閉店後、レシートの入力やブログの更新などをやる。在庫整理。
帰宅、風呂。アンナ・カヴァン『愛の渇き』読み進めて寝る。
09日(火)
いつもより早く、朝7時に目が覚める。朝ごはんを食べて筋トレ、読書。
9時になり外出。レンタカーを借り、店で本の運搬用のカートンなどを積んで買取先へ。話をくださった古物業者さんは既に中で作業中、ご挨拶して自分も本の選別にかかる。今回は必要なものだけ買い取ってくれて良いとのことで少し楽な気持ちで向かったけれど、事前に本棚の写真はいただいていたものの、実際に入ってみると思ったよりも量が多い。合計おそらく1万冊弱に目を通し、文学、郷土、歴史民俗など中心にピックアップ。蔵書をお持ちだった方は医師をされていたそうで古い医学書やビジネス書が多かったが、これはどうにも買取が難しい。全体の量に比べれば買取可能な本は少なめだったけど、それでもありがたかった。先輩の古物業者さんの仕事ぶりを少し拝見できたのも良い経験になった。
一旦家に行き、シャワーを浴びて着替える。まどもお腹が減った様子。上原屋でうどん。そういえば上原屋はざるうどんの他に「冷やしうどん」があるが、これはいわゆるひやかけ(水でしめたうどんに冷たい出汁をかけて食べる)ではなく、水でしめたうどんが水を張ったボウルの中に入って出てきて、それをざるうどんと同じつゆで食べるというもの。これはあまり他のお店で見ないような気もする。
自民党総裁選の話などをしながら丸亀へ向かう。猪熊弦一郎現代美術館で大竹伸朗展『網膜』。国立近代美術館での展覧会からそれほど時間も経っていないように思えるけれど、今回の展示のほうが自分は楽しめた。大竹伸朗の展覧会はキャプションを見ながら「あの絵とこの絵はパッと見似たように見えるけど、制作年を見ると30年くらい時間の開きがあるんだな」と、時間の経過/ボキャブラリーの蓄積に思いを馳せるのが楽しい。今回の展示の網膜シリーズは90年代初期と2010年代以降の作品が中心に展示されており、同じシリーズで構成されているほうがそういった発見が起こりやすいような気がした。
よろずやさんへ行き、スツールを見る。経年加減が良い感じの青い木製スツールを1つ購入。
コメダに入って休憩。まどは広島、尾道、鞆の浦あたりを旅行したいようだが行程を決めかねている様子。どういう物事に興味があるのか聞き出して自分も少し調べたりする。コンサルタントみたいだな。読書。
びんび三昧で回転寿司を食べて、スーパーに寄って帰る。『愛の渇き』読み終え、ダリオ・アルジェント『4匹の蠅』見る。ホラーというよりはサスペンス。「おっ」と思わず声が出る変わった撮り方の箇所がいくつかあった。しかし脇役たちのキャラクターが強く、見ていてシリアスになったり笑ったり、感情が忙しい。少し冗長に感じる部分もあるし、4匹の蠅ってえっ、そこ?となったし、奇妙なアンバランスさが残る映画。
シャワーを浴びて、『民藝 MINGEI — 美は暮らしのなかにある』展図録を少し読み、寝る。
10日(水)
朝7時半に起きる。朝ごはんを食べてお弁当の準備。腕立てやる。
レンタカーを返し、南に入って『民藝』続き読む。益子はまた改めて行ってみたい。その後店に行き、昨日買い取った本の整理。かがんだ拍子に腰が「グキッ」となりかけてびびる。ぎっくり腰は恐ろしい。
開店。雨が降ったり止んだりの不安定な天気。品出し、発送準備、在庫整理進める。変な天気の割にはお客さんがけっこう来てくれて、それなりに売れた。自分は昨日の疲れもあってか、少しどんよりとした気分だった。
閉店後、帳簿付け、本の発送。作業部屋の整理。キャンバス少し進める。24時前に帰宅。シャワーを浴びて洗い物。少し本を読んで寝る。
11日(木)
朝8時過ぎに起きる。朝ごはん、洗濯。少し読書。
外出。作業部屋へ行き、キャンバスの続き。完成。後でもう少し描き加えるかもしれない。今日はアルバイトN君が作業してくれる日なので片付け。冷蔵庫の掃除もする。
開店。火曜日に買い取った本を中心に品出し進める。この日は均一本やセットコミックがよく売れた。しゅう君が久々に来てくれて、いろいろ話す。ここ最近は勉強で忙しかったようだ。DJの予定を気にかけてくれてうれしい。次は21日のBOOK WEEKENDで選曲の予定。もう10日後だ。
閉店後、早めに帰宅。シャワー浴びて、ビールを飲みながらジャン=リュック・ゴダール『ウィークエンド』見る。途中の渋滞のシーンで、自分もそばで音だけ聞いていたまども「うるさいなー」となる。横移動のカメラ、スラップスティックな勢いはあるけどあまり笑えない怒号と血と暴力。自分はちょっと退屈に感じてしまった。
12日(金)
朝7時に起きる。まどはこの日尾道へ旅行兼取材。自分も早めに外出し、南に入る。『民藝』続き読み、ノートにドローイングを描く。
10時半、ご近所で出張買取。段ボール2箱分ほどで内容はいろいろ。歌舞伎や生け花関連など少し調べたいものもあり、後程査定額をご連絡してお振込みということにさせてもらう。店に戻り、在庫整理。
開店。品出しなど進める。均一本に哲学・思想関連の文庫本をごそっと追加。だいたいは岩波文庫旧版。高知の阿部航太さんから仕入れた、映画『街は誰のもの?』関連のzine2種のお金を振り込み。メール連絡。夜、暗くなった頃に激しい雷雨。瀬戸大橋線は通常運行している模様。良かった。ちゃゆう君来てくれる。
そろそろもう少し大きく動くべきなのかもしれない。
今日は残業して査定。
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