29日
朝8時起き。
この日はまどが昼間店番をしてくれることになった。お茶飲みながら本を読む。ヘンリー・ミラー「南回帰線」読み終える。
料理。きのうコチ(魚)を初めて買ってみた。大根と一緒に醤油、しょうが、みりんで煮つけにする。冬菜とちくわと油揚げの炒め物も作る。昨日の夜に作ったハム入りポテトサラダを加えて完成。
外出。商店街の人手はそんなに少なくもないようだ。
サンリンシャに行って、「さよたんてい」追加5冊受け取る。びっくりさんもいて、久しぶりに少し話す。
ルヌガンガに行く。この日はネジマキネコさんが店内で出店していた。お客さんが多い。米本浩二「評伝石牟礼道子 渚に立つひと」買う。
店に戻り、まどは頭が痛いそうで、早めに交代する。
お客さんが多く、ありがたい。昨日は全然だった。やはり気圧がグンと下がってくる日はだめだな。
「渚に立つひと」の表紙を見ていると、なんだか涙がこみ上げてくる。今もし存命だったら、どんな言葉が出てきただろう。
千葉さんが久しぶりに来てくれて、「サン」という雑誌をご納品。「サン」は障がい者サービス事業所の名称でもあり、「アートリンク」というアーティストと障がい者とが一緒に創作活動をする事業を行っている。この冊子はアートリンクの皆さんの作品や活動を紹介するもの。編集でダイゾー君、デザインでサンリンシャの蓮井さんも関わっている。
岩男淳一郎「絶版文庫発掘ノート」読み始める。1983年に出た本だけど面白い。「いや、これは新版で出てるはずだぞ」と思って調べ直したり、いろいろ復習になる。
夜はさっこライブ。時々換気をしつつやる。今回はお店にある本からお客さんにフレーズを拾ってもらい、それを歌詞にして即興で歌うというもの。マスクをお客さんに配って、言葉を書いてもらい、それを見ながら歌ったりしていた。
バイト行って、久々にアプリでビート作って寝る。
30日
朝9時起き。ハムエッグを作って食べる。
公園で本を読む。「絶版文庫発掘ノート」面白い。希少本を掘る楽しみだけでなく、とにかく作品を読んで、その文章の素晴らしさに触れてほしいという熱が伝わってくる。「真の読書人とは骨董屋ではない」。
開店。だんだん雨模様になってきた。お客さんは少なめ。店頭買取4件。
明日進学で香川から秋田へ引っ越すというアシュリーが来てくれた。アシュリーは工芸高校でF3という美術雑誌を作っていて、一緒に雑誌を作っていた汐音ちゃんも同じ大学へ通うことになっている。2人はすごく情熱を持って取り組んでいた。大学に行ってからも、卒業してからも、何か面白いことをやっていきそうな気がする。店をやっていれば帰省時にその話を聞くことができるので、これからも続けていきたいなと思う。
「文藝」次号はCOVID-19のことを取りあげているようだ。速い。
今日もバイト。
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