2021年7月16日金曜日

わびしい音(2021年07月15~16日)

14日夜

閉店後、本の出荷とスーパーへの買い出し。梱包用に段ボールをもらう。店に戻って、レジ前の本棚の改良を進める。木ネジで固定された棚板を一旦外し、木片で作った凸部に乗っけるような形に作り替えるのだけど、棚板を外すためにいろいろどかして動かさないといけなかったりで面倒くさい。とりあえずできるところまで終えて、シャワーを浴びる。キャンバス少し進めて寝る。


15日

朝7時半に起きる。前日たくさん寝たからか、この日は早起き。朝ごはん食べて料理。トマトと玉ねぎのサラダ、オクラのおかか和え、ホタテとエリンギのバター醤油炒めを作る。郵便局へ本の発送。本棚改良続き。とりあえず完了。ダイソーに行って商品の陳列に使えそうな手頃な商品はないかと探すが、特になし。やはり自作しないとだめか。疲れたので少し読書。金井美恵子「愛の生活」続き読む。

開店。昨日はなぜかお客さんが多かったけど、今日はふつう。発送準備、品出し進める。なぜかずっと歯が痛い。最近ずっと気圧の谷間みたいな天気が続いている。閉店間際にルヌガンガの中村さん来てくれて、いろいろ話す。

「些末事研究」に書いた自分の文章を読んで「この人の展覧会に行ってみたい」と思ってくれた方がいるらしく、うれしい気持ちになった。

閉店後、まどからロキソニンをもらって飲む。フリッツ・ラング「暗黒街の弾痕」見る。シャワー浴びて、本を読んで寝る。


16日

朝7時半に起きる。歯痛は収まった。ゴミ捨て。弁当のおかずはまどが昨日作ってくれていた。朝ごはん。関東は梅雨明けした模様。やる気が起きずだるいが、商品陳列用の小さい衝立を作る。余っているSPF材を丸ノコで切り、ビス打ち。作るのはすぐできるが木屑の掃除が面倒。だが、やる。

外出。喫茶店に行き読書。「愛の生活」読み終え、スケッチブックにマーカーで何枚か植物の絵を描く。ソラで何種類も花を描き分けるのはけっこう難しい。植物園にスケッチに行きたい。喫茶店を出て、スマートレターやカード立てを買う。自転車に乗っていたらなぜか「Let It Be」が鼻から出てきて、いつの間にか出てきたもんだから他人が出したように聞こえて、それが想像以上にわびしい音で、思わずじーんときてしまった。ルヌガンガへ。井戸川射子「ここはとても速い川」購入。大阪の羽ね文庫さんで買った井戸川さんの歌集「集合として」は大好きな一冊。涼子さんと少し話す。

開店。改良を進めていたレジ前の棚に絵を並べ、小さい展示販売スペースにした。一度展覧会に出した絵はなかなか再展示する機会もないのでちょうどいい。店頭買取1件。渡辺夫妻が久々に来てくれて、山登りの話などをする。この日は昼間はさっぱりだったけど、日が暮れてからお客さんが増えた。

自営業になってから「気の持ちよう」を意識することが増えた。自分のバイオリズムが店の雰囲気に直結しているような気分になることがある。自営業者が自己啓発やスピリチュアルに傾倒するのもなんだかわかる気がする。

今日はこれから絵を描くか、映画を見るかする。

2021年7月14日水曜日

はしご酒(2021年07月11~14日)

10日夜

閉店後、後藤明生「カフカの迷宮」読み終え、V・E・フランクル「夜と霧」読み始める。シャワー浴びて、キャンバスに絵を描いて寝る。


11日

朝8時に起きる。朝ごはんはパン。まどは今日は祖谷へ。料理。ゴーヤチャンプルー、オクラのおかか和え、粉ふき芋作る。外出。郵便局で本を出荷し、栗林公園へ。久々の青空。ハスが見ごろを迎えている。ぐるっと一周して、少しスケッチブックに絵を描く。自販機でアイスコーヒー買って飲む。帰ってシャワー。

開店。店頭買取1件。雑誌、文学関係など。ありがたい。発送準備、ネット出品進める。

閉店後、自転車に乗って外出。本を出荷して、西宝町のTSUTAYAに行く。香川で一番夜遅くまでやっている新刊書店なのでは。大学生らしき若者がたくさんいる。DVD2本借りて帰宅。さっこからもらったクラフトビールを飲む。原材料名に「うどん」とあるけど、どういうことだろう。「夜と霧」読み進めて寝る。


12日

朝8時に起きる。朝ごはんを食べたりしながら、まどが起きて出勤するまでは家にいるのがいつものパターン。今日はまどがいないので、早々に喫茶店へ。ちょっとした違いでもなんだか新鮮。アイスコーヒーとバタートースト。「夜と霧」読み終え、パウル・クレー「造形思考」下巻続きを読み進める。家に帰り、キャンバスの続き。最近はほとんど毎日何かしら描いているし、完成が早くなってきた。小松菜をゆでてウインナーを焼く。

開店。お客さんは少ない。頭とお腹が痛くなってきたと思ったら雨が強く降り始めた。午前中やたらと首がこっていたのも気圧のせいだろうか。店頭の均一本カートをひっこめ、ネット出品を進める。映画パンフレット、文学関係など品出し。

2020年の県外から香川へ移住した人の統計が出たようで、2019年よりもさらに増加の傾向にあるらしい。今後もまだ増えそうな気がする。

閉店後、本の発送。家に戻って絵の続き。キャンバス1枚完成。筋トレしてシャワー浴びて寝る。


12日

朝8時起き。今日は定休日。ゴミ捨て、朝ごはん。まどと一緒のタイミングで外出。

ことでんの一日フリー乗車券を買い、琴平へ向かう。「造形思考」続き読む。階段を上ってこんぴらさんへお参りに行くのはかなり久しぶり。香川に引っ越してから初めてかもしれない。参道の売店は週末のみ営業としているところも多かった。湯村輝彦作の銅像がある(湯村輝彦はこんぴらさんを題材にした絵本も出している)。久しぶりに円山応挙のふすま絵を見る。虎の絵はやっぱりかわいい。本宮まで登ると、修学旅行らしい小学生グループが大勢いた。本宮は外の長い廊下の部分(なんて言えばいいんだろうか。おそらくぴったりくる用語があるはず)が良い。横の「緑黛殿」は鈴木了二による設計。前回来た時にはここで引き返したけど、さらに登って奥社まで行ってみることにする。森が深くて気持ちがいい。距離もめちゃくちゃ遠くはなく、良い運動になった。下ってうどん屋に入り、ざるうどんとちくわ天。琴平は観光地なのでセルフのお店は少なく、値段も高め。運動後のざるうどんはおいしい。

琴平から仏生山へ。午後になり、下校する高校生が車内に増えてきた。「造形思考」読み終え、まどから借りた諸星大二郎「あもくん」読み始める。仏生山に到着、ブックオフに行く。「はじめまして現代川柳」、「柳宗悦随筆集」、島尾ミホ「海辺の生と死」購入。仏生山温泉へ。古本コーナーには今日も良い本がある。温泉につかりつつ、H.D.ソロー「メインの森」読み始める。温泉から上がってビールを飲もうかと思っていたら、夜に待ち合わせをしている馬場君から早めに仕事が終わったと連絡があったので、戻ることにする。「あもくん」読み終える。

一旦家に戻り、荷物を置いて着替えて高松駅へ向かう。馬場君と待ち合わせて、駅の二階にある寿司屋、七幸へ。えんがわ、はまち、かつおなどいろいろ食べる。どれも安くておいしい。瓶ビールも飲む。「ふしぎ巻」という巻ものを食べる。とうふや大葉、梅肉?などが巻いてあって、おいしい。他にも「なみだ巻」「元気巻」などいろいろあった。七幸を出て、前々から気になっていた片原町の立ち呑み屋さん、芽論に行ってみる。クラフトビール、日本酒、ワインなどこだわりのお酒がいろいろ。ワインを頼む。いぶりがっこチーズもおいしい。おつまみはどれも100~300円とお手頃だった。さらに磨屋町の角打ち、頼酒店へ。ここも気になっていたお店。常連さんでにぎわっている。大量にワインを買い込むお客さんも来たりで楽しい。ハイボールと、お菓子のイカフライ。こんなにたくさん飲んだのは久々。3軒はしごして2000円ちょいというのもうれしい。家に帰り、まどと少し話して早々に寝た。


14日

朝8時に起きる。11時間くらい寝た。ふくらはぎやお尻が筋肉痛。ストレッチやる。ゴミ捨て。朝ごはんはパン。喫茶店に行き、金井美恵子「愛の生活」読み始める。表題作は著者20歳の時の作品。アニエス・ヴァルダやジム・ダイン、エリック・ドルフィーなど、いろんなジャンルのアーティストの名前がたくさん出てきて楽しい。八百屋に寄って帰る。料理。卵焼き、ズッキーニのナムル、豚しゃぶを作る。豚の煮汁に細かく刻んだレタスとしょうがを入れてスープにする。

開店。店頭買取2件。この日はとてもお客さんが多かった。まどがCGを一部担当した映画「カウラは忘れない」が現在ソレイユにて上映中で、見に行ったというお客さんもいらっしゃった。うれしい。発送準備、品出し進める。

以前とある映画の本のことでお問い合わせいただいたお客さんがご来店され、いろいろ話した。息子さんが東京で映画の勉強をしているそうで、小学校の頃から本を読むのが好きだったらしい。小学校の頃、「よりみちパン!セ」シリーズ中の一冊である森達也「いのちの食べかた」を読んで、その流れから当時たまたまソレイユでやっていた食肉加工や畜産に関するドキュメンタリー映画を見に行ったのが、映画の勉強へと進むきっかけの一つとなったそうだ。自分はまったくそこに関与してはいないけれど、勇気づけられた。本当に世の中にはいろんなことがある。がんばりたいもんだ。

今日はこれからレジ前の本棚の改造。

2021年7月10日土曜日

雨模様(2021年07月08~10日)

07日夜

閉店後、料理。豚の生姜焼き、ズッキーニのナムル、ピーマンとにんじんのおかか和え作る。指を包丁で切ってしまった。シャワー。パウル・クレー「造形思考」下巻少し読む。キャンバス進めて寝る。朝5時頃に大雨の音で起きる。店を見に行ってみるが、とりあえず大丈夫そう。


08日

朝8時に起きる。紙ゴミの日なので、雨の中大量の段ボールを捨てる。朝ごはん。中国地方の各所で大雨の被害が出ている。鳥取の汽水空港さんが床上浸水していて、商品に大きなダメージは無かったようだけどすごい状態だ。うちも用心しないといけない。

外出。本の出荷、喫茶店へ。スケッチブックにマーカーで絵を描く。西村賢太「藤澤清造追影」読み始める。世の中が大変な時に、深刻な生活が綴られた文章が読みたくなるのはなぜだろう。スーパーに寄って帰り、ほんの少しキャンバス進める。

開店。雨は止んだけどお客さんは少ない。ネット出品作業進める。暖さんが取り置きの本を買いに来てくれた。HAPPFATさんが来てくれて、自身で焙煎されたという珈琲豆をいただいた。豆は通販もされている。
https://kokuacoffee.thebase.in/

閉店後少し休憩してシャワー。本を少しずつ読みながら絵を描く。キャンバス1枚完成。


09日

朝7時半に起きる。ゴミ捨て。牛すじカレーを作る。よく行くスーパーは午前中に行くとたいてい牛すじ肉が半額になっていてうれしい。朝ごはん。この日の午前中はずっと読書。「藤澤清造追影」読み終える。

開店。お客さんは少ない。この日もネット出品進める。休憩中、小野十三郎詩集「大阪」読み始める。

閉店後、本の出荷。スーパーに行って豆腐とビールを買い、帰って飲みながらアキ・カウリスマキ監督「希望のかなた」見る。シャワー浴びて、「大阪」読み終えて寝る。


10日

朝8時過ぎに起きる。朝ごはんはパン。まどが買ってくれていたウインナーや、スクランブルエッグをはさんで食べる。一人で外出。喫茶店に行き、スケッチブックにマーカーで絵を描く。後藤明生「カフカの迷宮」読み始める。この日はまどが少し店番をやってくれることになっていたので、帰って料理。小松菜、パプリカ、きのこ、ツナのパスタを作る。食べ終わってから絵を描く。キャンバス2枚並行して進める。

店番交代。発送準備進める。店頭買取1件。品出し少し進める。最近買取依頼が少ない。この日はほとんど雨降らず。

今日はこれからまた絵を描く。

2021年7月7日水曜日

ゆっくり定休日(2021年07月06~07日)

05日夜

閉店後、本の出荷。さくらももこ「コジコジ」読み終える。筋トレしてシャワー浴びて寝る。


06日

朝8時前に起きる。ゴミ捨て、洗濯物たたむ。朝ごはんはパン。絵をやる。キャンバス1枚完成。ちょっと昔にやってた感じの絵ができた。

外出、ヤンフーさんへ行く。この日はyoms店頭でも出張販売をやってくれた兒島さんの、出張営業初日。今後毎週火曜昼にやっていくらしい。オープンの数分前に着くが、早くもお客さんが数名待ち構えていた。チキンカレーとアイスチャイを頼む。おいしい。食べながらスケラッコ「にぬき・ビール・デマエ」おまちどう、またきたよ!のニ冊を読み終える。

自転車こいでサウナへ。久々に来たら、ごはんを食べたばかりにも関わらずけっこうジュワジュワときた。おじいさんが自主的に脱衣所を掃除していてなんか良かった。休憩スペースでネルノダイスキ「いえさがし」読み終え、上林暁「聖ヨハネ病院にて/大懺悔」(講談社文芸文庫)読み始める。出て、西村ジョイで家具転倒防止用の突っ張り棒を購入。

青猫さんへ。こちらも久々。マンゴーアイスとマンゴーレアチーズケーキのセットと、アイスコーヒーを頼む。アイスもケーキもおいしい。濃いめのコーヒーもお菓子に合う。読書。レコード棚にはPatty WatersやGodzなどESPの諸作や、フルクサスアンソロジーのレコードなどが面出しされている。すごいな。会計の時に竹内さんが「まどさんのマンガ面白いです」と言ってくれてうれしかった。

一度帰宅し、スーパーへ買い物。戻って少し絵の続きをやる。明日の弁当用にゴーヤチャンプルーを作る。夕ご飯は余り物のおかずとそば。

黒沢清「クリーピー 偽りの隣人」見る。香川照之の演技がすごい。この映画はまども以前見ていたので、二人でいろいろ感想を話し合う。12時頃寝る。


07日

朝8時に起きる。ゴミ捨て。弁当用に鮭を焼く。まどがパンを買ってきてくれて、この日も朝ごはんはパン。クリームチーズとパイナップルジャムを一緒にはさんで食べるとおいしい。読書。外出、銀行や郵便局をまわる。ナルホドでスケッチブックと絵の具を買う。図書館へ。本二冊借りる。灸まん美術館学芸員の西谷さんが講演の際に作られた資料「和田邦坊が遺した漫画・小説」が配布されていたのでもらう。「聖ヨハネ病院にて/大懺悔」読み終える。家に帰り、青じそドレッシングのサラダを作る。

開店。これから週末にかけて天気は悪くなる模様。気圧で頭が痛くなってきた。山陰では大雨、島根では一部地域で避難勧告も出ている。こないだは熱海で土砂災害が起きたし、ここ数年で梅雨が恐ろしい季節になってしまった。昨日買った突っ張り棒で棚を固定。品出し進める。

今日はこれから料理。

2021年7月5日月曜日

図録(2021年07月05日)

04日夜

閉店後、本を出荷してスーパーで買い物。帰ってちりめん山椒をつまみにチューハイを飲む。うまい。蒸し暑いとお酒が飲みたくなる。いろいろ音楽聴く。キャンバス進める。いい感じになってきた。シャワー浴びて寝る。


05日

朝8時起き。蒸し暑い夜が続いているけどこの日は良く眠れた。朝ごはん食べてさくらももこ「コジコジ」続き読む。やかん君と次郎が好きだな。コジコジと次郎の漫才みたいなやり取りはおもしろい。郵便局で発送してから喫茶店へ。パウル・クレー「造形思考」上巻読み終える。帰って、実山椒ドレッシングのサラダを作る。具材は玉ねぎ、レタス、パプリカ。少しだけキャンバス進める。久々に午前中好きなことができた。

開店。お客さんは少ない。発送準備進める。新しく設置した棚に本を移動する。今までバラバラの場所に置いていた旅行、登山/アウトドア、探検/紀行文、鉄道など旅に関係する本をまとめてみる。楽しい感じになった。

昨日出した萩原朔太郎「青猫」(集英社文庫版)の表紙に使われている木版画に見覚えがあり、確認してみると高松市出身の版画家秋山泰計(あきやまたいけい)によるものだった。秋山泰計の版画は奇妙で禍々しくもどこかユーモラスで、強烈な印象を残す。戦後の一時期をブラジルで過ごしていたこともあったらしい。

お客さんから、型染作家三代澤本寿(みよさわもとじゅ)のことを教えていただく。柳宗悦や芹沢銈介に師事し、長野・松本の民芸運動に貢献した人物らしい。今年大阪日本民芸館でも展覧会が行われていたようだ。どことなく南方のエキゾチックさが漂う作風。

秋山泰計も三代澤本寿も書籍としての作品集は刊行されておらず、図録もあまり出回っていないようだ。秋山泰計のことは図録が一度入荷してそれで知った。何がしかの出版物として残っていることは大事だな。

明日は久々にゆっくりできる定休日になりそう。サウナに行く予定。

2021年7月4日日曜日

まんが(2021年07月03~04日)

02日夜

閉店後、ゆっくり風呂に入る。疲れたので什器の組み立ては明日にまわした。ベッドに横になり、本でも読もうと思ったけど気が乗らず、マンガにする。さくらももこ「コジコジ」読み始める。以前キャンバスを寄付していただいたIさんが「コジコジはね、良いんだよ~」とよく言っていたのを思い出す。コジコジは哲学的と取れることも、無意味でくだらないことも、残酷なこともなんの前触れもなく口に出すのがいい。思わず何度も笑ってしまう。まどが新しいマンガを描いた。まどから「少女マンガで読んだことあるのは何?」と聞かれて、そういえば萩尾望都の「半神」と岡田あーみんの「お父さんは心配性」くらいしか読んだことないかもしれないと気づいて、「ずいぶん違う二作だね…」となったことがモチーフになっている。


03日

朝8時に起きる。昨日大家さんからジャムなどをいただいたので、朝ごはんはパン。まどのマンガへの反響が大きい。生活の一コマを描いたマンガはなんだか明るい気分になる。自分一人でばかり店のことをやっていると多分固い印象になってしまうので、まどがこういう親しみやすいポップな感じをたまに出してくれるのはありがたい。

午前中は店の什器の組み立て。なんだか異常な蒸し暑さで、すぐエアコンをつける。なんとかできるところまでやれた。設置は翌日。スーパーへ買い物。なんだかお湯の中を歩いているみたいな気分。お昼はサラダうどん。外出、喫茶店でパウル・クレー「造形思考」読み進める。さすがにおっさんが一人喫茶店で「コジコジ」を読みながら笑いをこらえるのはためらわれた。

「『ヴァイオリンよりはむしろヴァイオリンについて』とは、目に見える外見よりも、その構造を、内的なものを、本質を、という意味である。」(上巻、p238)

ボールペンで2枚スケッチブックに描く。家に帰ってキャンバス少し進める。

まどと店番交代。品出しを進める。夜から雨。以前は気圧が低くなると頭が痛くなることが多かったけど、最近はお腹が痛くなる。夕ごはんはまどが作ってくれたポークソテー。

閉店後本の発送。まどが自分の作業場(といっても、今は買い取った本や雑誌がたくさん置かれている)の整理をしてくれている。まどは物の整理整頓が苦ではなく、むしろ楽しいようで、もりもりやってしまう。すごい。最初は自分の中の「物の住所」を変更されるのが嫌だったけど、もう片付けられるのにも慣れた。そんなことを言っている自分もこないだはリビングの天板の模様替えをしたし、生活への意識に影響を受けているなと感じる。シャワー浴びて本を読んで寝る。


04日

朝8時に起きる。暑くて体が動き出すのが遅い。朝ごはんはレタス、生ハム、チーズのサンドイッチ。おいしい。

まどと一緒に店の新しい什器の設置と、そこに置く商品の整理。入口にもどかどか物を置くのでエアコンつけず。暑い。zineを入れるのに使っていたウォールポケットもよく見るとけっこう汚れている。映画パンフレットや背表紙のない紙ものを置くコーナーも作る。省スペース、かつ見やすくなったのでは。午前中からハードな作業をやって二人とも疲れてしまったので、昼ごはんは一福でうどん。とり天にはいつも大根おろしを添えてから、レモンをしぼって醤油をかけて食べている。

開店。暑いせいかお客さんは少ない。発送準備進める。画家のはまぐちさくらこが来てくれて、いろいろ話す。一時期あまり絵を描いていなかったと聞いていたけど、最近はまた描けるようになったらしい。絵のことを最近の体調のように気軽に話せる友達がいるのはうれしい。本もたくさん買ってくれてありがたかった。午前中の作業でどかした本の整理をする。夏至が過ぎて、日が暮れるのが少し早くなった気がする。

今日はちょっとお酒でも飲みたい。キャンバスも進めたい。

2021年7月2日金曜日

表情(2021年07月01~02日)

30日夜

閉店間際に栗金商店の二人が来てくれて、映画のことなどいろいろ話す。雨が降ってきた。閉店後、まどと話す。シャワー浴びる。

アーティスト/モデルのColliuさんが昨年秋に亡くなっていたことを知る。8年くらい前に平間貴大とやった展覧会を見に来てくれて、齋藤さんの絵が気になっていた、と言ってくれて嬉しかった。その後、練馬へ林香苗武の個展を見に行った時に偶然会って、少し話した。雑誌などで見かけるたびに「また絵を見てもらいたいなあ」と思っていたので、とても悲しい。優しい人が早く死ぬのは本当に嫌だ。
絵を描いて展覧会とかをやっていると、卑屈でもなく偉そうでもなく、何か確信に満ちた表情をした人がやって来ることがあって、Colliuさんはそういう存在として自分の中にあり続けていた。今後もそういう人を待ち続けていたいし、そのために作り続けたい。

少しキャンバスを進めて寝る。


01日

朝8時前に起きる。ごはんを食べて、少し絵を描く。まどと同じタイミングで外出、本の発送。帰って料理。たたききゅうりと手羽の照り焼き(花椒入り)作る。再び買い物へ行くため外出。スマートレター、ハケ、プリンターインクなど購入。帰っておとといホームセンターで買った板にニスを塗る。テーブルの天板を新しくした。

開店。店頭買取1件。お客さんはそこそこ。売れた冊数は少ないけど単価の高いものが多かった。ありがたい。発送準備、メール連絡進める。ネットで注文したkeenのサンダルが届く。いい感じ。しかしどうにもやる気が出ない。先月・先々月の帳簿のまとめもやろうとするが、この日は途中まででおしまい。

閉店後、2階のキッチン/リビングにバルサンをたくため食器などを移動。バルサンたいてベッドの上で本を読む。疲れてそのまま寝てしまった。


02日

朝8時に起きる。ゴミ捨て、昨日移動したものの整理。朝ごはん。シャワー浴びて外出。本を発送し喫茶店へ。スケッチブックにボールペンで少し絵を描く。パウル・クレー「造形思考」読み進める。

「画家は顕微鏡に興味があるでしょうか。歴史には?古生物学には?ただ比較のために、ただ可動性の意味においてのみ興味をもつだけです。自然に忠実であるかどうかを科学的にチェックすることには画家は興味がありません。自由の意味でのみ興味をもつだけです。」(上巻、p197)

家に戻り、什器に使う板にオイルステインを塗る。なんとなく描きかけのキャンバスにも塗ってみたら、予想外の不透明度と色味で、大失敗。ここからどうしよう。

開店。この日のごはんは昨日まどが作ってくれていたカレー。お客さんの数はそこそこで、なんとなく県外からかな?という方も。午前中行った喫茶店では隣の女性二人組の会話が韓国語で、だいぶ久しぶりに聞いた感じがした。外国人観光客の人手が戻ってくるのはいつになるだろうか。発送準備を進め、昨日の帳簿まとめ続き。苦戦。ほか雑誌のネット出品など。この日も気分がいまいち。だるい。やるべきことは変わらないんだから、適度に休みつつこなしていくしかない。大家さんからお中元?のドレッシングやジャムの詰め合わせをいただいた。うれしい。

今日はこれから什器の組み立てをやる予定だったけど、疲れたので明日にまわすかも。