごすの?」と聞く。何も予定はないらしい。何しよう?と持て余している。29日は誕生日だけど、忘れているようだ。


27日

午前中は商店街をぐるっとまわり、買い物。レターパック、梱包材料、マスク、お米などを買う。帰って少し読書。

店頭買取1件、本の御寄附が1件。お客さんが少ないので、査定をもりもり進める。閉店後も作業し、終わりは22時近くになっていた。

閉店後、まどにあさっては自分の誕生日だと言うと、やはり忘れていた模様。プレゼントに本を買ってもらえることになった。シャワー浴びて少し本を読むが、疲れていて眠くなり、すぐにベッドへ。


28日

午前中、郵便局まで行って本を発送。三越の地下でいいものを買う。まどとルヌガンガへ行き、中村さんへいいものを渡す。最近お世話になったので。まどに誕生日プレゼントを買ってもらう。ダニエル・L・エヴェレット「ピダハン」と國分功一郎「中動態の世界」の2冊。どちらも気になっていてまだ読めていなかった本なのでうれしい。

家に帰り、レタスチャーハンを作って昼ごはん。買って冷蔵庫の中で数日経っていた梨が少し甘くなっていてうれしい。スケッチブックにマーカーで絵を描く。色川武大「うらおもて人生録」読み始める。少しだけキャンバスを進める。

まどと店番を交代。この日も査定を進める。少し品出し。1時間ちょい残業。

閉店後、本を出荷してスーパーで買い物。シャワー。本を読みつつ、キャンバス進める。本を運んで少し鍛えられたのか、筋肉痛も眠気も数日前よりだいぶましになっている。


29日

誕生日。朝8時過ぎに起きる。まどとくつわ堂へ。開店直後は空いている。いろいろ話しつつ本を読む。出て、本屋を見て回って帰る。

開店。お客さんはそこそこ。じっくり見て買ってくれるお客さんが多く、うれしい。査定がひと段落し、お金を振り込む。品出し進める。

今進めているキャンバスはいつもより少し大きめの20号。現物のキャンバスを見ているよりも、途中経過を撮影してスマホで小さい画像を見ている時の方がアイディアが浮かんでくるのはなぜだろう。

今日はこれから映画を見る。

2021年8月25日水曜日

マンシーの橋(2021年08月24~25日)

23日夜

閉店後、本の出荷。シャワー浴びて読書。野呂邦暢「草のつるぎ」読み終え、「続・鈴木志郎康詩集」読み始める。豚バラブロックを角切りにしてスパイスで漬けこみ、冷蔵庫へ。


24日

朝8時前に起きる。ゴミ捨て。青じそドレッシングのサラダを作る。まどと春風堂でパンを買って公園に行くが、鳩が群がってきたり、暑かったり、蚊が寄って来たりでいまいち。

歩いて図書館へ。本を返却し、「群像」8月号の小特集「ケア」を読む。セザンヌの画集を見ながら気になった形をスケッチブックに写す。「マンシーの橋」という絵があって、画面左下のちょうど川の水面あたりに小さな白い点がある。橋台と同じ色をしていて、散った花びらのようにも見えるが何なのかはっきりとはわからない。解説文には「この白い点があることで、視線は橋を渡らずに岸~点~岸と移動する」というようなことが書かれている。「なるほど」としか思わない人がほとんどのような気もするけど、自分はこういう視覚情報と連動しているような文章(?)に異様な快感を覚える。理由はよくわからない。「続・鈴木志郎康詩集」読み終える。

ナルホドに行って筆を買い、フランスパンを買って帰る。卵を炒め、朝作ったサラダと一緒に挟んで昼ごはん。

外出。昨日「一度見てくれないか」とお電話をいただいたお客様のところへ下見。一応ビニール紐や店の財布も持って行く。インテリアデザイン関係の洋書や、雑誌などがたくさん。「いるのだけでも買い取ってもらえれば」というお話だったけれど、全部お願いすることに。木曜午前中に車を出していただけることになり、この日はひたすら結束。雑誌が多く、重量があるので大変だ。2時間弱で終了。

帰宅、汗をかいたので早めにシャワーを浴びる。料理。玄米を炊き、昨日漬けこんだ肉を炒めてポークビンダルーを作る。こないだ作ったチキンカレーとは使ったスパイスが全然違うので、当たり前だけどキッチンに広がる香りも全然違う。梨もむく。

ポークビンダルーを煮込んでいる間に、横道誠「みんな水の中」を読み始める。著者はASD、ADHD当事者の方で、この本では詩や論文や写真を通して自身の感じている世界の手触り(と単純に言えるほど優しくもないが)を描き出している。自分にもいくつか共感できる部分がある。聴覚の過敏さなど。レジにいてお客さんに話しかけられると、BGMの音楽のほうが気になって(音量が大きいわけではなくて、なんというか、その時だけBGMの存在を強く感じる傾向にある)聞き返してしまうことがよくある。しかしそれを「辛さ」と感じてしまうのはコミュニケーションのありうべき姿を自分の中に設定しているということで、そのありうべき姿は社会や環境からの影響の上に成り立っている。

まどが帰ってきて夕ご飯。食べ終えて、ストローブ=ユイレ「階級関係」見る。原作はカフカ。音楽ほとんどなし。出演している俳優はみんな素人らしい。抑制された動き、感情の読み取れない表情、妙に切り替わりまでが長く感じるカットが、カフカの不条理かつユーモラスな世界にとても合っている。最初はやけに淡々としてるなあと思っていたけど、だんだんと気持ちよくなってきた。

また本を読んで寝た。


25日

朝8時前に起きる。ゴミ捨て。オクラのおかか和え、卵焼きを作る。フランスパンにバターとはちみつを塗って食べる。少し読書。「みんな水の中」はいろんな本から文章を引用していて、気になるものが多い。読みたい本が増える。

外出。晴れているので公園を少し散歩する。真夏の暑さが戻ってきている。スーパーで買い物をして帰る。明日またたくさん本がやってくるので、ネット出品作業を進める。汗をかいてしまったのでTシャツを替えた。また少し読書。

開店。このご時世仕方ないが、お客さんは非常に少ない。レジだとネット出品作業もそれほどできず困った。店頭買取1件。郵送買取も1箱到着。韓国文学やフェミニズム関係など、話題になっている本が多くありがたい。発送準備、品出し、スリップ作り進める。業者さん来て諸々打ち合わせ。メール連絡。

今日は絵を描く。

2021年8月23日月曜日

サンドイッチと醤油味(2021年08月21~23日)

20日夜

閉店後、本の出荷。スーパーに行って買い物。余ったカツオのたたきを冷凍していたことを思い出し、缶チューハイを買って帰る。飲む。たたきはやっぱり新鮮じゃないとだめだ。朝吹真理子「きことわ」読み終える。他の作品も読みたい。

「外でオートバイが通り過ぎ、ベランダの磨りガラスにもそのひかりがあたる。貴子の父親が帰宅して、蓮根の甘酢漬けに感嘆する。粗熱のとれたそれを冷蔵庫にしまいながら、貴子は父親に、きんきだいの干物は地物でなかったことを話すうち、夢をみたことなどすぐに忘れていった。」

「グリーンバーグ批評選集」読み始める。

「ファシストやスターリニストたちの観点からすると、アヴァンギャルドの芸術と文学の主な問題は、彼らが批判的すぎるということではなくて、『天真爛漫』すぎる、彼らに効果的なプロパガンダを注入することはできない、キッチュのほうがこの目的に関してはしなやかに従うということなのである。」

シャワー浴びて少し絵を描いて寝る。


21日

朝8時ごろ起きる。白玉団子を作り、きなこと黒蜜をかけて食べる。洗濯、そうじ。絵を描いたり本を読んだりする。ルヌガンガへ行き、滝口悠生「長い一日」買う。もう今月本を買うのはよそうと思っていたのに結局買ってしまった。こないだ絵が一枚売れたのでよしとする。中村さんはワクチンの予約が取れたそうだ。家に帰り、昼ごはんを作る。フランスパンにレタスと昨日作った肉みそを挟んでサンドイッチにする。ターメリックミルク作る。今回はシナモンやクローブ、コリアンダーなども入れてみた。食べ終わって、大島渚「飼育」見る。大江健三郎原作。脚本協力に松本俊夫や東松照明の名前もある。

まどと店番交代。品出し、事務作業、ネット出品作業進める。あっという間に時間が過ぎた。

閉店後、シャワー浴びる。読書しつつ、音楽を聞いたり、絵を進めたりする。キャンバス1枚完成。


22日

朝8時頃起きる。まどと街はずれのカフェに行ってモーニング。案の定空いていた。「グリーンバーグ批評選集」読み終え、スケッチブックにボールペンで何枚か絵を描く。香川にいるとセザンヌとか見る機会があまりないな。野呂邦暢「草のつるぎ」読み始める。

開店。お客さんは非常に少ない。品出し、ネット出品進める。陽が暮れてからぼちぼち売れ始めた。

閉店後、まどとオムニバス映画「TOKYO!」見る。監督はミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノの3名。見終えて風呂、読書。12時半ごろに寝る。


23日

朝8時前に起きる。どうもやる気が出ないが料理。親子丼と長芋醤油漬け。スパイス料理に凝ろうと思っていたのがまた醤油味に戻りつつある。朝ごはん。外出、雨が止んでいるので公園へ。ベンチも乾いている。スケッチブックにマーカーで絵を描く。気温が上がってきて蒸し暑い。スーパーで買い物して帰る。読書。少しうとうとする。

開店。本を売りたいんだけど一度見に来てもらえないか、とのご依頼あり。明日がちょうど定休日だし、ご近所なので午後に伺うことになる。発送準備、品出し進める。夕方頃に少し雨。気圧の谷間のような天気が続き、頭と胃が痛くなる。

今日はゆっくり本を読みたい。

2021年8月20日金曜日

ふつうの日記(2021年08月20日)

19日

閉店後、シャワー浴びて料理。肉みそ(ひき肉と玉ねぎとピーマンをみそやケチャップやオイスターソースなどで炒めたもの)、空心菜とにんじんのマスタードシード炒め、玉ねぎとトマトの青じそドレッシングサラダを作る。まどとアラン・レネ「去年マリエンバートで」見る。脚本はアラン・ロブ=グリエ。ものすごく抽象的な作品で途中眠くなるが、美しいカットは多かった。


20日

朝8時前に起きる。朝方地震があったようだ。まど曰く自分も目が覚めて「けっこう大きいね」と言ったらしいが、記憶なし。ゴミ捨て、朝ごはん。まどと一緒に出て、本を発送し、TSUTAYAにDVDを返しに行く。アイスコーヒーを買って帰る。飲んだら頭がカッカしてきた。いろいろ連絡。玄米炊く。朝吹真理子「きことわ」読み始める。YouTubeで公開されている西村賢太との対談で、朝吹さんは一度紙に書いた文章をバラバラにしてパソコンで打ち直したり、絵コンテを描いてみることもあると話していた。確かにそんな感じのする文章。自分は描写される対象や記憶/現在、想像/現実の切り替わりが速い文章が好きなのかもしれない、と思ったりした。少しキャンバス進める。

開店。まん防初日だけどお客さんは昨日よりも少し多い。天気が少し回復してきているからか。雨が止んで久々に青空がのぞく。業者さん来て現場下見。店頭に照明看板を付ける予定。商店街の広報の方々がいらっしゃり少し打ち合わせ。お近くの花屋さんがうちによく来られているそうで、ご紹介いただき広報誌に掲載されることになっている。来月に撮影ということになった。発送準備、品出しを進める。夕方からまた雨が降り始め、気圧で頭が締め付けられる。この日も店頭買取1件。歌集などをお売りいただいた。

今日はこれから本を読んで絵を描く。

2021年8月19日木曜日

うーむ(2021年08月16~19日)

15日夜

閉店後本の出荷、スーパーで買い物。帰ってシャワー。森敦「わが青春わが放浪」読み進める。向こうっ気が強いというか、堂々としている。料理。ポテトサラダと、ピーマンとニンジンのおかか和えを作る。昨日夜更かししたせいか、急に眠気が襲ってきたので早めに寝る。


16日

朝8時に起きる。玄米炊いて朝ごはん。読書。外出、公園をぶらっと散歩。コーヒー買おうか迷ってやめにする。芝生にボロボロのサッカーボールが落ちていて、傘をさしたまま軽くドリブルして、石の壁に向かって蹴る。ボールは壁の左側に飛んで行って見えなくなった。なんとなく悪い気がして、芝生に空のペットボトルが落ちていたのでそれをゴミ箱に捨てて「元をとった」。銀行でお金をおろし、画材屋でスケッチブックを買う。喫茶店に入り読書。八百屋まだお盆休み。帰って新しいキャンバスを出し、しわを伸ばすため水を塗る。

開店。お客さんが少ないわけではないけど、売上はあまりいかないという一日。

閉店後、「わが青春~」読み終え、シャワーを浴びて寝る。


17日

この日はまどとドライブへ行った。塩江とか、丸亀の山のほうへ。森が見たかったので。「はじめまして現代川柳」続き読む。塩江にきれいなトンボがいた。

香川県まん防適用。モンバス中止。

晩ごはんは刺身を買って家で食べた。シャワー浴びてまどとデヴィッド・クローネンバーグ「クラッシュ」見る。変態な映画だった。


18日

朝8時に起きる。ゴミ捨て。豚しゃぶ作る。朝ごはん。SNSを見ていたら気持ちが暗くなってしまった。やらなきゃいけないことややりたいことが頭に浮かんでは消えていくのに、行動に結びついていかない。気がつくといましろたかし「ぼけまん」を読み終えていた。なんとなく外に出ないとだめになる気がして、本屋を軽く見て帰る。

開店。悪天候にも関わらずお客さんの数はそこそこ。ありがたい。郵送買取の本が1箱到着。状態を確認しメールを送る。品出し、事務作業など。ショップカードを新しくするので、配布先のリストを作る。

閉店後、本の出荷。まどは担当さんと打ち合わせをしていた。少し話して、シャワー浴びて、「現代川柳」続き読む。


19日

朝8時前に起きる。オクラと長芋のおかか和えを作る。朝ごはん。玄米を炊いていたら沸騰させるところで放置してしまい、あわてて火を止める。失敗したけど食べれないことはなさそう。スケッチブックにマーカーで絵を描く。「現代川柳」読み終える。八百屋へ行き買い物。キャンバス少し進める。

開店。お客さんは少ない。雨は来週の中ごろまで続くようだ。店頭買取1件、映画のDVD25本。廃盤のものもあり、とてもありがたい。買取のお金で絵を1枚買っていただいた。まどかさんが来て映画の話をいろいろする。発送準備をし、品出しを少し進め、ショップカードのデータ入稿やレシートの帳簿付けなど、事務作業をやる。営業時間中はなんだかんだと忙しいので、集中して事務作業をやるのは午前中とかのほうが良いかもしれない。

SNSを見ていると、高松でも「○日まで休業します」というお店が増えてきている。今日も1日の最多感染者数が更新されてしまった。モンバスは中止になるけどイベント会社への補償はないらしい。ゲストハウスも予約のキャンセルが相次いだ模様。自分にそれほど関係ないとはいえ、いろいろとしんどい。

今日はこれから映画を見る。

2021年8月15日日曜日

夜更かし(2021年08月14~15日)

13日夜

閉店後、ムージル「三人の女・黒つぐみ」読み終える。料理。麻婆豆腐作る。まど自作のラー油を使ってみた。スパイス煮卵も漬ける。

「思っていることをいわねばならなかったのだろう、しかしただ時間がすぎていくばかりだった。彼の中にいる幻めいた分身が、ときどき何かをいおうとした。すべてのことをまったく別の基準で測らねばならないという認識が、今にも出現しそうになっていた、が、すべての認識と同様に、これも曖昧な、不安定なものだった。そして時はすぎ、走りさり、消えていった。壁の時計は思想よりも生活に密接していた。」(ムージル「トンカ」)


14日

朝8時過ぎに起きる。外は小雨。九州~北陸の日本海側では前線が停滞して雨が降り続き、各地で被害が出ている。今後引っ越すような時は浸水やがけ崩れの危険性にも十分注意しないといけないな。まどとモーニング。水木しげる「戦争と日本」読み始める。むごたらしい話もあればとぼけた味わいの話もある。スーパーに寄って帰る。この日は前半まど店番。昼ごはんを食べて、「戦争と日本」読み終え、キャンバスを進める。なんだか煮詰まってきた。

店番を交代。この日の香川県の新規感染者数は最多の107人、昨日から大幅に増加している。県が政府へまん延防止措置の要請をしたようだ。さすがに今日はお客さんが少ない。黙々と品出しを進める。郵送買取の依頼が入り、メールで見積りを出す。

閉店後、ずっと家に放置状態になっていたシーラー(壁面に下地を作るための塗料)の一斗缶を安岐さんにわたす。本の出荷。帰って風呂に入る。まどとジョン・カーペンター「ゼイリブ」見る。コンマ5秒くらいでザクっとカットを切るようなガンアクションのシーンがかっこいい。キャンバス進める。いつの間にか熱中してしまって、2時くらいになっていた。こんなに夜更かししたのも久しぶり。その甲斐あって1枚完成。ベッドに横になっても興奮で寝付けず、さらに明け方雨の音で目が覚める。まどは熟睡していた。


15日

朝9時半に起きる。まどが春風堂でサンドイッチを買ってきてくれた。ミルクティーと一緒に食べる。「はじめまして現代川柳」、森敦「わが青春わが放浪」読み始める。

開店。店頭買取2件。絵本、マンガ、デザイン関係など。ありがたい。昨日出した見積りの了承が取れ、さらに追加したいとのお返事をいただいたのでその見積りも出す。こちらはSF、音楽関係、戦前発行の古書など。貴重なDVDもある。うれしい。品出し、本の整理を進める。歴史資料館のCさんご来店、いろいろお話する。今日はお客さんは思ったより来たけど、売上はそれほどいかず。

今日はこれから料理をして、本を読む。明日の午前中は散歩したい。